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この年の出来事
前年の年末に起きたペルーの日本大使公邸人質事件の解決に至る道筋や、山一証券を始めとした金融機関の相次ぐ破たん、神戸・小学生殺傷事件の真相に迫りました。マスターズを史上最年少で制したタイガー・ウッズさんへのインタビューも放送。

1997年 11月

新しい記録から見る
1997年11月25日(火)

巨大証券会社の崩壊 ~何が山一を追い詰めたのか~

22日土曜日、日本列島に衝撃が走った。四大証券の一つ山一証券の経営破綻が明らかになった。山一証券は自主廃業の道を決断した。今日東京市場の平均株価は一気に850円余り値下がりした。巨大証券会社の崩壊はなぜ起きたのか。日本の金融システムに何が起きているのか。今夜は、山一証券の破綻に迫る。

1997年11月20日(木)

どうなる橋本行革 ~省庁再編・集中討議4日間を追う~

政府の行政改革会議はきょう、4日間の集中討議の最終日を迎え、省庁再編案の取りまとめが大詰めにきている。しかし最大の焦点と言われた郵政3事業や大蔵省の再編をめぐり、調整は難航した。行革会議と自民党議員の対立、水面下ですすめられた交渉、橋本内閣の命運をかける省庁再編はどうなるのか、最終版の攻防を検証する。

1997年11月17日(月)

ニュータウン30年目の模索 ~高齢者に優しい街造り~

総面積3000ヘクタール、17万人が暮らす多摩ニュータウン。この日本最大のニュータウンが、急速な高齢化の中で街づくりの見直しを迫られている。計画が立てられた30年前に理想とされたニュータウンのあり方が、お年寄りに思いがけない負担となっている。どうすれば高齢者にとって優しい街に生まれ変われるのか、多摩ニュータウンの模索をリポートする。

1997年11月13日(木)

なぞのプランクトンがカキを襲う

広島名産のカキに今異変が起きている。収穫を前に、次々にカキが死んでしまったのだ。被害をもたらしたのは、新しい種類のプランクトン。貝だけを殺すプランクトンが大発生し、赤潮が海を覆った。プランクトンは、どのように貝を殺してしまうのか、海の中で何が起きているのかカキを襲うなぞのプランクトンの正体をさぐる。

1997年11月11日(火)

なぜ角膜は足りないか

自分が死んだ後、目の角膜を必要としている人に提供してもいいと意志表示をしている人は、およそ100万人にも上っている。しかし提供される角膜は、年間わずか1700余り、移植でしか視力の回復が見込めないおよそ2万人の視力障害を持つ患者にとっては、大変厳しい状況となっている。今夜は、角膜移植の現状をリポートする。

1997年11月10日(月)

走り出せるか地球に優しい車 ~新車開発の舞台裏~

電気自動車やハイブリット車。自動車メーカーは今、環境にやさしい車の開発にしのぎをけずっている。排気ガスに含まれる二酸化炭素や有害物質、世界的に規制が厳しくなる中で日本のメーカーは、次々と環境に配慮した車を発表。一方アメリカは、環境技術の開発に国をあげて取り組んでいる。今夜は環境カー開発の舞台裏。

1997年11月4日(火)

抗がん剤・新薬をどう使いこなすか ~効果と副作用のはざまで~

今日本の医療現場に従来のものと比べて強力な抗がん剤が続々と登場している。しかしこうした抗がん剤は強い副作用を伴い、副作用で患者が死亡するケースも報告されている。効果が期待される反面、危険な副作用のある新しい抗がん剤。どうすれば安全に使いこなせるのか。今夜はがん治療の最前線からのリポート。