2014年8月

2014年08月25日 (月)

「箱根」に行こう

「箱根」を担当した私市です。

箱根は首都圏からアクセスのいい観光地。何度も訪れているという方も多いのではないでしょうか。陸、空、水の乗り物、史跡や観光名所、多くの名店、温泉街に事欠かない箱根。何度訪れてもあきない数々の名所は枚挙にいとまがありません。取材の合間に訪れ、60分の番組ではご紹介しきれなかったとっておきのおすすめの場所をピックアップしてお伝えします。

【箱根の歴史を楽しめる薬局】

箱根湯本の駅前商店街から早川方面に向かう路地にある「さくらぎ薬局駅前店」は、大正時代の箱根へとタイムスリップできる場所。大正時代からの箱根を記録した貴重な写真が展示されているお店なんです。実は、薬局とともに写真館を兼ね、絵葉書を作っていたんだそうです。お店の外にも展示がありますが、店内には大正時代の写真パネルが100点近く展示され、昔の絵葉書やお土産品も飾られています。私はこのお店で、今から30年以上前の林間学校で箱根を訪れた時、なんと旅先から家族に出した絵葉書を見つけ、タイムスリップしました。

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【いつ訪れても自然を味わえる早川】

番組で箱根湯本の風物詩としてホタルの季節の早川をご紹介しましたが、その周辺はいつ訪れても四季折々の美しさを感じさせてくれます。夏には、川の中で涼を求める人々の姿も。

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早川の水源は、箱根を代表する景勝地の芦ノ湖。東に向かって流れ、仙石原、宮城野、強羅、木賀、堂ヶ島、大平台、塔ノ沢と温泉地で知られる土地を通って箱根湯本に流れつき、隣の小田原市に出て相模湾にそそぐ全長およそ20kmの流れです。

早川の風物詩をもう一つご紹介すると、宮城野の桜並木。80年ほど前に、早川を見下ろす強羅に別荘を所有していた方が、川沿いに桜を植えたいという地元の声を耳にし、別荘の庭園を手がける庭師の方に依頼して数十本の苗木を植えたのが発祥だそうです。その後はさらに宮城野の町の人たちも植樹を続け、600mにわたって早川を彩る並木は、今では箱根を代表する風景となりました。満開の季節、ライトアップされた桜並木は、幻想的で情緒あふれる光景です。満開の時期は例年4月上旬。桜を植えた人々に思いを馳せ、清流の流れる音に耳をすませていると、幻想的な気分に浸れます。

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【大平台の「姫の水」で美しく】

番組でご紹介した大平台温泉の温泉浴場の名は「姫之湯」。その由来となったのが、「姫之湯」の近くにある、「姫の水」という湧き水です。戦国時代のお姫様が、顔を洗ったら美肌になったという言い伝えのある泉。美肌の水が今もこんこんと湧きつづけています。そのお姫様とは、1495年に戦国武将の北条早雲氏が、小田原城を征服した際、同行していた娘の佐保姫。もともと美しい姫として知られていたそうですが、この湧き水を化粧水として使ったら、ますます美しくなったと言い伝えられています。

この泉の正体は、箱根浅間山の伏流水。美しくなれるだけでなく、箱根を代表するおいしい水として有名です。「姫の水」近くには、箱根を代表するお豆腐屋さんや、湯葉の名店があります。

「姫の水」は、今は一般のご家庭の庭になっていますが、この水で喉をうるおしたいという人がお水をいただけるようにと、出入りできるようになっています。けれども一般のご家庭のお庭ですから、訪れてみたいという方はくれぐれもお静かに、そしてうっかりゴミなど落とさないようにお気を付け下さいね。

山のお水で美しくなりたい、おいしいお水をたっぷり味わいたい、そして汲んで持ち帰りたいという方には、飲むことも汲むこともできる「仙元の泉」がおすすめです。

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(ごう)() 不思議な名物に出会える町】

登山鉄道の終点の強羅。強羅って、まず地名が少し変わっていると思いませんか。箱根強羅観光協会さんによると、地名の由来は諸説あるそうです。その1、強羅の上にある早雲山のかつての火山活動の名残りで、強羅は岩がごろごろむき出した土地なので強羅。その2、ゴーラというのは梵語で石の地獄を意味しているから。その3、強羅の地盤が亀の甲羅のようだから、なまってゴウラになった。-などなど。

その強羅ですが、駅の佇まいは、ヨーロッパの面影があります。そんな強羅には、ちょっと変わったものがいくつかあるんです。

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まずは、足湯ならぬ手湯。駅前のおまんじゅう屋さんの一角にあります。

そして、番組の中でちらっと登場した不思議な生き物(?)に心を奪われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。それが今年誕生したばかりの、強羅のイメージキャラクター「ごうらん」。実は、番組で登場した強羅の学校の生徒さんがデザインしたものなんだそうです。強羅のお祭りやイベントのタイミングで強羅にお出かけの方は、生まれたての「ごうらん」に会えるかもしれません。

 追伸: 明日、再放送があります。是非、ご覧下さい!!

 

投稿時間:10:40 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2014年08月19日 (火)

夏休みの自由研究

「新日本風土記」事務局スタッフです。

8月も半分が過ぎてしまいました。学生の方々であれば、夏休みの宿題が終わるかどうか、ちょっと気になり始めるころですね。最後まで悩ましいのが、自由研究。何をやってもいいと言われると、逆に何をやっていいかわからなくなるという面もあります。

もし、お近くにそういう悩みをお持ちの方がいたら、「新日本風土記」や「もういちど、日本」または「みちしる」を利用して、日本の風土・文化を調べるというのはどうでしょうか? 自分が行ってみたいところ、興味があるところの番組を見て、それをもとに旅のプランを作るなんていうのも楽しそう。例えば、今週金曜日に放送する「箱根」では、箱根の成り立ち、名所、ガイドブックには載っていないような面白情報などが満載です。しかも、ほろり人情話も。訪ねたつもりの、空想絵日記なんていうのもできるかもしれません。

こう考えると、いろいろ自由研究のテーマはありそうですね。宿題などないという方も、そういう目線で番組をご覧頂くと、また違う楽しみ方ができるかもしれません。「新日本風土記 箱根」をサカナに、いろいろ楽しんでみて下さい!

投稿時間:11:00 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


2014年08月12日 (火)

「もてなしの国 もてなしの四季 夏」について

「新日本風土記」事務局スタッフです。

この時期、帰省されている方も多いと思います。お盆はご先祖様が帰ってくる季節。夏にレジャーに出かけて思いっきり楽しむのは大賛成ですが、ご先祖さまが帰ってくる時期にはやっぱり故郷に帰って迎えてあげたいなあという気持ちも。悩ましいところですね。

8月29日に放送する「もてなしの国 もてなしの四季 夏」では、ご先祖様をもてなすお盆の風習を紹介しています。これが、本当に土地によって特徴があって、「へえ~!」という驚きと発見に満ちています。皆様の地域はどうでしょうか。

目の前にいる人を喜ばせたい・・・という気持ちは万国共通だと思いますが、亡くなった人をも手厚くもてなすというのは日本人独特の感性かもしれません。風習に違いはあれど、思いは同じ。たとえ目に見えなくても、ごちそうを用意して、家族みんなでお迎えする。いつかはその列に自分も加わると感じられることは、死ぬことへの恐れを和らげてくれる気がします。

暑い毎日、少し一息ついて、ご先祖様や故郷に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

「もてなしの国 もてなしの四季 夏」には、心ぬくもるお話がたくさん出てきます。

8月29日夜9時から放送です。是非、ご覧下さい

投稿時間:11:00 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


2014年08月05日 (火)

「日めくり 奥の細道」いよいよスタート

「新日本風土記」事務局スタッフです。

お待たせしていました「日めくり 奥の細道」後半ですが、いよいよ今週末から始まります。9日(土)の酒田から始まり、あとは月曜日から金曜日、毎朝7時10分から、BSプレミアムにて放送します。詳しい放送予定は、「奥の細道」ページに掲載されています。トップページ右下の「奥の細道」バナーから入って、ご確認下さい。

旅の始まりは夏ですが、終わる頃には10月ということで、秋模様。旅と季節の移ろいというのは、とても近しい関係性のような気がします。毎日少しずつ進んでいく旅の様子と季節の移り変わりを、どうぞお楽しみ下さい。

夏休みということで、旅行に行かれる方も多いかと思います。芭蕉のように、旅先でちょっと一句詠んでみるというのも、粋ですね。楽しい思い出を五七五にのせて・・・。旅の記憶が心に刻まれるような気がします。夏の思い出をたくさん作って下さい!

 

投稿時間:11:00 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


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