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この年の出来事
京都大学の山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞。受賞直後の山中教授に受賞への思いと今後について聞きました。また、高速ツアーバス事故や笹子トンネル事故、気象災害、高齢社会を取り巻く医療の最前線などを伝えました。

2012年 12月

新しい記録から見る
2012年12月13日(木)

東京電力 瀬戸際の内部改革

「福島第一原発の事故は想定を超える巨大津波が原因で、自らの責任はないー」これまで公式見解ではそう言い続けてきた東京電力。しかし、いま自らの責任を検証する取り組みが内部で進められている。社長直轄の「原子力改革特別タスクフォース」が、事故につながった組織的原因を徹底分析。津波やシビアアクシデントに対し、なぜ十分に備えられなかったのか?そして二度と事故を起こさないための“組 ...

2012年12月12日(水)

踏切事故 なぜ繰り返されるのか

11月24日、埼玉県本庄市の踏切で、70歳の男性と60歳の女性が列車にはねられ亡くなった。男性は踏切内に落とした食品を拾おうとしていたと見られ、60歳の女性はこの男性を助けようとして事故に巻き込まれた。線路の高架化や地下化などに伴って大幅に減ってきた踏切事故だが、ここ10年は横ばい。特に、高齢者の踏切事故が後を絶たない。ことし国土交通省が初めて年齢別の調査結果を発表し ...

2012年12月11日(火)

“震災漂流物”154万トンの衝撃

東日本大震災の津波によって流されたガレキ“震災漂流物”。11月、国は衝撃的な漂流予測を発表した。これまでアラスカやカナダなどに漂着し話題を集めたサッカーボールやオートバイ等はまだ序章に過ぎず、12月から本格漂着が始まるというのだ。しかもこれから漂着するのは、倒壊家屋や破損した船など、いわば“ガレキ本体”154万トン。警戒感を強める現地を取材すると、すでに“序章”の段階 ...

2012年12月10日(月)

商品のリスクをどう避ける? ~急増する安全のコスト~

減らない身の周りの製品や食品の事故。消費者の安全への関心と欲求は高まり続け、今年十月には事故原因と責任を検証する国の機関として、消費者安全調査委員会が発足した。より一層の安全対策が求められることになった企業だが、「安全コスト」の爆発的な膨張を商品価格に転嫁できず四苦八苦している。この十年で6倍、1年で千件近くにも達する食品リコール。信用のために「リスクは限りなくゼロ」 ...

2012年12月6日(木)

忍び寄る“スーパーナンキンムシ”

深夜、音もなくしのび寄り人の血を吸う害虫、ナンキンムシ(正式名称トコジラミ)。戦後、DDTの大量散布で一度は駆除されたかにみえたこの虫が今、再び海外から持ち込まれ、その被害が増加している。しかも押し寄せているのは遺伝子を変異させ、市販の殺虫剤にかつての1万2千倍の抵抗性を持つに至った「スーパーナンキンムシ」。アメリカではすでに被害が拡大し、ニューヨークの大型衣料品店が ...

2012年12月5日(水)

お葬式が出せない どうする“葬送の場”

葬儀の常識が覆されている。去年の死亡者数は126万人と10年前に比べ30万人増え、斎場や火葬場は各地で混雑。亡くなった後、葬儀まで1週間以上待つ遺族が増えているのだ。遺体をどこに安置するか?忌引きの休みは足りるか?驚き戸惑う遺族。「安置室の費用がかさんだ」「自宅で遺体が変色し可哀想だった」「心の整理がつかず疲れきった」。背景として、都市部では低価格・短時間での葬儀にニ ...

2012年12月3日(月)

突然の崩落はなぜ ~緊急報告・中央道トンネル事故~

山梨県の中央自動車道のトンネル内で、突如、コンクリート製の天井板が崩れ落ちた崩落事故。その範囲は110メートルにもおよび、複数の車が下敷きとなって火災が発生、多くの命が失われた。安全なはずのトンネルはなぜ崩れ落ちたのか、広範囲な崩落の原因は何か。現場に偶然、居合わせたNHK記者をはじめ、崩落を目の当たりにした人たちの証言や、監視カメラの映像から徹底検証。現場からの最新 ...