2016年12月18日 (日)

麗しの郷里 はるか ~埼玉県 日高市~

hidakamain3.jpg埼玉県南西部、日高市の高麗(こま)の里。高麗とは、古代、朝鮮半島から渡来した人たちが開いた「高麗郡」に由来するといわれます。里にある「高麗神社」は、その歴史を、守り伝えてきました。里が紅葉に包まれる秋、暮らしの風景を残したいと水彩画にいそしむ男性、氏子たちが伝えてきた伝統の獅子舞に挑むアメリカ人を父に持つ中学生など、悠久の時間の中に、ロマンを求める人々と出会う旅です。

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2016年12月11日 (日)

黄金色に照らされて ~愛知県 稲沢市~

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愛知県西部、稲沢市祖父江町(そぶえちょう)。晩秋、1万本のいちょうが色づき、まちは黄色に染まります。冬の北風を防ぐ防風林として古くから植えられてきたいちょうの木々。その恵み、ぎんなんの出荷量は全国でも有数です。「おいしいぎんなんを届けたい」と粒が大きく、味が濃いものを選んで出荷するのは90歳を迎えるベテラン農家。父から受け継いだ木を大切に守り、絆を深める夫婦。いちょうと共に生きる人々に出会う旅です。

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2016年12月04日 (日)

紅葉かがやく公園で ~山梨県 甲府市~

kofumain.jpgおよそ19万人が暮らす山梨県甲府市。街の中心から歩いて10分ほどのところに大きな市民公園があります。紅葉の木々が生い茂る森、野鳥が訪れる池、小中学生が30円で入れる動物園など。明治時代から続く市民の憩いの場として親しまれています。父のあとを継ぎ、子どもたちに夢を与え続ける紙芝居師。子どものころにあこがれた獣医師になり、公園に戻ってきた女性など、公園とともに人生を歩む人たちに出会う旅です。

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2016年11月27日 (日)

みかんの里の晴れ舞台 ~徳島市 八多町~

tokushima-main.jpg四国・徳島市の南西部にある八多町(はたちょう)は、11月になると町全体が黄色いミカンで彩られます。ミカンの里の農家たちが大切にしてきたのが、人形浄瑠璃を上演するための屋外舞台「犬飼農村舞台」。明治6年から五穀豊じょうを祈るために、舞台のにぎわいを奉納してきました。舞台を飾るふすま絵は132枚。風景を次々と変える「襖(ふすま)からくり」の技法は、地元の若い世代へ脈々と受け継がれています。ミカンの里で守り継がれる伝統の舞台を訪ねます。

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2016年11月20日 (日)

山の歌 秋 彩りの谷へ ~北アルプス 涸沢~

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北アルプスの玄関口・上高地から歩くこと15キロ。3000メートルを超える穂高の峰々に包み込まれるように涸沢カールが広がります。秋の深まりとともに、紅葉に染め上げられる谷。360度の大パノラマを目当てに、1万人の登山者が訪れます。けがで登山をあきらめ、20年ぶりに、孫に背中を押されて涸沢にやってきた男性、登山者のために展望テラスを守る小屋の主人など、錦秋の北アルプスに魅せられた人たちに出会う旅です。

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2016年11月13日 (日)

山の歌 秋 心磨く古道 ~奈良県 大峰山~

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奈良県南部、標高1719メートルの大峰山・山上ヶ岳は、1300年前の開山以来、修験道の聖地として知られ、今も女人禁制を守っています。初夏から秋までの期間、全国から“講”と言われる行者たちが修行のために山に登ります。年に一度、登山を通し、仲間との絆を再確認する講のメンバー、そして古くから続けられてきた大人になるための通過儀礼に挑む地元の子供たち。山閉めを前に、参拝を続けてきた人々の営みを見つめます。

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2016年11月06日 (日)

清き玉 湧きいずる ~群馬県 赤城山麓~

akagimain.jpg群馬県の赤城山周辺では湧き水が至るところにあり、今も昔も人々に恩恵をもたらしています。玄関先に湧水地がある家では、天然の水と共に日常生活を送っています。老舗の酒蔵では赤城の水と米、技にこだわり酒を造ります。田畑に実りをもたらす湧き水の利用にはある工夫も。次世代のために、水を育む100年単位の森作りの活動も行われます。その成果を農業で体感する親子連れも。上州に「水の恵み」のある暮らしを訪ねる旅です。

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2016年10月30日 (日)

心に花を ~宮城県 女川町~

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宮城県女川町は水産業のさかんな港町。震災後の復興をめざし、若者を中心とした町づくりが進んでいます。実は女川は、600種類以上の山野草が自生する、植物の宝庫。ふるさとの風景や大切なものを失った人々が、身近にある自然に心を癒やされています。震災前と変わらずに山の草花に出会う人、花を育てることで励まされ、生きてきた夫婦など、自然に勇気づけられながら、復興に向かう人たちと出会います。

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2016年10月23日 (日)

誇りの酒 醸す街 ~広島県 東広島市 西条~

saijomain.jpg広島県東広島市の西条は、灘や伏見と並ぶ国内有数の酒どころです。10月、新酒の仕込みが始まった街には、活気があふれます。毎年この時期に開かれる「酒まつり」は、20万を超える人が訪れる秋の風物詩です。自慢の酒でもてなす酒蔵の杜氏に、酒粕を餌に養豚に挑む女性。地元の小学生たちは、30年以上続く、酒造りの喜びを表現するオペラを演じて祭りを盛り上げます。酒造りに誇りを抱く人々と出会う旅です。

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2016年10月16日 (日)

僕らの波 夢のせて ~千葉県 一宮町~

ichi-main.jpg九十九里浜の南に位置する千葉県一宮町。太平洋の荒波が押し寄せ、日本でも有数のサーフスポットとして知られています。町の子供たちは毎日海に入りサーフィンの腕を磨いたり、大会のたびに競い合ったりしています。サーフィンをきっかけに町に移住し、地元の農業の担い手としての新たな人生を見つける若者も。10月には20回続く“町の運動会”という大会が地元レストラン主催で開かれます。波とともに暮らす人々を訪ねます。

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