2017年02月26日 (日)

白き山 恵み遥(はる)かに ~石川県 白山市~

hakusan-main.jpg古くから山岳信仰の聖地として親しまれて来た霊峰白山。その麓の石川県白山市では、雪深い山里から日本海沿岸の漁港まで、白山から流れ出る水が地域独特の文化を育んでいます。水質の良さを生かした昔ながらのこうじ造りや、そのこうじを使った家庭での味噌造り、北前船の寄港地だった漁港でのフグの卵巣の糠漬けなど、冬期に最盛期を迎える発酵食品の伝統文化と、今も山への感謝を忘れない人々の暮らしを訪ねました。

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2017年02月19日 (日)

開拓の心 一滴 ~茨城県 守谷市~

moriyamain.jpg茨城県南部の守谷市。東京のベッドタウン化が進むこの町ですが、河川敷には100ヘクタールを超す広大な牧草地が広がっています。第二次大戦が終わると、満蒙開拓から引き揚げてきた人々が、新たなふるさとを求めて、入植した「開墾の地」です。入植者1世が切り開いた大切な牧草地を受け継ぎ、乳牛を飼育し続ける親子。開拓当初から支え合い、今も仲良く暮らす80代の女性たち。苦難の時代を支えあってきた人たちに出会います。

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2017年02月12日 (日)

命紡ぐ冬 ~新潟県 村上市~

murakamimain.jpg山形との県境・朝日連峰の山懐にある、新潟県村上市山熊田集落は、毎年2メートルを超える積雪を記録する豪雪地帯です。雪に閉ざされる冬、人々は厳しい自然と一途に向き合いながら暮らしてきました。山の恵みを生かして作るとち餅にふるさとの思いをのせる人。女性の辛抱強さが紡ぐ伝統の「しな布」。山の恩恵を授かる熊撃ち猟師と、そのたくましさに憧れて移住してきた人。山とともに、たくましく生きる人々を訪ねます。

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2017年02月05日 (日)

山眠り 春望む ~群馬県 みなかみ町~

minakamimain.jpg群馬県のみなかみ町・藤原地区は、関東有数の豪雪地として知られます。冬の間、深い雪に閉ざされるこの集落では、独特な食や文化が発展してきました。黒豆とこうじを雪原にさらして作る「しょうゆ豆」は、冬の貴重な栄養源として、今も集落の人々の間で食べ継がれています。吹雪の日の楽しみは「通信句会」。身の回りの暮らしを俳句に詠み、冊子にして、お互いの暮らしぶりをしのび、楽しんでいます。深雪の里の人々と出会う旅です。

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2017年01月29日 (日)

心つないで トコトコと ~栃木・茨城 真岡鉄道~

mookamain.jpg栃木県茂木町と茨城県筑西市をつなぐ、第三セクター「真岡鉄道」。沿線の学校に通う高校生をはじめ、地元住民の足として利用されています。鉄道で通う高校生たちにとって、車内は心を通わせ合う大切な場所です。終着駅に待つのは、運転士をいつも気遣う、母親のような駅員。鉄道人生60年、今も現役の老機関士の思いは、若手社員たちにも受け継がれています。人々のこころとこころをつなぐ、ふるさとの鉄道を訪ねます。

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2017年01月22日 (日)

ひだまりの岬で ~神奈川県 三浦市~

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神奈川県の南部、太平洋に突き出た三浦半島。三方を海に囲まれた温暖なこの地には、海からはマグロ、畑からは大根と、食のめぐみがあふれています。全国有数のマグロの水揚げを誇る港で、日々マグロを見極める仲買人。漁師の大漁や町の繁栄を願う大漁旗をつくりつづける染め物職人。地元のマグロから肥料をつくって、伝統の三浦大根の栽培に励む農家の親子。海と半島の大地がもたらす恵みとともに暮らす人々を訪ねる旅です。

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2017年01月15日 (日)

高嶺の街 きらきらし ~静岡県 富士市~

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静岡県富士市は、富士山の湧水に恵まれた全国有数の「紙のまち」。町には、豊かな水を使った製紙工場が立ち並びます。夕暮れとともに、町はその姿を一変、暗闇に浮かび上がる富士を背景に工場郡の夜景が浮かび上がります。工場夜景に少年時代の思い出を重ねる男性、その灯りのもと夜通し働く労働者。さらに、工場夜景を見つめながら半世紀にわたり名産のしらす漁を続ける漁師。工場夜景に思いを寄せる人々に出会う旅です。

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2017年01月08日 (日)

海荒れて 恵みあり ~青森県 風間浦村~

ankoumain.jpg津軽海峡に面する青森県・風間浦村は、一年を通して豊富な海の幸に恵まれます。冬の風物詩は、集落の漁師総出で行われるアワビ漁や、生きたまま水揚げされるアンコウ漁。漁師たちはわずかなナギの日を見つけて、冬の海へと繰り出します。アンコウの刺し網を集落に広めた漁師と、父の後を継いだ若手漁師。義母から継いだアンコウ料理の味を守る旅館の女将。津軽海峡の幸とともに暮らしてきた漁村の冬の営みを訪ねる旅です。

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2016年12月30日 (金)

特集 小さな旅 2016 彩りの四季

irodori.jpg今年、「小さな旅」では、数回に渡り、全国各地の春夏秋冬の彩り豊かな風景と、その地に生きる人々の営みを、スーパーハイビジョンカメラで撮影してきました。春は埼玉・幸手の全長1キロの桜並木。夏は尾瀬の湿原と高山植物。秋は北アルプス・涸沢のあこがれの紅葉。冬は有数の豪雪地帯である長野・飯山。番組が見つめた、色彩あふれる景色、そして、土地での人々の暮らし。美しい風景と人の物語、この1年の総集編です。

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2016年12月25日 (日)

神集い 縁結ぶ ~島根県 出雲市~

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縁結びで名高い出雲大社がある島根県出雲市。旧暦10月は全国各地の八百万の神々が出雲に集う「神在月」として知られ、良縁を求める参拝客でにぎわいを見せます。地元では、神と共に生き、ご縁を大切にする暮らしが営まれてきました。ご縁の力に感謝し生きるUターンの女性。しめ縄を5代に渡って作り続ける家族。神に捧げる神楽の習得に励む地元の高校生。目に見えないものに寄り添う出雲の人々を訪ねる旅です。

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