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性暴力を考える

痴漢、セクハラ、性的DV、SNS性被害、レイプ…
あなたが望まない性的な言動はすべて「性暴力」です

このサイトでは 人間の尊厳を脅かす性暴力をなくし、ひとりひとりの痛みを減らしていける社会を目指して 2019年から 記事を公開しています。
被害に遭ったかたの思いやその後の影響、身近に被害が起きたときの対応など みなさんの声をもとに 幅広い視点で取材を続けています。
※個別の被害相談、支援のご要望などにはお応えできかねます。性暴力の相談窓口はこちら

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性暴力を考えるの記事一覧
simasima
記事の内容とはあまり関係無いかもしれませんが・・。 アメリカで中絶が禁止になりましたけど、だったら妊娠したくない女性を妊娠させる事も禁止されるべきでは?と思いました。 性暴力については聞いただけでトラウマになりそうなくらい心が痛みます。 ましてや当人はどれだけ苦しい日々を過ごす事でしょうか。 社会全体が変わらなければと思います。
「性暴力を考える」取材班
皆さん、コメントをありがとうございます。 ご自身の思いや周囲の方のエピソードなど、どのコメントも深くうなずきながら読ませていただきました。性暴力被害の影響がいかに複雑で、その人の人生に長く影響を与えるものなのか。取材を通じ、改めてその深刻さに打ちのめされる思いです。性暴力による多様な影響を正しくとらえ、発信していかなくてはと改めて感じます。引き続き取材を続けます。皆さんのご意見や思いを聴かせてください。
おもち
読んでて涙が出てきました。 小さい頃、母の弟に体を触られたりそれ以上の事をされたり、寝ている間に誰にも言いたくないようなことを繰り返してされてきました。目が覚めても続く行為に体が硬直して何もいえなかったのを今でも覚えていますし、いまだに夢に出てきてパニックになって飛び起きたりします。 それからも親戚づきあいをしなければならない、恥ずかしくて誰にもいえませんでしたが、大人になり母に打ち明けたところ『どうしてもっと早く言わなかったのか』と非難され今ではもう、どうでいいや、と諦めています。 誰にも理解されないことなのだし、墓場まで持って行こう。あきらよう、と思っては偶に目に入る性被害の事件の犯人にはらわたが煮えくりかえっています。この記事を見て、私が知らなくてはいけない知識があることに感動しました。本当に素晴らしい記事を有難うございました。
りんご
2年半前、仲が良かった同僚たちとグループで遊びに行った時に、その仲間の1人から被害を受けました。 2人きりになった時に押し倒され、服を捲り上げられて、下着の中に手を入れられました。 繰り返しやめてほしいと伝えましたが、「体は嫌がってない」などと言われて、どうすればいいか分からなくなってしまいました。 同意の気持ちは無かったのですが体に力が入らず、パニックになり、うまく抵抗出来なかったです。 仲が良かったんだから本気で嫌だったことを伝えれば心を入れ替えてくれるはずだと思いましたが、その後も何度か胸やお尻を触られました。 最初はショックの方が大きかったのですが、2年半経った今、相手を見るだけで恐怖を感じるようになってしまいました。 まだ相手は同じ会社で働いています。 一生懸命耐えてきましたが、そろそろ心がつぶれそうです。
ひろ
中絶される側、母体という意味ではなく、お腹に入ってきた子の側からの意見は無いのでしょうか? 彼らの意思はどうなるのでしょうか? 生まれて、自発呼吸が出来ないと人権は無いのでしょうか? と、父親に「要らないから堕胎しろ」と言われ、母親に「産みたくない」と言われ、父親の親戚の子になった妹がいるらしい者として思いました。
実花
セクハラという言葉が広まるきっかけになった裁判がある、というのは聞いたことがありましたが、判決文は初めて目にしました。 今ですら男女格差、性差別が様々残っている中、正直「当時、しかも男性の裁判官によって、こんな判決文が書かれたなんて信じられない」と衝撃を受けました。 裁判官のインタビューで、原告が負ける結論になったかもしれないとも仰っていましたが、ご自身の中の先入観に気付かれた後、出すべき結論は何か真摯に検討された様子が伺えて、記事を読みながら感謝したい気持ちになりました。 もちろん、様々な攻撃を受け続けながら最後まで諦めなかったご本人も、周りで支えた女性達も、間違いを正そうとする人の働き一つ一つが、(女性を今よりあからさまに貶めて平気な下品な発言に、今では考えられないと思えることも含めて)今の社会に繋がって社会を少しずつよくしていると感じられる記事でした。読めて良かったです。
かに
晴野さんの話を読んでいると、昭和の末から平成の初め頃といえば「○○とはこうあるべき」という考え方だったし、無知は恐ろしいことだと改めて感じます。○○の部分が男女だけでなく若者だったり子供だったりということもあるかもしれないけど、加害者側である晴野さんの当時の上司は立場を利用して「先輩風を吹かせればおとなしくなるだろう」と考えていたと思いますし、立場を利用した様々な嫌がらせも経験の一つと捉えさせるような誤った風潮があったのかもしれません。
匿名
身近な方から性被害を受けました。 相手は反省の色はまるでなく、何もなかったかのよう社会生活を送っています。それどころか私に非があるといったようなことを言われ、1人の人間として失望しました。罰することはなかなか難しいのだとは思っていますが、これから先の障害、後遺症に苦しみながら生きていくことは非常に辛いです。性被害が繰り返されないよう、祈る日々です。

"性的DV"で妊娠 母と息子の26年

2022年2月18日 8コメント
「性暴力を考える」取材班
皆さん、たくさんのコメントをありがとうございます。 性暴力被害による妊娠は、社会が思っているよりも多く起きているのではと思います。 そんな出生の経緯を、長男に打ち明けるべきか、打ち明けないべきか。 打ち明けたあと、長男は、どんな思いや傷つきを背負うことになるのだろうか…。 マイコさんは何度も何度も悩み、葛藤しながらも 告白する道を選びました。 この選択も、被害の“その後”のひとつの形です。 記事が公開された後、長男から 「めっちゃ よかったで!おかんがおるから 俺がおるからな!ありがとう!」 というメッセージが届いたそうです。 その言葉に、マイコさんは生き延びてきたことの喜びと癒やしを感じたと教えてくれました。
タイガー
性被害・性加害については女性と男性で保護者の意識がまるで違うと思います。女性の保護者はいつ被害に遭うかと常に警戒していますが、男性の保護者は他人事の方が何と多いか。「うちは男の子でよかった」とまで言われる方も少なくありません。わが子が女性に牙をむくかもしれないということを全く考えていないのです。福祉事業所でも同じです。施設内の利用者同士の性被害性加害の事件について、「仲良くしたくてもそう言えないから許してやって」と被害女性に言って済ませた施設長がいたことを聞いています。障害者男性の性加害について「ありえないこと」「なかったこと」で済まされているような気がします。
もも
私には重い精神障害があります。 病院で男性の職員さんに私に興味があるようなことを言われることがよくありました。そのことで困って相談した女性の職員さんからもともと隠れて辛くあたられていたのがよりそうなりました。 我慢しきれずに他の職員さんに話したら私の妄想だと思われてしまいました。 女性の職員さんはやっていないを繰り返しています。真面目で通っているひとなのでこちらを信じてもらえずに他の職員さんからも責められるようになりつらくて大量に薬を飲んだり自傷行為をするようになりました。今もその病院に通わなくてはならず苦しいです。
5歳の娘が同じクラスの男の子から性被害を受け現在対応中です。パンツの中に手を入れる、トイレに連れていき用を足す姿を眺める等の行為を1年前からされていたと娘から聞かされた時は頭が真っ白になりました。娘は性被害を受けたという自覚はまだありませんが意味がわかる年齢になれば再び傷付く事になると思うと胸が張り裂ける思いです。娘はその子にもう近づいて欲しくないと家では訴えていましたが、幼稚園でお互いごめんなさいして仲直りしたと先生がおっしゃった時、娘の気持ちを考えるととても悲しかったです。このような思いをされる方が少しでも減りますように、市に幼児期からの性教育をと要望させていただきました。この記事が少しでも多くの方の目にとまりますように。そして被害に遭われた方々の心の傷が癒えますように願っています。
匿名
私も中学生の時、性的いじめに遭いました。 運動部だったのですが、気が弱かった私は、後輩や同級生部活の時にズボンとパンツを脱がされたことが何度もありました。段々エスカレートしていき、自慰行為を強要され、後輩や同級生の前で射精させられたこともありました。女子はおらず、男子しかいませんでしたが、本当に恥ずかしかったです。この記憶は今でも忘れることはありません。
H
いじめの一言で終われない。 加害者側の感覚麻痺、被害者の感覚麻痺、集団心理、正当化、抑圧、隠蔽、虚偽、犯罪などなど沢山連想させられるものがあります。 私達視聴者も馬鹿ではないので、何があったかはおおよそ察する事ができますね。 爽彩さんの夢は、検察官になりたかったみたいですね。正義感が強く、優しい子だとみうけられます。 お母様も疲弊をうかがえる背景の中、たった一人でも問題に対面し、娘を守る姿勢は、誰よりも勇敢でご立派ですね。 私は、娘を守るお母様も、正義感の強い爽彩さんも大好きです。 お母様には、もうこれ以上犠牲にならないでほしいです。 うまく言葉が浮かびませんが、どうか本来の安らかな気持ちに戻れるよう強く願います。 爽花さんにも、せめてもう、さ迷わないように、静寂と安らぎのある場所で苦しまないようにと願います。
ちぇりー
この記事を読ませて頂いて、自分も受診した方が楽になるかな?と思えるようになりました。 30年以上前ですが、自身が小6の時従兄弟に 寝ている間に下着に手を入れられたり、胸を触られたりしました。その時の恐怖は今でもはっきり心と体に残っています。後先それが1回だったのですが、従兄弟は部が悪くなったのか親戚の集まりにも一度も顔出す事もなく30年顔を合わす事は無かったのですが、2年前に私の父が亡くなった時にひょこっとお仏壇に手を合わせに来たのです。その日から、私は当時を思い出し動悸、過呼吸など身体的な症状が現れて気分が落ち込む事も多々有りとてもしんどい日々を送っております。 どの様にしたら楽になるか?考えり毎日です。
なお
今迄大変な思いをされてきただろうなと同じ女性として心が苦しくなりました。私は先日、彼の望む様なセックスをしない、出来ない、頑張らないで逃げようとする。と髪の毛を引っ張られ平手打ちをされそれから説教をされました。悔しさと悲しさから泣きじゃくってしまったのですがそんな私を見て更に酷く人格否定をされました。私は昨日、彼と暮らしていた家からどうにか逃れ今現在この文章をホテルの一室で書いています。私は明日、警察に行き今迄に受けてきたDV、金銭の要求、数々の脅しを全て告白します。その後は法テラスの弁護士さんにお願いして私と連絡を取るには弁護士さんを通じてのみとして頂き私の荷物を引き払い、その後居場所が解らなくするため住民票を他人に見せない様に市役所の方にお願いする事です。マインドコントロールされていた為一人で行動して全て終わらせる事が出来るかとても不安ですが新たな人生を送る為に戦うつもりです。
「性暴力を考える」取材班
みなさん、コメントをありがとうございます。 SNSの匿名性を悪用されれば、どんな子でも巻き込まれるリスクがあると痛感しました。被害を未然に防ぐための法整備や対策、そして被害に遭ってしまった子をそれ以上、苦しませないための適切なケアの在り方を考えていかなければいけないと思います。女性は「被害が少しでも減ってほしい」という思いで勇気をもって取材に応じてくれました。性暴力から子どもたちを守るための情報発信をこれからも続けていきます。