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この年の出来事
前年の年末に起きたペルーの日本大使公邸人質事件の解決に至る道筋や、山一証券を始めとした金融機関の相次ぐ破たん、神戸・小学生殺傷事件の真相に迫りました。マスターズを史上最年少で制したタイガー・ウッズさんへのインタビューも放送。

1997年 2月

新しい記録から見る
1997年2月25日(火)

遺族のものか会社のものか ~問われる団体定期保険~

大企業の約八割が加入している団体定期保険。会社が掛け金を支払い、従業員が死亡すると会社に保険金が下りる生命保険である。去年11月から始まった団体定期保険110番。会社から突然死亡診断書を請求された、会社に保険のことを聞いても教えてくれないなどといった相談が寄せられた。遺族などから寄せられた相談はこれまでに200件を超えた。番組では、こうした会社の掛ける団体定期保険をめ ...

1997年2月18日(火)

なぜ祖国を捨てたのか ~北朝鮮書記亡命の真相~

今夜は、北朝鮮最高幹部の亡命の真相である。韓国への亡命を申請した、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のファン・ジャンヨプ書記。北朝鮮独自の社会主義を理論的に支えた人物です。ファン書記は、なぜ祖国を後にしたのか、亡命前にひそかに記していた論文・手紙などを元に、大きな国際問題に発展した亡命の真相に迫る。

1997年2月17日(月)

ヤマが消える ~三井三池炭坑閉山~

石炭産業の象徴、日本最大の生産量を誇っていた三井三池炭鉱が、来月末で閉山することになった。三井三池炭鉱がかかえる累積赤字は、700億円余り。海外からの安い石炭におされる形で、その使命を終えることになった。明治時代の富国強兵策、そして戦後の復興と三井三池炭鉱の108年に及ぶ歴史は、そのまま近代日本の産業史と重なる。

1997年2月12日(水)

“24時間風呂”が危ない ~検証・レジオネラ菌大繁殖~

今夜は、急速に家庭に普及している24時間風呂と病原菌レジオネラの問題を検証する。快適さや経済性から人気を集めている24時間風呂。ところがお湯から病原菌レジオネラが検出されたため、去年12月、通産省は各メーカーに安全対策の徹底を要請した。 なぜ24時間風呂のお湯からレジオネラが検出されるのか、どうしたらレジオネラを駆除できるのか、詳しくみていく。

1997年2月6日(木)

傷つけられる子供たち ~性的虐待・ある神父の訴え~

性的虐待の容疑でフィリピンで逮捕された日本人の被告。彼は今7人の子どもから訴えられている。先進国の成人男性による子どもへの性的虐待が後を絶たない中で、世界各国で海外で犯した犯罪を帰国してから問われるなど取締を強化する動きが広がっている。子どもたちを救う活動をしてきたフィリピンのシェン・カレン神父。カレン神父の調査を通して子どもへの性的虐待の実態に迫る。

1997年2月5日(水)

汐留跡地入札 ~どうする旧国鉄借金28兆円の処理~

一昨日、旧国鉄の汐留跡地の入札が行なわれ、3700億円余りで落札された。しかし、これも焼け石に水、旧国鉄の借金総額は28兆円余りに達し、国民の負担は一人当たりおよそ17万円になると予測されている。なぜ借金はここまで膨れあがったのか、年内に決まる予定の処理策はどうなるのか検証する。