2014年11月

2014年11月25日 (火)

癒やしの伊勢志摩

はじめまして。「伊勢志摩の海」を担当した名古屋局の馬場と申します。海女、伊勢エビ、アワビ、美しいリアス式海岸、どこに行っても何を食べても魅力的な伊勢志摩ですが、私が今回初めて訪れ魅了されたのは離島、神島です。鳥羽市から定期船で40分。それだけでも旅情をそそられますが、その魅力はやはり「癒し」。とても穏やかな空気が島中に流れています。  唯一の集落は急勾配の斜面にあり、島のみなさんは、みな徒歩移動。車をほとんど見かけない事が大きな一因かも知れません。

集落で食事や散策をのんびり楽しんだら、ちょっと足を伸ばして「(かん)的硝(てきしょう)」と呼ばれる展望台に行ってみましょう。(*監的硝の説明は、難しいので割愛させて下さい、、、すみません。)ここは映画「潮騒」のクライマックスシーンの撮影が行われた場所。吉永小百合さん演じる海女の初江の台詞「その火を飛び越してこい!」で一躍有名になりました。

ここから眺める海の景色は、ちょっと壮大です。対岸の愛知県伊良湖岬まではわずか2㎞。この狭い海峡を、自動車コンテナ船、原油タンカー、LNG船など超大型船舶がひっきりなしに行き交います。伊勢湾の入り口にある神島は、背後に四日市や名古屋、豊田など大工業地帯を抱えているためです。でも、日本を支える大型船舶も、どこかのんびりと見えてしまうのは、やはり神島だからかも知れません。

都会に疲れた方、仕事に行き詰まった方、癒しが欲しい方、是非一度、神島へ!

あっ!あと、ご当地B級グルメとして「とばーがー(鳥羽ガー)神島」(神島特産のタコを混ぜたポテトコロッケとキャベツのハンバーガー)も絶品です。こちらも是非。

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投稿時間:10:59 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2014年11月18日 (火)

Viewer's Choiceにご投票下さい!

「新日本風土記」事務局スタッフです。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、「新日本風土記」は英語版でも放送しています。海外の視聴者向けに放送している、NHK World。最近はケーブルテレビでもご覧頂けるようになりました。「新日本風土記」は「Seasoning the Seasons」と題して、毎週水曜日に放送しています。海外の方々からは「日本の本当の暮らしが見えて感動した」というような声をたくさん頂きます。ありがたいことです。そして、ただいまViewer’Choiceという投票に参加しております。

トップページ右下の「Viewer’s Choice」というバナーから、投票ページへと移動できます。「Seasoning the Seasons」は、Travel & Lifestyleというジャンルです。今年放送してきたなかで、特に好評だった「Nagasaki」を候補番組として選びました。海外の方々には、長崎というと、やはり原爆の悲劇が連想されるようです。そのなかで、「新日本風土記」で描いた美しい長崎の町並みや、人々のユーモアあふれる絆などは、とても新鮮にうつったようです。投票には日本の皆さまも参加できますので、もしよろしければ、「Seasoning the Seasons」に一票を投じて下さい!

そして、今週の「新日本風土記」は伊勢志摩の海が舞台です。おいしいものがいっぱい!しかも、特に年配の男性の心を釘付けにする“あの方”に関するエピソードも!見逃せませんよ!

 

投稿時間:10:43 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


2014年11月11日 (火)

旅人気分でほっとひと息

 

はじめまして、「生駒山」を担当させていただきました、大阪局の碓井と申します。入局するまで関東で生まれ育った私にとって、生駒山は馴染の薄い場所でした。しかし、一歩中に入ると、山頂の遊園地では子どもたちが遊びまわり、その中腹には老若男女が祈りを捧げていて、山中には今も御先祖が眠る…そこはまさに、ワンダーランドでした。

今回は、私も家族と一緒にまた訪ねたい、とっておきの場所をぜひ、ご紹介させてください。そこは、生駒山の山頂近く。大阪と奈良の境にあります。暗峠(くらがりとうげ)沿いの集落・奈良県西畑町の小さな喫茶と、峠の風景です。

暗峠はかつて、江戸時代には参勤交代の殿さまや松尾芭蕉が行き交った場所。今は登山客の姿がちらほら。その登山客の皆さんが、ほっとひと息つくのが峠沿いの小さな喫茶店です。番組にも登場した北村由子(よしこ)さんが、峠沿いの集落の主婦の皆さんと一緒に、山でとれたお米と、野菜を使った料理でもてなします。おすすめは、おいしいお米と北村さんの家で育てた烏骨鶏(うこっけい)の卵をつかった卵丼です。他にも、おにぎりや焼きそばも人気だそう。

ikoma.jpgそして、一緒に味わいたいのは峠の風景です。眼下には奈良の街が大きく広がります。ぜひ、峠を越える旅人気分で楽しんでください。

投稿時間:16:51 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2014年11月04日 (火)

多摩川の知られざる顔

「多摩川」を担当した米本です。

 

多摩川は、これまで数々の番組で取り上げられており、もうネタはないのではないか・・・と、事務局の皆さんにも心配されました。しかし、角度を変えればまだまだ知られざる顔を見せてくれます。今回は、番組ではご紹介し切れなかった見所を中心にご案内します。

 

【ポイント① 笠取小屋】

多摩川の源流がある、笠取山。全長138kmの多摩川の源流「水干」(みずひ)を拝むことができます。水干の上には、東京の水源への感謝を込めて大正7年に祀られた「水神社」という小さな祠があります。水の大切さ改めて思いを馳せるには、うってつけの場所です。

 

この笠取山、日帰りでも登れますが、ゆっくり楽しむのに非常に魅力的な宿があります。その名も、「笠取小屋」。ご主人の田辺静さんは、先代の父親からこの山小屋の管理を受け継ぎました。取材でも一晩お世話になりましたが、古くからファンの方々が大勢集まる、大変アットホームな山小屋です。山の湧き水で淹れた「源流コーヒー」も格別の味。

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〈源流の宿・笠取小屋〉

 

毎年5月には賑やかな「水干祭」が催されます。一度は廃れてしまった祭を、田辺さん始め地元の有志の方々が復活させました。誰でも参加でき、おいしい山菜料理も食べ放題。クライマックスは「水干の歌」という、水の恵みに感謝する歌をみんなで合唱します。「笠取小屋」で検索すれば、ホームページが見つかります。交流掲示板に、笠取小屋を愛する皆さんの書き込みも随時更新されていますので、是非そちらもご参照下さい。

 

 

【ポイント② 羽田の祭】

多摩川の河口・羽田の町。普段は静かな漁師町ですが、夏になれば浅草も顔負けの祭の町に変貌します。多摩川流域の人々は、源流も河口も祭好き。今年取材したのは、毎年恒例の羽田祭の時期でした。多摩川の河原を神輿が行き交う盛大な様子を見ることができます。

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〈羽田の夏祭・多摩川沿いをゆく神輿〉

 

羽田の神輿は、荒々しく揺らす独特の担ぎ方をします。「ヨコタ」と呼ばれ、激しい船の揺れを表現したもの。2日間にわたる祭の間、街中そこかしこで酒を酌み交わし、「羽田弁」と呼ばれる江戸っ子の方言も飛び交います。撮影でお世話になった中山さんご夫妻と話しているうち、モヒカンでバッチリ決めた名物おじさんにも遭遇しました。多摩川の河原は、どこへ行っても不思議と人が集まる「居場所」がそこかしこに。祭は毎年、7月最後の土日に開催されます。多摩川の別の顔を知りたい方は、ぜひ足をお運び下さい。

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〈多摩川の昔の思い出を話してくれたモヒカンおじさん〉

 

【ポイント③ 雪女の部屋】

そして、多摩川に多少詳しい方でも意外に知らないのが、小泉八雲の小説「雪女」の舞台となった青梅市。JR青梅線の青梅駅から徒歩5分ほどの「昭和レトロ商品博物館」に、その詳細が展示されています。tamagawa4.JPG

〈青梅の昭和レトロ商品博物館・雪女の部屋〉

 

古民家を改造した建物の2階に足を運ぶと、ちょっと恐い雰囲気の部屋が。ここは「雪女の部屋」。番組でも登場した雪女探偵団の皆さんが調査した詳細が展示されています。運が良ければ、番組にも出演している郷土史家の小川秋子さんが、“雪女”の物語を青梅弁で語ってくれます。博物館から更に10分ほど歩いて多摩川に向かうと、「調布橋」に出ます。ここが、探偵団が突き止めた、雪女の舞台となった河原。橋のたもとには、「雪おんな縁の地」という石碑も建てられています。

 

都会なのに自然が豊かで、近年はアユも沢山のぼって来る多摩川。でも、そんなよく知られた顔以外にも、色んな一面が。探せば、きっと他にも沢山の見所が発見できます。河口から上流まで、自転車で巡る旅も可能で、参考になる本もいくつか出版されています。私も多摩川の近所に住んでいたことがある、“多摩川ラブ”な一人です。首都圏の方は、普段は通り過ぎるだけの多摩川を、ちょっと見方を変えてぜひ訪ねてみてください。

投稿時間:10:00 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


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