人質たちは知っていた ~強行突入直前の10分間~
ペルー軍特殊部隊の強行突入による日本大使公邸の人質救済作戦の全ぼうが次第に明らかになってきた。突入の知らせはどのように人質の人たちに伝えられていたのか、銃撃戦の中、脱出はどのように行なわれたのか、人質たちの証言を通して強行突入その時の公邸内部を再現する。
ペルー軍特殊部隊の強行突入による日本大使公邸の人質救済作戦の全ぼうが次第に明らかになってきた。突入の知らせはどのように人質の人たちに伝えられていたのか、銃撃戦の中、脱出はどのように行なわれたのか、人質たちの証言を通して強行突入その時の公邸内部を再現する。
先週、衆議院本会議で臓器移植法案(脳死を人の死とする法案)が賛成多数で可決され参議院へ送られた。法案が成立すれば医療現場に大きな影響を与えることになる。衆議院でどのような議論が展開されたのか、そして医療現場はどのように変わる可能性があるのかを検証する。
127日ぶりに解決した、ペルーの日本大使公邸人質事件。地下に張りめぐらされた何本ものトンネルを使って、特殊部隊が奇襲作戦を実行しわずか40分で人質たちは救出された。フジモリ大統領が、自ら全容を明らかにした白昼の突撃作戦。制圧はどのように行なわれたのか、何が大統領を決断させたのか強行突入の実態を伝える。
去年の秋からことしにかけて、東京都内を中心にベンツが盗まれる事件が相次いでいる。日本で盗まれたベンツが、香港で発見されたことから事件は、大がかりな窃盗団の犯行だと見られている。窃盗団とはどんな組織なのか、なぜ日本の高級ベンツを狙うのか、窃盗事件の謎を追う。
北京大学のエリートたちが開発、抜群の性能を備えた中国製のパソコンソフトが日本に上陸した。今中国では、12億の民から選び抜かれた天才たちが、次々とソフト開発に加わろうとしている。独創的な発想とひらめきを引き出す英才教育を背景に、急速に力をつけている中国ソフト産業の実態に迫る。
今月1日、ビンやペットボトルなどのゴミのリサイクルを、推し進める法律が施行された。これまですべて自治体が負担してきたリサイクルのコストを、企業にも負担させることがねらい。とこらがふたを開けてみると、この法律を実施したのは全国の自治体のわずか3分の1。新法施行によって巻き起こった、コスト負担をめぐる対立を追う。
世界に広がるインターネット上で、個人のプライバシー情報や企業の極秘情報が、何者か(ハッカー)によって盗み見られたり書き換えられたりするのを防ぐ手段として今、世界の企業が暗号の開発や販売にしのぎを削っている。電子社会で脚光を浴びる暗号の最新の動きを追う。
先月末、アメリカカリフォルニアで39人の遺体が発見された。カルト教団の集団自殺だった。この教団は、インターネットでヘール・ボップすい星の接近にあわせて自殺することを示唆していた。集団自殺はなぜ行なわれたのか、教団はインターネットをどう利用したのか、アメリカで広がる電脳カルト教団の実態に迫る。
政府が提出した特措法(駐留軍用地特別措置法)の改正案、沖縄問題をめぐって政治が大きく動いた。これまで閣外協力で政権を支えてきた社民党が法改正に反対する一方、野党の新進党などが賛成に回り政権の枠組みを超えた展開になった。自民、新進の合意はどのようにして生まれたのか、“自社さ”体制の行方はどうなるのか、沖縄問題の舞台裏を検証する。
幼女連続誘拐殺人で罪に問われている宮崎勤被告は、来週月曜日に判決を受ける。7年間にわたったこの裁判は、結論の異なる3通の精神鑑定書が提出されるという異例の展開をたどった。被告の精神状態は、事件当時正常だったのかどうか、裁判は宮崎被告の内面を探り続けた7年であった。
初乗り料金が340円、1kmまでなら半額で乗れるタクシーが東京に登場した。どのタクシーに乗っても料金は同じという時代は終わろうとしている。日本社会を大きく変える規制緩和の一つとして始まったこの値下げ競争、どこまで利用者の利益につながっていくのか、競争の行き着く先を検証する。
去年11月、薬の臨床試験を行なった京都大学附属病院の医師が、製薬会社から多額の現金を受け取っていた疑いで逮捕された。この医師は起訴猶予処分になったが、事件をきっかけにこうした金銭授受は医師の世界の慣習だったことが明らかになった。事件後臨床試験をめぐる医師と製薬会社の不透明な関係を、どう是正していくか議論がおきている。
厚生省は4月3日、感染によって発病する新たな痴ほう症について発表した。それは、脳細胞が次々に破壊される病気、クロイツフェルト・ヤコブ病が日本で脳外科手術によって広がったという衝撃的なものだった。狂牛病の原因とされている悪性のプリオンが病原体のヤコブ病。その知られざる感染拡大の実態を追う。
日本球界を代表する伊良部秀輝投手。去年からヤンキース入りを希望。しかし別の移籍先を通告され、球団は自分たちの利益しか考えていないと怒りを爆発させている。一方ロッテ側は、あくまでも球界のルールである野球協約にそって移籍先を決めたとしている。 伊良部投手の主張は、選手としての権利なのか、それともわがままなのか、日米の野球界を巻き込んだ伊良部投手の移籍騒動を追う。
今年に入って中国人密航者が急増している。1月から3月の間の密航者の検挙は579人にのぼっている。過去最高の密航者の増加の背後には蛇頭という組織の暗躍がある。募集から送り込みと非合法旅行社が活躍する背景と実態を探る。
観測史上最大ともいわれるヘール・ボップすい星が、きょう太陽に最接近した。ヘール・ボップすい星の話題は、天文関係者の間ばかりでなくさまざまなメディアで取り上げられ、大きなブームとなっている。4200年ぶりともいわれるヘール・ボップすい星の不思議と見所に迫る。