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この年の出来事
前年の年末に起きたペルーの日本大使公邸人質事件の解決に至る道筋や、山一証券を始めとした金融機関の相次ぐ破たん、神戸・小学生殺傷事件の真相に迫りました。マスターズを史上最年少で制したタイガー・ウッズさんへのインタビューも放送。

1997年 4月

新しい記録から見る
1997年4月24日(木)

強行突入・その時大使公邸は

127日ぶりに解決した、ペルーの日本大使公邸人質事件。地下に張りめぐらされた何本ものトンネルを使って、特殊部隊が奇襲作戦を実行しわずか40分で人質たちは救出された。フジモリ大統領が、自ら全容を明らかにした白昼の突撃作戦。制圧はどのように行なわれたのか、何が大統領を決断させたのか強行突入の実態を伝える。

1997年4月21日(月)

日本上陸中国電脳ソフト ~数学天才が作った新製品~

北京大学のエリートたちが開発、抜群の性能を備えた中国製のパソコンソフトが日本に上陸した。今中国では、12億の民から選び抜かれた天才たちが、次々とソフト開発に加わろうとしている。独創的な発想とひらめきを引き出す英才教育を背景に、急速に力をつけている中国ソフト産業の実態に迫る。

1997年4月17日(木)

ゴミリサイクル新法実施せず ~自治体と企業の対立~

今月1日、ビンやペットボトルなどのゴミのリサイクルを、推し進める法律が施行された。これまですべて自治体が負担してきたリサイクルのコストを、企業にも負担させることがねらい。とこらがふたを開けてみると、この法律を実施したのは全国の自治体のわずか3分の1。新法施行によって巻き起こった、コスト負担をめぐる対立を追う。

1997年4月14日(月)

揺れる“自社さ”体制 ~橋本政権と特措法改正~

政府が提出した特措法(駐留軍用地特別措置法)の改正案、沖縄問題をめぐって政治が大きく動いた。これまで閣外協力で政権を支えてきた社民党が法改正に反対する一方、野党の新進党などが賛成に回り政権の枠組みを超えた展開になった。自民、新進の合意はどのようにして生まれたのか、“自社さ”体制の行方はどうなるのか、沖縄問題の舞台裏を検証する。

1997年4月8日(火)

慣習だった金銭授与 ~新薬臨床試験・京大事件の波紋~

去年11月、薬の臨床試験を行なった京都大学附属病院の医師が、製薬会社から多額の現金を受け取っていた疑いで逮捕された。この医師は起訴猶予処分になったが、事件をきっかけにこうした金銭授受は医師の世界の慣習だったことが明らかになった。事件後臨床試験をめぐる医師と製薬会社の不透明な関係を、どう是正していくか議論がおきている。

1997年4月7日(月)

謎の痴呆症・ヤコブ病 ~脳外科手術が原因か~

厚生省は4月3日、感染によって発病する新たな痴ほう症について発表した。それは、脳細胞が次々に破壊される病気、クロイツフェルト・ヤコブ病が日本で脳外科手術によって広がったという衝撃的なものだった。狂牛病の原因とされている悪性のプリオンが病原体のヤコブ病。その知られざる感染拡大の実態を追う。

1997年4月3日(木)

権利か?わがままか? ~追跡・伊良部大リーグ騒動~

日本球界を代表する伊良部秀輝投手。去年からヤンキース入りを希望。しかし別の移籍先を通告され、球団は自分たちの利益しか考えていないと怒りを爆発させている。一方ロッテ側は、あくまでも球界のルールである野球協約にそって移籍先を決めたとしている。 伊良部投手の主張は、選手としての権利なのか、それともわがままなのか、日米の野球界を巻き込んだ伊良部投手の移籍騒動を追う。