2017年10月08日 (日)

朝市は天使のゆりかご ~宮城県 仙台市~

sendaimain.jpg北の拠点、宮城県仙台市。ビル街の一角に「仙台朝市」と呼ばれる商店街があります。戦後の食糧難の時代に始まり、店主たちは人とのふれ合いを大切にしながら商売を続けてきました。お客と会話しながら、希望に沿って商品を用意する文化が今も残ります。この朝市の最大の特徴は、保育園があること。朝市を散歩する子どもたちを、店の人たちは宝物のように受け入れ育んでいます。温かな助け合いが息づく朝市の暮らしを見つめます。

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2017年10月01日 (日)

風を友に 前へ ~茨城県 霞ヶ浦~

kasumimain.jpg茨城県南東部に広がる霞ヶ浦は、日本で2番目に大きな湖。平野にあって周囲にさえぎるものがないため、季節や時間、場所によってさまざまな風が吹きぬけます。湖畔の人々は、風と深い関わりを持って暮らしています。風を読んでシラウオの漁場を見極める若手漁師、風の表情を感じるようになったヨット部の女子高生。風を利用した「帆引き網漁」の伝統を伝えるベテラン漁師と若い兄弟。さわやかな風とともに生きる人たちを訪ねます。

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2017年09月24日 (日)

少女の夢 湯にきらめく ~兵庫県 城崎温泉~

kinosakimain.jpg兵庫県北部にある城崎温泉。1000年以上の歴史をもつ7つの立ち寄り湯が人気で、多くの観光客が訪れます。町の人々は「共存共栄」を合言葉に、仕事の合間に手作りの夜店や灯籠流しなどのイベントを行い、観光客をもてなします。城崎の夏は1年で最も「夜」がきらびやかになる季節。老舗の旅館を受け継ぐ若旦那、父の食堂の手伝いを始めた女の子。支えあって温泉街を盛り立てる人々の夏のひとときを訪ねます。

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2017年09月23日 (土)

サンゴ華やぐ海と ~鹿児島県 喜界島~

kikaimain.jpgサンゴ礁が隆起してできた世界的にも珍しい島、鹿児島県喜界島。海中には今も豊かなサンゴ礁が広がり、透き通る青い海は魚たちの楽園です。サンゴのミネラルを豊富に含んだ土壌での農業や、サンゴの化石を利用した石垣など、島民の生活はサンゴと共に育まれてきました。サマーキャンプでサンゴが大好きになった島の少年、故郷の海を求めて60歳で島に帰ってきた人、サンゴの恵みと共に暮らす人々に出会う旅です。

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2017年09月10日 (日)

せせらぎ 幾久しく ~埼玉県 熊谷市~

kumamain.jpg埼玉県熊谷市の市街地の中央を一直線に流れる星川。太平洋戦争最後の空襲といわれる熊谷空襲で大きな被害を受けた後、改修され、復興のシンボルとなりました。いつもともにあった川を愛し庭のように手入れする男性、祖父が焼け野原から興した川沿いの花屋を継ぐことを決めた若者、戦災を乗り越え守られた伝統・熊谷染の技を伝える職人。空襲で傷ついても、力強く立ち上がった星川に思いを寄せて生きる人々を訪ねます。

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2017年09月03日 (日)

山の歌 夏 花立ち 燃ゆる ~伊吹山~

ibukiyamamain.jpg滋賀県と岐阜県の境にそびえ、琵琶湖を見おろす伊吹山。標高1300メートルほどの山ですが、さまざまな花が咲き誇る「花の山」でもあります。一度は荒れた花畑をよみがえらせ、手入れを続ける人々。患者さんを花で元気づけるために、足繁く通うお医者さん。夏の夜、山頂に現れるホタルの神秘の光を追い求める人。伊吹山が育んできた命は多くの人を魅了しています。山が最も華やぐ季節、その輝きに触れる旅に出ます。

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2017年08月27日 (日)

わだつみ 命たたえて ~千葉県 南房総市~

bosomain.jpg

房総半島の最南端、千葉県南房総市。隆起した広大な磯と、黒潮と親潮のぶつかり合う豊かな海に囲まれ、古くから海女漁や沿岸漁業が盛んに行われてきました。全国的にも珍しい「料理の神様」が祀られる神社では、料理人たちの“命ある食材”への感謝の祈りが捧げられてきました。夏、小さな港町に、巨大なクジラが水揚げされます。豊富な海の幸に恵まれ、伝統の食文化を受け継いで生きる人々の暮らしを訪ねます。

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2017年07月30日 (日)

水鏡の郷 潤う ~秋田県 にかほ市~

nikahomain.jpg

秋田と山形の県境にそびえる鳥海山。その麓の秋田県にかほ市は豊かな湧き水の街として知られます。田植えの時期、水の張られた水田に姿を現すのは、九十九島。松の生えた島々が水鏡の中に浮かぶ絶景です。田植えがすむ頃、始まるのが沿岸部の岩ガキ漁。海底から伏流水が湧き出るこの海は、透明度が高いのが特徴です。冷たい海でじっくりと成長し甘いカキに育ちます。鳥海山の湧き水とともに暮らす人々と出会う旅です。

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2017年07月23日 (日)

山の歌 夏 命躍る峰々 ~蔵王山~

zaomain.jpg宮城と山形の県境に連なる蔵王連峰。標高1500~1800mのなだらかな稜線が広がります。麓から山頂にむけ進む雪どけ。ひと息遅れて、新緑の芽吹きが進みます。青葉もゆる森に、長い冬を越えた命の喜びがあふれます。山頂にあるのは、蔵王のシンボル「御釜」。日に日に強くなる太陽の光をうけ、火口湖はエメラルドグリーンの輝きを放ちます。彩り豊かな山の表情に魅せられた人々と命躍る6月の蔵王を旅します。

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2017年07月16日 (日)

深山に幸いただいて ~青森県 西目屋村~

sirakamimain.jpg広大な広葉樹の森が広がる世界自然遺産「白神山地」、その山懐に抱かれた青森県西目屋村。遅めの田植えが終わる6月、村には、薪(まき)割りの音が響きます。厳しい冬の間に使う薪を、夏の間に蓄えるのです。村は、山の恵みを受けて暮らしてきたマタギの里。人々は春から夏にかけては、山菜にキノコ、イワナを採り、冬は熊やウサギなど、狩猟を行い、暮らしてきました。山を敬い、山とともに穏やかに生きる人たちと出会う旅です。

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