【Q&A】心室性期外収縮の薬の副作用について(抗不整脈薬・抗不安薬)

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7年前、心室性期外収縮と診断され、精密検査で心配のないものと言われました。
期外収縮が始まり、息苦しく辛い時だけ服用するようにと、抗不整脈薬と抗不安薬を処方されています。薬とのつきあい方を教えて下さい。期外収縮から心配な不整脈に移行することはないのでしょうか。また精密検査は何年おきに必要でしょうか?(55歳 女性)

専門家による回答

すべての薬物にはそれなりの副作用があり、服用頻度や量が増加すれば、副作用の頻度は高まります。したがって、必要最小限に用いるというつきあい方が適切で、「つらい時だけ服用する」というのは、良い方法と思います。
また心配な不整脈への移行ですが、心臓に他の病気がない限り、移行することはありません。
精密検査についてですが、心臓に他の病気がないと一度確認されれば、5年ごとぐらいに精密検査を受け、再確認されてはどうでしょう。あるいは、期外収縮のことが不安になった時に、精密検査を受け、安心を確保するという方法もあるでしょう。

(2017年1月9日(月)〜12日(木)放送関連)

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