2019年04月02日 (火)

喜多方はラーメンだけじゃない!〇〇で食べる絶品のそば!

今回、喜多方の回を担当したディレクターの一人、寺島です。
何より、私たちの取材をこころよく受け入れてくださった喜多方の皆様、本当にありがとうございました。
取材でお時間をいただいた上に、お茶を出していただいたり、時には喜多方ラーメンの出前を取っていただいたり、喜多方の皆様の温かさには感謝してもしきれません。
重ねて御礼申し上げます。

kuranomachi.jpg私自身、今回の取材に入るまで、喜多方といえばラーメンというイメージが強かったのですが、もうひとつおいしい“麺”を発見してしまいました。番組でも紹介した「そば」です。

喜多方のはずれ、山都町宮古地区で食べることができるそばは、十割のそばで香りもいいし、そばの甘みも感じる最高のそばです!こんなにもそばっておいしいものなのかとびっくりしました。
さらに驚いたのが、『水そば』。飯豊の水に浸しただけのそばで、つゆをつけずにそのままいただきます。つゆを付けないなんて、本当においしいの?と思ったんですが…。おいしいんです!クセのない水がそば風味を引き立てます。目からうろこが何枚もはがれおちました。

mizusoba.jpg「水そば」は30年ほど前からできたものですが、宮古の方たちは昔からこんなにおいしいそばを食べていたなんて…。贅沢すぎますね。

この集落では一家に一人はそば打うちができる人がいるそうです。それもここ固有のそばの実「宮古在来」の特徴のおかげなのかもしれません。最初にお湯を入れてこねることで粘り気が出るらしく、つなぎを使わなくてもパサパサしないのど越しがいいそばができあがります。

shobauchi.jpgそば打ちの技術を活かし、今も宮古集落には8軒のおそば屋さんがあります。
冬場は休業しているお店が多いのですがこの放送が終わり、4月くらいになると、だんだんとお店が再開してくるそうです。
また、集落がある山都町の街場では「寒ざらしそば」という1月の寒い時にそばの実を冷たい水にさらして甘みが増したそばも今の時期だけ食べることができます。
喜多方は日本酒どころでもありますので、おいしいおそば&日本酒という鉄板コンビでぜひ、“蔵の町”の春を満喫してみてください!

sobatoshuraku.JPG

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2019年03月19日 (火)

「最果ての道」と「もう一つの光の道」。

今回のテーマ、「道」を担当した田代です。

michiyuuhi.jpg番組は、これまで撮りためたものの中からセレクトしたエピソードに加え、2つの新しいエピソードを加えました。冒頭に出てくる、稚内の国道40号線とラストの福岡県福津市、宮地嶽神社の光の道です。

取材にご協力いただきました皆様、大変にお世話になりました。ありがとうございました。

 

撮影は1月中旬、稚内からスタートしました。

羽田から稚内まで直通の飛行機は一日一便。ANAの10時45分発です。(直通はこれ以外ありません。)稚内の上空などは気流が刻々と変わるらしく欠航も多いとのこと。行かれる方は、こまめにフライト情報のチェックをお勧めします。稚内市内は空港から車で30分ほど。タクシーだと5000円ぐらいです。

最北の町、稚内。マイナス10度から20度の世界。ほとんど人が歩いていません。日本海からの風が強く、空気が乾燥しているせいもあって、呼吸が大変。(慣れるまでですが)

下の写真が今回取材した、国道40号線です。 

michiwakkanai.jpg上の写真を撮ったのは、JR稚内駅のすぐ近く。国道40号線のほぼ起点です。ここから旭川まで250キロ、北海道北部の唯一の幹線道路として、稚内とその周辺に暮らす人々を支えてきた道です。

michiwakkanai2.jpg午後1時を過ぎると、ご覧のように少し混雑します。

車が並んでいるのは、40号線の旭川に向かう車線です。話を聞いてみると「毎日60キロ、この道を走って買い物に来る」「この40号線がなければ、とてもここで生活できない」「ここが止まったら、学校へも病院へも行けなくなる」。

一つの道がどれほど多くの人の暮らしを支えているのか、今回はしみじみ考えました。食べるもの、着るもの、楽しみ、そして、人が移動する道。時には物を運ぶだけではなく、人生を振り返るきっかけになったりもする道とは・・・。

さて、この40号線にロケ隊も助けられました。1月31日から数日、低気圧で飛行機が欠航するという知らせがありました。次のロケ地福岡県福津市でのロケが迫っていたので、稚内から高速バスで札幌に移動。新千歳空港へむかいました。イヤーすごいですね。吹雪の中もここだけは止まらないといった感じでした。地区ごとに行き届いた除雪が行われていました。

おかげで、スケジュールに支障なく次のロケ地、福岡県福津市の宮地嶽神社に向かうことができました。

michimiyajigoku.jpg宮地嶽神社は、年間の参拝者数が300万人ほど。太宰府天満宮に次いで九州では人気の神社です。商売繁盛の神様として北九州の経営者の皆さんに絶大な人気があるのだとか。 

ここにお邪魔したのは、「光の道」を取材するためです。「光の道」とは、まっすぐな参道と夕日が重なり、道が光り輝く絶景のこと。人気アイドル「嵐」の3年前のCMで一躍有名になりました。

今年は2月23日が真上に来るといわれていましたが、下の写真は、その日の夕日です。しかし、この直後、薄雲がかかり光の道は、とうとう現れることはありませんでした。残念。 

michiyuuhi.jpgちなみに光の道を観覧できる石段の400席ほどが無料。17時に石段が解放されるまで、早い人でその日の朝10頃から並んで待っているようです。(整理券が配られて400人で打ち止め・事故がないようにするためだそうです)

この席のほかに有料の席が100席ほど。石段の上のほうです。最上段にはパイプ椅子がおかれています。この席は神社の祈祷料と合わせて5000円です。地方からおいでになる方に人気だそうです。予約の窓口は神社です。(☎0940-52-0016)

しかし、「光の道」は、なかなか見ることができないといいます。晴れていても、最後の最後で雲がかかってしまうことがほとんどのようです。実際、上の写真の後、雲がかかり、光の道にはなりませんでした。

 

さて、残念がっていたところ、地元の人からもう一つの光の道があること教えられました。それは、参道の先にある、宮地浜の砂浜。そこから眺める夕日です。 

写真を撮ったのは、翌日の夕方です。

yuuhibetsuhozon.jpg玄界灘からはるか大陸へと続いているような想いをかきたてる夕日、ここなら一年中見られます。(お天気さえ良ければ)

近くにお越しの際は、ぜひ。お勧めです。

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2019年02月26日 (火)

釜ヶ崎の"ルール"。

「釜ヶ崎」担当スタッフのひとり、ダイメディアの眞舘です。
番組をご覧いただき、ありがとうございました。
そして、取材に応じてくださった方々、また、応じていただけなかった方々からも、釜ヶ崎を知るヒントを与えていただきました。
皆さまのご協力、心より感謝申し上げます。

kama00.jpgkama01.jpg釜ヶ崎には、様々な事情を抱えたおっちゃんだけでなく、女性や若者、子どもたちも暮らしています。中でも圧倒的に多いのが、日雇い労働者や、肉体労働ができなくなった、高齢のおっちゃんたち。過去のことをベラベラと話したくない、という方も多いです。
取材当初は、この通称「しょんべんガード」をくぐって、釜ヶ崎に入ると…

kama1.jpg「カメラ持って何を撮る気や!」
「事情がみんなあるんやろが。考えろ!」
「見せもんちゃうぞ!」と、怒鳴られることしばしば。
いくら声をかけても、取材に協力してくれるおっちゃんが、一向に見つかりません。

撮影期間は過ぎていくばかり。このままでは番組が成り立たない。えらいことや、なんとかしなければ…。悲壮感漂うなか、泊まり込んでいたドヤを出た先にいたのは、取材当初に怒鳴ってきたおっちゃん。
「お前誰か知らんけどな、まあがんばりや」と、50円自動販売機のあたたかい缶コーヒーを、おごってくれました。さらに、取材協力者探しにつきあってくれ、他のおっちゃんから話を伺えることに。
“男くさい”思いやり。気にかけてくれてありがとう。

1日2日の物見遊山では、そんなシチュエーションは、ないかもしれません。そこで今回は、取材スタッフが、釜ヶ崎的と感じたスポットをご紹介させていただきます。

釜ヶ崎のど真ん中。萩之茶屋本通商店街にあるこちらの喫茶店。

kama2.jpg営業開始は朝の4時。日雇い労働者の多くは、あいりん総合センターが開く、朝5時までに仕事の準備を整えるため、超早朝に店を開くようになったのだとか。

こちらの釜ヶ崎的思いやりは、濃いコーヒー。目覚ましに、もってこい!

kama3.jpg寝ぼけたままでは仕事はできぬ。現場でケガをしないように。

 

ちなみに、こちらの喫茶店。質屋を併設しています。

kama4.jpg仕事現場に向かう交通費を捻出するために、質入れする日雇い労働者が昔は多くいたそう。
銀行の通帳を持たない人にとっては、唯一の金融機関。日銭で暮らす人たちに、欠かせない存在だったといいます。

kama5.jpg気さくなご主人が、釜ヶ崎のことを詳しく話してくれるかもしれませんよ。

 

続いては、釜ヶ崎的腹ごしらえ。
こちらの食堂もオープンが早い。朝5時から、定食や鍋、50種類を超える一品ものをいただけます。仕事に向かうだけでなく、夜勤上がりのおっちゃんも多いため、朝早くからでも、たくさんのメニューを用意しているんです。
定番は、肉体労働者のパワーめし、豚汁定食450円。うまい、安い、ボリューム満点です。

kama6.jpg
びっくりするほど熱い豚汁。冷えた体に効きます。

kama7.jpg単身者が多い釜ヶ崎で、家庭を感じるごはん。おっちゃん御用達の食堂です。

 

最後は、ドヤ。
釜ヶ崎の北の端に、戦前から営業を続けるドヤがあります。大半のドヤがビル化したなか、こちらは木造2階建て。

kama8.jpg
1泊1500円の部屋は3畳。
kama9.JPG綿壁で小さな床の間もあります。
出稼ぎに来た人や、様々な事情で、ふるさとを捨てた人たちが、少しでも実家を感じてもらえるように、との思いから作られました。各部屋でしつらいが違うので、ふるさとの家に、より近い雰囲気の部屋を探すおっちゃんもいるそうです。

事情はいろいろあるやろけど、詮索しすぎず、相手を察して思いやる。
それが、釜ヶ崎の“ルール”。
肌で感じてみてください。
改めて、釜ヶ崎に関わるみなさま。ご協力ありがとうございました。

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2019年02月19日 (火)

神秘の海 不知火海。

「不知火海」を担当しました熊本放送局の畠山です。取材でお世話になったみなさま、本当にありがとうございました!また、番組を見ていただいた方々にもお礼申し上げます。 

ここでは番組ではご紹介仕切れなかったことや、不知火海の旅のオススメをご紹介します。

shiranuikai.jpg番組制作の過程で一番はじめの疑問は、「不知火海って、何で“不知火”って名前なんだろう?」でした。

不知火は旧暦の8月1日に現れる“妖火”です。

宇城市不知火町永尾にある永尾神社では、毎年、人々が不知火観測にやっていきます。

jinja.jpg不知火は蜃気楼の一種なので、昼夜の寒暖差、風が吹かないなど、様々な気象条件がそろわないと見られません。江戸時代の書物『不知火考』には不知火見物をする人々の様子が描かれています。

shiranuikou.jpg撮影に入った去年9月10日は、雨がぱらつく生憎の天気でしたが、熊本県内外から不知火観測に訪れる方々が。

hitoatsumaru.jpgみなさんと「あれが不知火じゃないか?」と双眼鏡とカメラを使い、手分けして探していると、あっという間に仲良くなりました。きっと江戸時代の人もこんなふうに探したのでしょう。この日は、条件が悪く、「これが不知火だ!」というものは残念ながら見られませんでしたが、良い出会いがありました。

ちなみに、永尾神社の鳥居は海にあるのですが、冬至の時期には、その鳥居に夕日が沈みます。昔の人はそれを考えて建てたか、偶然か、定かではないですが、これもまた神秘的でした。

toriitoyuukei.JPG 

【水俣の海の中】

番組でもご紹介しましたが、今の水俣の海には命が溢れていました。タツノオトシゴの出産は本当に神秘的でした。

tatsunootoshigo.jpg私も、水俣でのロケのために、自腹でダイビングのライセンスを取って、潜りに行ってみました。

潜ってすぐの感想は「生き物が多いなぁ。」というものでした。メバルの子どもやコウイカの卵も見つけました。今の水俣の海は、まさに“いのちのゆりかご”でした。

uminosoko.jpg過去の過ちは絶対に忘れてはいけません。ただ、自然は少しずつその姿を取り戻そうとしていると感じました。水俣は本当にきれいな風景もいっぱいあります。今回取材させていただいた方は、水俣は「カラフルな町だ」とおっしゃっていました。

shiranuiyuukei.jpgなかでも「オレンジ」、不知火海に沈む夕日が本当にきれいです。海は、中も外も楽しめます。是非訪ねてみてください。

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2019年02月05日 (火)

新橋 ビルのディープな飲み屋めぐり。

「新橋 ビル物語」を担当しました、テムジンの原賀です。
取材でお世話になった新橋の皆さま、そして番組を見てくださった皆さま、ありがとうございました。

今回は「ビル物語」ということで、ビルで働く人や暮らす人、ビルにまつわる様々な方のお話を伺いました。外側から見たら単なるハコモノでしかないビルが、取材を重ねるうちにだんだんとカラフルに見えてきたのが印象的でした。

ここでは、今回取材したビルの中でも最も古い歴史を持つ「新橋駅前ビル」の、地下一階フロアを紹介させていただきます。ビルの中とはとても思えない超ディープな飲み屋街が広がっているんです。

 shinbashiekimaebil.jpg

昭和41年竣工の「新橋駅前ビル」。東京都の「市街地改造事業」第一号として建てられました。
ビルが建つ前その場所には雑多なバラック街が広がっていて、バーや小料理屋が乱立していたそうです。
今、駅前ビルの地下一階がまるで横丁のような雰囲気なのは、その名残。
地下一階だけで、飲み屋がなんと、50軒以上!!

駅前ビルには1号館と2号館があるのですが、今回は特に、狭い通りの両側に所狭しと飲み屋が連なる、2号館のお店をいくつかご紹介します。

makinoya.jpg飲み屋はどこも、個性的な店ばかり。例えば…。

kyaku.jpgこちらは、昼間から飲める立ち飲み屋。

仕事帰りや乗り換えついでにサクッと一杯ひっかけることのできる、サラリーマン御用達のお店です。

menu.jpg

「チューハイ1杯240円、おつまみは200円から」と懐に優しいお値段設定。
飲むたびに一杯ずつの支払いなので、予算オーバーの心配もありません。

shashoutokyaku.jpgこちらは、3坪の店内が鉄道関連グッズで溢れかえる、鉄道マニアが集う店。
酒と鉄道をこよなく愛するオーナーが開いたそうです。
共通の趣味があるから、お客さん同士の会話も弾みます。
ママに頼めば、こんな格好で接客してくれますよ!

shashougirl.jpg 

その他にも、美人ママがもてなしてくれるカラオケスナックや40年間サラリーマンを見続けてきた名物女将の小料理屋などなど、毎日通っても飽きることはありません。

ついつい立ち寄ってしまう、個性的で魅了的な新橋駅前ビルの飲み屋街。
みなさんも、今日の仕事終わりに一杯いかがですか?

tanuki.jpg 

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2019年01月29日 (火)

十津川村の『うまい!おいしい!』

「十津川村」の回を担当しました、アシスタントの本庄です。

番組をご覧いただき、ありがとうございます。また、取材にご協力くださった十津川村の皆さま、本当にありがとうございました。空気が綺麗で、景色も素晴らしい、そして何よりおいしい食べ物がたくさんある十津川村。ここでは、番組では紹介できなかったけれど、十津川村へ行ったらぜひ「一度は食べてもらいたいものBEST 3」をご紹介したいと思います。

totsukawa1.jpg

 

BEST 3

「夫婦で作る『黒にんにく』」

番組でも取材させていただいた谷瀬集落の黒岩さん夫婦。2人がいま、一番力を入れて作っている「黒にんにく」です。

totsukawa3.jpg収穫したにんにくを炊飯器で2週間発酵させて作るそうですが、食べさせていただくと、「これが、にんにく?」というくらい、匂いがないんです。食感はやわらかく、プルーンのような甘さで、とても食べやすくなっていました。黒にんにくは疲労回復や老化防止、生活習慣病の予防など、健康にとても良いとも言われています。谷瀬のつり橋のすぐ横にある「つり橋茶屋」などで販売されています。皆さんもお土産にいかがですか?

 

BEST 2

「鎌塚さんのお餅」

今西集落で1人暮らしを続けている鎌塚きみ子さん。番組内で息子さんが訪ねて来た時に、朝4時から6時間かけて作ったお餅を食べさせていました。

totsukawa4.jpg
鎌塚さんのご好意で、私たち番組スタッフにもあんこ餅、粟餅、白餅の三種類のお餅をくださいました。お粥やうどんに入れて食べるのが鎌塚さんのおすすめの食べ方。手作りのお餅は、焼くとふっくら&しっとりしていて、少し甘みもあり、とってもおいしかったです。担当していたディレクターは、年末、そのお餅を実家のある京都へ持ち帰り、お雑煮として食べたそうです。

村の方々のついた手作りのお餅は、十津川村の道の駅でも不定期販売されています。運が良ければ出会えるかもしれません。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。 

 

BEST 1

「和菓子屋さんが作る『チーズケーキ』」

番組でも紹介した「福屋利久」では、和菓子だけでなく、『チーズケーキ』が販売されています。

totsukawa2.jpgもともと店主の上北さんが甥っ子の手伝いでチーズケーキを作ったところ、みんなが「おいしい!」と言ったことから作ることにしたそうです。今では店の人気商品になっています。

甘さは控えめですが、チーズをしっかりと感じられ、一口食べたら、もう手が止まりません…

うまく焼き上がらなかったというチーズケーキを、上北さんから「商品で出せないから番組のスタッフで食べてください」といただきました。おいしくて私は、その3分の2をいただきました。

ホールケーキをこんなに食べたのは人生で初めてでした…

お腹も心も温まる十津川村。皆さんも是非、癒されに行ってみてはいかがでしょうか?

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2019年01月15日 (火)

ヤンバルクイナに会いに行こう!

「沖縄 やんばるの森」を担当したユーラシアビジョンの新田義貴です。取材でお世話になった皆様、番組をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。

みなさんは、沖縄に観光に来て、名護市を越えてさらに北上されたことはありますか?そこには大規模な観光施設こそありませんが、世界自然遺産登録を目指す豊かな「やんばるの森」が広がり、素朴な人々が暮らしています。

yanbaru1.jpgおすすめはなんと言っても森の散策です。亜熱帯の植物が生い茂る深い森に足を踏み入れると、あたりはひんやりとして薄暗く、まるで恐竜でも出てくるのではないかと思わせるような太古の地球を感じさせてくれる実に神秘的な森が広がります。

yanbaru2.jpg現地では様々な団体がエコツアーを主催していて、生き物観察やカヌー体験など目的に合わせてコースを選ぶことができます。最近は夜の森を歩くナイトハイクも人気だそうです。運がよければ今回僕たちが撮影できたような、樹上で眠るヤンバルクイナに会えるかもしれませんね。

「時間があまりないけどヤンバルクイナに会いたい!」というあなたには、国頭村安田にある「安田くいなふれあい公園」がおすすめ。ここには生態展示学習施設があり、人工ふ化で生まれた雌のキョンキョンが長年その愛くるしい姿を披露し、クイナ界の不動のアイドルとして君臨してきました。ところが去年11月に心臓疾患が見つかったため、「普通のヤンバルクイナに戻ります!」と多くの人に惜しまれながらステージから引退しました。でもご安心!後継には雄のヤンバルクイナがすでにデビューしていて、全国から募集した名前もまもなく決まるそうです。

yanbaru3.jpgさあ、今度の春休みには家族揃って2代目ヤンバルクイナに会いに行きましょう!ただ、道中ヤンバルクイナを轢かないよう、くれぐれも車の運転は慎重に。何しろ飛べない鳥ですので。

yanbaru4.jpg

投稿時間:18:05 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2018年12月21日 (金)

"えん歌"を生んだ周防大島

「演歌」の回を担当しました三毛です。

番組をご覧いただいた皆さま、そして取材でお世話になった皆さま、ありがとうございました。列島縦断、演歌漬け。演歌と生きる人々のそのまなざしが、胸に焼き付いています。

enka1.jpg今年11月、作詞家・星野哲郎の故郷、山口県周防大島を訪ねました。淡路島、小豆島に次いで、瀬戸内海で3番目に大きな島です。星野は生前、「僕の感性は間違いなくこの美しいふるさとで育った」と語り、作詞家として東京で成功した後も、時間を見つけては度々里帰りしていたといいます。

取材の数週間前、島と本土を結ぶ大島大橋に巨大貨物船が衝突する事故がありました。島の生命線である送水管が破損し、全島で断水という深刻な状況が続いていました。トイレや食事も大変な毎日にも関わらず、島の方々が笑顔で取材に応えてくださった姿が印象に残っています。

島に入り、海沿いの国道をぐんぐん進むこと40分。突然現れたおしゃれな建物。

enka2.jpg星野哲郎記念館です。

演、縁、援、艶、宴… 心打つ“えん歌”を世に送り出してきた星野哲郎。館内には、貴重な手書きの原稿や著名人からの手紙が展示されていたり、カラオケスペースがあったりと、演歌を楽しむ工夫が散りばめられています。2019年5月までは、作曲家・船村徹さんを偲ぶ特別展が開催中。昭和の歌謡界を彩ったお二人の素顔が垣間見られるかも?ぜひ足を運んでみてください。

 

enka3.jpg続いて、周防大島の絶景ポイントをご紹介。

嵩山(だけさん)展望台は、大島大橋から車で約30分。瀬戸内海特有の多島美を一望できます。

enka4.jpg

 

おすすめは夕景色。

enka5.jpg眼前に広がる絹のような海面、刻々と変化する空と海のグラデーションは本当に美しく、まるで天国のようでした。しかし、展望台までの山道はかなり細く急勾配なので、日没後の運転には十分にお気をつけください!

投稿時間:16:44 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2018年12月18日 (火)

知るほどに熱かった!商店街の物語

「麻布十番」の回を担当しました「みるくりえいと」の渡辺です。
取材でお世話になった多くの皆さま、そして、番組を見てくださった皆さま
ありがとうございます。

今回は、幾つもの危機を乗り越え、街を守り、街を築いてきた商店街の人々の熱い思いをたくさん取材させていただきました。

azabujuban.jpg番組では紹介しきれませんでしたが…
今、商店が立ち並ぶ石畳の「麻布十番通り」にもかつて大きな危機がありました。
時は戦後の復興期、焼け野原から再出発し希望を取り戻しつつある街に、東京都は幅50メートル近い道路を作る計画を決定しました。でも、道路ができたら商店街はスッポリと覆われてなくなってしまいます。商店街の人たちは猛烈な反対運動を繰り広げ、一度決定した東京都の計画を変えてもらったそうです。商店街のパワー、凄いですね。
もし計画が実現していたら、今、麻布十番商店街はなかったかもしれません。
こうして、商店街の人がひとつになって街を守った―という先代たちの記憶が次世代にも引き継がれ、この街の色を作っているように思いました。

nanzanjazzband.jpg番組の中で「南山ジャズバンド」の小学生たちが演奏していたステージが
「パティオ十番」と呼ばれる楕円の形をした広場で、普段は人々の憩いの場所となっています。

patiojuban.jpgこの「パティオ十番」は、商店街が街づくりの一環として1986年(昭和61年)に作ったのですが、もともとは戦後、幅50メートルの道路に反対した際、計画変更に奔走してくれた当時の都の建設局長が「商店街にはコミュニティ広場が必要」と、広場の元となる空間を計画しておいてくれたものでした。

この方、都市計画家の故・石川栄耀氏で、歌舞伎町の命名をした人として知られています。新宿・歌舞伎町の広場もこの方の計画なのだそうです。

kimichanzou.jpgそんな憩いの場「パティオ十番」には、高さ60センチ程の「きみちゃん像」が建っていて、毎日この像を見守っている紳士がいらっしゃいました。

「きみちゃん」は、童謡「赤い靴」のモデルになった女の子で、横浜の埠頭から船に乗って異国に渡ったと思われていましたが、結核を患って船には乗っていなかったことが後にわかったのだそう。教会の孤児院に預けられましたが、療養の甲斐なく、1911年(明治27年)わずか9歳でこの世を去っていました。
きみちゃんが6歳から9歳で息を引き取るまでいた孤児院が、麻布十番(旧・永坂町50番地)にあった「永坂孤女院」だったのです。
商店街の人たちが1989年にこの像を完成させると、その日からきみちゃんの足元に小銭が置かれるようになり、チャリティーが始まったのだそう。それから29年、1日たりとも募金が途絶えた事はなく、その総額は1300万円を超える額に。それらは全てユニセフに寄付されているのだとか。
冒頭の紳士が、「今日は、1万円札が入っていたんですよ」と、送金の通帳と共に見せてくれました。
今、足元には小さな募金箱が設置されていて、私たちの撮影中にも小銭を入れていく人がありました。

麻布十番の人たちは、それぞれに、自分の暮らす街を愛していました。
皆さんも麻布十番を訪問する機会がありましたら、そんな人々の思いを感じながら
ブラブラ歩いてみてください。

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2018年11月27日 (火)

ばん馬に魅せられて。

「そこに健さんがいた」の回を担当しました、アシスタントの木村です。
取材でお世話になったたくさんの皆様、番組をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。

北海道帯広市にある帯広競馬場(ばんえい十勝)は、世界でここにしかない、ばんえい競馬場。
今回は、そのばん馬の魅力を紹介します。

まず、「ばんえい」「ばん馬」について。
「ばんえい」は漢字で「輓曳」と書き、「輓」も「曳」も荷物をひくという意味があります。
荷物をひく馬なので、輓き馬、輓馬(ばんば)と言われるようになったそうです。かつて、北海道の人々の暮らしに馬は欠かせない存在で、農耕や木材の運搬などで開拓の時代も支えてきました。
ばん馬は、サラブレットに比べ約2倍の大きさ、体重は1トン近く、たくましい体格をしています。

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私は、それまで競馬場というところに少し怖いイメージを持っていたため、当日はちょっとドキドキ。しかし、競馬場に着いて、一気にイメージが変わりました。
最初に驚いたのは、客層。家族連れやカップル、友達同士で来ている若者が多く、アミューズメントパークに来ているかのような活気。お客さん達のワクワクしている顔を見て、ここは地元の方に身近な場所として、ずっと愛され続けてきたんだろうなあと感じました。

敷地内には、ばん馬はもちろんウサギなどの動物に餌をあげられたり、ポニー乗馬体験ができる「ふれあい動物園」もあり、子ども達に大人気です。

初めての競馬。競馬新聞を読み、パドックでこれから走るばん馬たちを観察。
パドックで、ばん馬たちは言います。「私、頑張るよ!」「小さい子いる!遊びたいな」「俺が一番だ。」私は、バッチリ目が合うと、この馬が勝ちそうな気がする、そんな勘がして“推し馬”を決めました。

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スタンディングゲートに立つ馬たちの凛々しい姿に「頑張って!」と心の中で声をかけながら、これから始まる闘いに、ドキドキそわそわ。スタートした途端、重量感のある足音、ソリの金具の擦れる音、に興奮をあおられ、観客が一斉に声援を送ります。馬たちと並走する人もいて、誰もが熱くなり、会場全体に一体感が生まれます。

普通の競馬と違うのが、ソリを引いて、障害を越えなければいけないところ。第2障害では、大きな坂を、重いソリを引き上げ越えなければなりません。時には膝をつき踏ん張る馬もいて、そんな時はひと際声援が響きます。その馬が坂を越えた時には、拍手が起こり、こみ上げるものがあります。
競馬場を出た時には、ばん馬が大好きになっていました。
強靭な身体につぶらな瞳。迫力あるレース。私は家族や友人、会う人会う人に、この日の経験を話し、いかにばん馬が素晴らしいかを伝えるほど、ばん馬に魅了されていました。

実は、この興奮を味わえるのも、帯広の方々のおかげ。
帯広競馬場は一時存続の危機を迎えましたが、競馬場関係者だけでなく地元市民までもが、存続を訴え続けたことで守られました。それは、北海道と馬が共に歩んできた歴史を守ることでもありました。昔から今までずっと、愛され続けるばんえい競馬なのです。

blog04.jpg

帯広競馬場ではナイターも開催しています。
砂埃やばん馬の息が映え、これがまたすごい迫力。イルミネーションもつき、昼間とはまた違う雰囲気で、レースを楽しめます。

ちなみに、私の“推し馬“たちはやっぱり一番。馬券、買えばよかった…。

一日中楽しめる、ばんえい競馬。
皆さんも是非足を運んでみてください。

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