2016年07月12日 (火)
リオデジャネイロオリンピックを前に。
「新日本風土記」事務局スタッフです。
暑いですね。いきなりの猛暑日続きに参っております。首都圏では、雨が少なく、水不足の危機とのこと。水がめである利根川水系のダムの貯水率は、過去最低の状態が続いているそうです。本格的に給水制限となれば、熱中症も心配ですし、子どもたちの水遊びにも影響があるかもしれないし、やはりまとまった雨が降ることは大切ですね。梅雨が憂鬱なんて言って、ごめんなさい!どしどし降ってください!
さて、今週来週の「新日本風土記」は、リオデジャネイロオリンピックを前に、“ブラジル”特集です!今週は、新日本風土記として初めて海外へ飛び出した、ブラジル・サンパウロです。皆さまご存知の通り、明治の終わり、781人の日本人を乗せて最初の移民船がブラジルへ渡って100年あまり。現在では160万人あまりの日系人が暮らしています。
9歳のときに両親に連れられ、移り住んだ異国で、その後、家業を受け継ぎ、ひと筋に大根を育ててきた男性。泥棒に入られ命の危機にさらされたこともあったと言います。それでも、こつこつ育ててきた大根は、ブラジルのひとびとにその美味しさが認められ、市場ですぐに売れるとか。こうして日系人たちが丹精こめて育てた大根やほうれん草、白菜などは、少しずつ食卓に広がり、今ではブラジルに欠かせない野菜なんだそうです。
ひとりひとりが遠い異国で刻み込んだ人生に想いを寄せれば、リオデジャネイロで行われるオリンピックもまた違った感慨があるかもしれません。ぜひご覧ください!
投稿時間:11:00