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性暴力を考える

痴漢、セクハラ、性的DV、SNS性被害、レイプ…
あなたが望まない性的な言動はすべて「性暴力」です

このサイトでは 人間の尊厳を脅かす性暴力をなくし、ひとりひとりの痛みを減らしていける社会を目指して 2019年から 記事を毎週公開しています。(更新は原則金曜日)
被害に遭ったかたの思いやその後の影響、身近に被害が起きたときの対応など みなさんの声をもとに 幅広い視点で取材を続けています。
※個別の被害相談、支援のご要望などにはお応えできかねます。性暴力の相談窓口はこちら

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性暴力を考えるの記事一覧
りういち
40代・50代では、性教育は「性行為の方法を教えること」と誤解している人も多く、その人たちの子ども世代でも、親から十分な性教育が行われていない問題は起きています。学校で男女一緒の性教育が広まるようになった、今の10代や20代の世代あたりから、男女ともに「性教育」の認識が良い方向に変わりつつあると感じます。世代間の「性の認識」のギャップを埋める動きは、もっと進んでほしいと思います。
げん
職場での性犯罪の体験(目撃)では、もう20年以上前ですがバイト先の店の経営者が女子トイレ内にビデオカメラを隠し置いて録画したことが発覚し、バイト仲間の女の子達がみんな退職したことがありました。 盗撮は今でも処罰する法律がなく条例のみで刑が軽すぎると問題になっていますが、当時は条例すらなく警察を呼んでも犯罪ではないと言われ泣き寝入りだったと聞いています。 経営者以外によるカメラ設置なら当時でも建造物侵入罪になったようですが、経営者自身による撮影は罪に問えなかったとか。 男性の経営者が管理する建物内の女子トイレは、隠しカメラで個室内が録画されても、経営者の管理権の範囲内とされていたようです。それが条例で禁止されるまでに何年かかったのかわかりませんが、法整備まで20年以上というのは長すぎだと思います。
すずらん
娘が性被害にあい、母親として支える日々です。本当につらいですよね。通信制高校に進学しましたが、そこでも、特別活動学習の一環として、過去の振り返りをさせられます。また、高校の授業である公共などの社会科科目、保健、情報などの授業を通しても、被害を思い起こさせられます。このような事情を配慮して、もう少し選択の幅のある必須授業設定の実施、過去の振り返りをさせるような教育の在り方を変えてほしいと願っています。国などは、被害者保護の一環として、被害にあった子供たちが避けて通れない場である教育現場に対して、被害者が苦しみを理解するような教育を行ってほしいです。
水草
辛い、辛い、辛いと思う。 でも頑張れ そうなときこそ頑張れ、そう、頑張るんだ 自分は、小3の頃からしょう5まで、父親から性暴力を受けていました。 あるひ、お父さんと同じ布団で寝ていたら急に体を触られ、何も言えずに一晩が過ぎ去りそれが1年以上続きました。 精神的に辛かった。。。 言う見つかるかわからない 怖い でも大丈夫だった 信頼できる大人に明かした。 そこから復帰に向けて頑張った あなたも絶対にできる! 頑張れ
ボンブ
私は一度も結婚しなかった為か、女性問題をTwitterで見るうち少し関心を持ち始めました。私は男性です。私は初めてオンライン署名したのが刑法改正に関するものでした。Spring、Me too、フラワーデモ、with you、石川優実さん、伊藤詩織さん、そして幾つかの被害者の勇気あるブログなど少し読みました。警察が被害届を受理したがらないとは、日本はどんな国なんでしょうか?日本の誹謗中傷の酷さは、民度が低下した事を表すのでしょうか?長くなりごめんなさい。
りん
プライベートゾーンは見たり触ったりだけでなく「写真を撮ったり」を入れるべき。一体どれだけ盗撮や自撮りによる被害が出れば、何度要望すれば国も関係者もマスコミも変わるのでしょう? また、性暴力は親族間が多く、立場を利用した加害もいくらでもある。親だから、警察だから、先生だからというだけで信頼出来るわけではない事を大前提に報じて欲しい。
かに
人間の尊厳や人権の問題だけでなく、その行為がどのような影響を及ぼすかとか、相手も同じ感情を持つ存在という認識がおろそかになってしまっていることに対する問題でもあるかもしれません。 目先の欲望を満たすためだけの行為という点や、相手に対する思い入れを全く感じない点を考えれば、盗撮行為も、遺体に対するわいせつも性暴力として扱うべきだし、上谷さんの話す「性的尊厳」という考え方は本当に必要だと思います。
リコ
私も過去の被害で解離です。 客に襲われた際にショックでまた再発しました。 解離して交代人格がレイプを相手を受け入れて しばらく交際してました。 レイプを認めたくないから解離して付き合って レイプじゃないことにしようとしたみたいです。 今は別れて正気に戻りましたが、レイプをはっきり認識して思い出してPTSDになりました。 解離を警察が理解してくれましたが、 立件は難しいと言われました。 不幸中の幸いで別れ間際に無理矢理され負傷したのでそこを強制わいせつ致傷で立件してもらいました。 解離はごく自然な防衛本能による症状なのに 司法の理解が追いついていないのが、悔しいです。
くす子
LGBT法案が可決する見通しとなり、ジェンダーフリートイレの導入がこれから進んでいくと思われます。また、女子トイレに「性自認が女性」の男性が利用のため入ってくることも予想され、トイレが犯罪の場とならないか今から危惧しております。 「世界一危険な日本のトイレ」という内容のこちらの放送を拝見しましたが、今後その比ではない危険性が女性と子供に降りかかってくるだろうと思われます。ディレクターの佐伯さんには、ジェンダーフリートイレの危険性、偽りの「性自認女性」が女子トイレを利用することの危険性を、今後小宮信夫先生に再取材をして取り上げていただきたいです。
「性暴力を考える」取材班
コメントをありがとうございます。 スペインでは事件を受けて、性暴力の被害の実態に合った法改正を求めて、大勢の人たちが声を上げ続けた結果、法改正に繋がりました。日本でもまさに、被害者の声を受けて社会に性暴力の実態が伝わり、刑法改正に向けて要件を見直す動きが出ています。法改正を通じて、性行為における「同意」の重要性が改めて広がれば、と考えています。
rescue rainbow
永岡桂子文部科学大臣が否定した「はどめ規定の撤廃」と「包括的性教育」、性犯罪防止教育を義務化すべきです。 教育は社会の根幹であり礎です。 痴漢天国日本にしたのは政治の責任です。 命の安全教育では全くぬるい内容ですし、個人の尊厳や人権を確立する根本的な教育を年齢と段階に応じて実施すべきです。 明確に性犯罪、性暴力を悪と断じる教育が生徒間児童間性暴力、教員性暴力に対する抑止力になるし、行為に対して明確に悪と位置付けられるのです。 それを教育として明確に位置付ける事こそ、社会規範の礎として明示できる。 文部科学大臣と文科省の考えは、間違っています。 その事を社会は厳しく非難すべきです。犯罪を抑止するのは教育です。
「性暴力を考える」取材班
皆さんコメントありがとうございます。 「知識があるのと無いのでは、”まさか”と思われることが起きた時に差があるのでは」。指導者、競技者と立場に関わらず、「相手へのリスペクト、敬意の念を忘れてはいけない」。本当にその通りだと思います。そして、暴力をふるう指導者を保護者が「勝利のため」と思って渇望する、というお話も取材の中でも聞きます。 子どもたちを、一人の人間として尊重すること。どんな状況であっても、みんながその原点を大切にできるようになるにはどうすればいいのか、これからも皆さんと一緒に考え続けたいと思います。
m
19歳の頃、見知らぬ人たちから輪姦被害に遭いましたが、警察にも病院にも通報することができませんでした。「警察に言ったら殺す」という犯人たちの捨て台詞がこわかったこと。そして、警察に連絡をすることで近隣の人や親に知られるのではないかと不安を覚えたことが理由です。憎しみの感情を早く手放したいという思いもありました。今も、「被害者を増やしてしまったかも」という念に駆られます。警察や相談窓口に連絡したあと、どのようにプライバシーが守られ、どういう捜査や手助けがあるのか。その先のイメージができていれば、警察に通報できたかもしれません。誰もが被害者になる可能性もあるので防災教育同様に周知しつづける必要があると感じます。結婚・出産後も配偶者からのセカンドレイプに悩まされ、加害者理解に意識を向けるなかで、アダルトコンテンツによる間違った性の認識がはびこる現状も問題ではないかとも感じています。
「性暴力を考える」取材班
皆さん、コメントをありがとうございます。 映画やドラマで性的なシーンを撮影する際、監督と俳優の間に入って具体的な描写について合意を取り付ける調整役「インティマシー・コーディネーター」に言及するコメントがありました。 どのような役割で調整を進めているのか、日本の映画やドラマ制作現場で活動する2人のインティマシー・コーディネーターに取材した記事があります。関連記事にリンクを追加しましたので、よければご覧下さい。
侘助
幼児期の友人に性的な遊びをする子がいましたが、それが再演や追体験の行動であることに気づけたのは、私自身も様々な場面で被害にあうことを積み重ねて、大人になってから自分のされてきたことが性暴力だったと知り、理解を深めたからです。「30年経ってやっとスタートラインに立てる」ことなど、経験者から見れば当たり前な数字で驚きもしませんが、無知な人がその時間の長さを被害者を追い詰めるための材料にする時もある。被害者にとっても加害者にとっても二次加害者にとっても、足りなかったのは性教育。子供たちに真実を伝えて正しい知識を与えてほしい。