2016年8月

2016年08月30日 (火)

島のカレンダーは「おがさわら丸」

取材でお世話になった皆さま、ご覧いただきました皆さま、ありがとうございました。取材スタッフの中村と申します。

東京都小笠原村父島の朝は、村中に響き渡るアナウンスから始まります。
「今日のおがさわら丸は、午前11時に入港します。乗客は623人です。」
島は船の入港と出港がカレンダーのように、人々の暮らしを動かしています。

1supermarket.jpg豆腐や納豆、新鮮な野菜、新聞や郵便など、すべてのものが運ばれてくる日だからです。もちろん観光客も。2軒しかない大型スーパーはこの日は大混雑、レジで1時間待ちもあるそうです。夏のハイシーズン以外は1週間に一度ぐらいの入港ですから待ち遠しいですよね。

2busstation.jpg入港すると観光客で島の人口がぐっと増えます。島の足は村営のバスかレンタバイクやレンタカーです。東京都最南端のバス停もありますよ。島一周は車で1時間もかかりません。あちこち寄り道しながらのんびり周るのがおすすめ。

一人占めのビーチに出会えるかもしれませんよ。

3seaside.jpgそして出港の日の桟橋は見送る人々でいっぱい、その合言葉は「行ってらっしゃい」「行ってきます」また帰ってきてねという思いがあふれた言葉です。

手作りの花のレイをいただきました。岸壁を離れるとき、それを海に投げるときっとまた会えるという言い伝えがあるそうです。
疲れたら心を癒しに帰るところ、すっぴんでいられる場所、小笠原。
遠いけれど、また行きたくなる魅力にあふれた島です。

投稿時間:11:00 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


2016年08月23日 (火)

台風9号

「新日本風土記」事務局スタッフです。

賑やかなオリンピックが終わったと思ったら、台風9号の直撃で、東海から北日本にかけて、土砂災害や川の氾濫、交通機関への影響など、大きな被害が出ていますね。気象庁は、土砂災害や川の氾濫、暴風、うねりを伴う高波に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風、高潮にも十分注意するよう呼びかけている、とのことです。

これ以上深刻な被害が出ないよう祈っています。皆さまどうかくれぐれもご注意ください。

さて、今週の「新日本風土記」は、「小笠原諸島」をご紹介します。東京の南、1000キロの太平洋に浮かぶ小笠原諸島といえば、美しい海やイルカなど豊かな自然と生態系が残された世界遺産の島々、という印象ですが、今回の新日本風土記では、その独特の歴史や風土、ひとびとの営みなどを見つめます。

小笠原諸島を訪れたことがある方は、また違った魅力を感じることと思います。そして訪れたことがない方には、ぜひ一度は行ってみたい土地になることでしょう!ぜひご覧ください!!

投稿時間:11:00 | カテゴリ:事務局便り | 固定リンク


2016年08月16日 (火)

リオオリンピック前半戦を終えて。

「新日本風土記」事務局スタッフです。

リオデジャネイロオリンピックの前半戦が終わりましたね。
深夜早朝の競技、手に汗を握りながらご覧になっている方もいらっしゃるのではと思います。私は仕事から帰宅して子どもの世話をして、家事を終えた後にテレビに向かうのですが、見続けたいという気持ちとはうらはらにどうしても途中で眠ってしまい、良い場面を見逃すという寂しい状況を繰り返しています。

日本は競泳の男子200メートル個人メドレーでの金メダルに続き、金藤選手の金、柔道の金・銀・銅、そして錦織選手の96年ぶりの銅メダル、卓球の水谷選手の個人種目での初めての銅メダルなど快挙が続き、日本のオリンピック競技の歴史が次々と塗りかえられましたね。

一方で、リオオリンピックに際し、競技や記録とは別に印象深いニュースもありました。初めて結成された難民選手団がその1つ。メンバーに選出されたシリア、南スーダン、エチオピア、コンゴ民主共和国の10人は、それぞれが内戦などによって故郷を追われ、生死を彷徨う壮絶な経験をしたり家族と生き別れになったりしています。記者会見や競技後に語ったという「世界中の難民を代表し、希望の代表として五輪に出場する」「テレビを見ていてほしい。いつか生き別れた家族と一緒に暮らしたい」といった言葉が深く胸に刺さります。

良いニュースの陰に、考えさせられるニュースも。ロシアの女子陸上選手による、ロシア陸上界の組織的ドーピングの内部告発。報道では「国際オリンピック委員会はロシア選手の大会出場を全面禁止せず各競技連盟の決定に委ねており、また女子選手の特例での出場を認めず、内部告発を奨励する世界的な取り組みに逆行すると批判が集まっている」とも報じられています。女子選手の「メダルは結局、単なる金属片にすぎない。それより大事なのは自分自身と競技相手に対して正直でいることだ」という言葉が重く響きます。

2020年の東京オリンピックはどのような大会になるのでしょうか。オリンピックのモットーである『より高く、より速く、より強く』。ドイツの元オリンピック選手で哲学者のハンス・レンクは『より美しく、より人間らしく』を加えるべきと提唱していますが、難民のひとびとについても、ドーピングについても、「より人間らしく」を日本の大切なメッセージに、大会が開催されることを祈ります。

私たちも、「新日本風土記」「もういちど、日本」を通じて、日本のかけがえのない美しさ、ひとびとの素晴らしさ、人間らしさをお伝えしていきたいと思います。

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2016年08月09日 (火)

宝塚名物に思う"一三さんの夢"

取材にご協力頂いた皆様、番組をご覧くださった皆様、本当にありがとうございました!
「宝塚」の回を担当しました、神戸放送局の積田と申します。

番組ではお伝えしきれなかった宝塚のとっておき。それは「焼餅」です!
1yakimochi.jpgモチモチした生地によもぎをたっぷり混ぜ込んで、中にはあっさりしたこし餡。
添加物・保存料は一切使用しないという、昔から変わらない製法で作られています。
よもぎの上品な風味に、表面を焼き上げた香ばしさが加わって、香り豊かで癒される味です。
1個が小ぶりなので2、3個は一気にペロッといけちゃいます!

2misesotouchi.jpgお店は昭和9年創業。
温泉と歌劇で賑わう宝塚の名物として駅前で焼餅を売り出して以来、もう82年になります。

阪急宝塚駅を出て宝塚大劇場へ向かう「花のみち」に続く道にあるため、
歌劇に通うほとんどの人がこのお店の前を通ったことがあるのではないでしょうか?

人気の秘密は味だけではなく、そのお値段です。
3nefuda.jpgなんと、1個およそ60円!
驚くべきこの値段設定は、実は、宝塚の街の生みの親・小林一三の精神によるものなんです。

阪急電車や宝塚歌劇、沿線の住宅開発から日本初のターミナルデパートまであらゆる事業を手がけた、商才溢れる一三。
その心にはいつも「大衆に夢を与えたい」という思いがありました。
そのため、劇場の入場料を安くしたり、デパートの食堂で安価でライスカレーを売り出したり、安く売って多くの人を引き寄せる「薄利多売」の精神を貫いたのです。

4kawamotosan.jpg彼を尊敬する焼餅屋の店主・河本宏さんは、その理念を受け継ごうと、
原材料費が高騰しても決して値上げせずに営業を続けてきました。
「歌劇は宝、一三さんは神様」とは浩さんの談ですが、
今もなお街の人に慕われる一三さんは本当にすごいことを成し遂げてきたのですね!

宝塚にお越しの際は、一三の思いがひっそりと息づく名物・焼餅もぜひご賞味ください。

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2016年08月02日 (火)

梅雨明け!

「新日本風土記」事務局スタッフです。

8月が始まりました!7月末で東北地方の梅雨が明け、これで梅雨の無い北海道を除いて、全国で梅雨明けとなったそうですね。子どもたちは夏休みをエンジョイしている頃でしょうか。大人たちは仕事をお休みできる方、夏休みなしで働く方、家事に育児に休む暇なくがんばっている方などそれぞれだと思います。本当にお疲れ様です。

そんな大人にも子どもにも楽しんでいただけるのが今週の「新日本風土記 宝塚」です!ポスターをご覧いただければズバリ、その雰囲気が伝わるのではないでしょうか。宝塚の町の歴史とともに、宝塚歌劇団あり、手塚治虫さんあり、阪急電車あり、聖徳太子が創建したと伝わるお寺あり・・・。100年あまりに渡りいくつもの夢を織り重ねてきた町の魅力をどうぞお楽しみください!

そして、「もういちど、日本」も新作ぞろいです!今週は夏まっさかりにがんばる人たちの話題。七面山の強力や、房州うちわ、富良野の野菜、お化け屋敷の人形といった彩り豊かなラインアップをお届けしています。見逃した回は「もういちど、日本」のページへ!前週の放送分を見ることができます。ぜひぜひご覧ください!

写真は、番組とは関係ありませんが、先日、友人へ贈ったハイビスカス。もりもり色鮮やかな花を咲かせていて明るい気分になりますね。

IMG_5840.JPG

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