【Q&A】ぎっくり腰の再発が怖い 不安を軽減する方法について

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腰痛に心因性のものがあるとのことに納得いたしました。私、ぎっくり腰恐怖症です。
過去2回ほど、軽いものを経験、それ以来トラウマになり「またなったらどうしよう」との恐怖心が強く、ストレスになってます。元気に出かけていても、背中に違和感を感じただけで「もしやぎっくりの前兆では?」と歩けなくなってタクシーで帰宅し横になってほっとすると痛みはないことを知ります。その繰り返し。
「なったらなったでいいでしょう、数日たてば治るのだから」とわかってはいるのですが、恐怖ばかりです。心配し過ぎて疲れています。どうすればよいでしょうか?(70歳 女性)

専門家による回答

ストレスや不安、うつなどの精神的要因は、ぎっくり腰の要因となることがわかっています。恐怖に思う気持ちももっともですが、そう思うと逆にぎっくり腰を起こしやすくなってしまいます。
『心配すれば敵の思うつぼ』と考えて、『ぎっくり腰になっても、またすぐ治るから大丈夫』と考えたり、趣味など楽しいことに打ち込む時間を増やすようにしてください。
また、外出するときはできるだけ誰かと一緒にいるようにしたり、携帯電話を常に持つようにすると、ぎっくり腰に対する不安の軽減につながります。

(2018年7月2日(月)〜5日(木)放送関連)