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この年の出来事
前年の年末に起きたペルーの日本大使公邸人質事件の解決に至る道筋や、山一証券を始めとした金融機関の相次ぐ破たん、神戸・小学生殺傷事件の真相に迫りました。マスターズを史上最年少で制したタイガー・ウッズさんへのインタビューも放送。

1997年 8月

新しい記録から見る
1997年8月28日(木)

通行料金値下げ ~有料道路の借金は返済できるか~

12月に完成する東京湾横断道路、来年4月に開通する明石海峡大橋、そしてすでに利用されている瀬戸大橋などの有料道路の通行料金が、5年間20%程度値下げされる方針が打ち出された。 独立採算制度の下で運営される有料道路、そこには巨額な借金の返済に苦しむ特殊法人の姿がある。有料道路の相次ぐ値下げを通して、大型プロジェクトの問題を探る。

1997年8月27日(水)

木曽の美林はなぜ消えた ~国有林3.5兆円の巨額負債~

全国の国有林が荒廃している。日本3大美林のひとつ木曽の山奥では、ひのきの大量伐採がすすみかつての森が消えている。その背景には、3兆5千億円を超える国有林事業の負債がある。経営破たんした国有林事業の抜本的改革が始まろうとしている。国民の森はなぜ消えたのか、森をどう守るのか考えてみる。

1997年8月25日(月)

どうなる省庁再編 ~集中討議4日間~

橋本政権が進める行革の要となる中央省庁の再編。先週、政府の行政改革会議の集中討議が行なわれ、中央省庁再編の青写真がうちだされた。4日間の討議で現在の22の中央省庁は、1つの府と12の省庁に移行する案がまとめられた。再編案はどのように取りまとめられたのか、真夏の永田町と霞が関を舞台にくりひろげられた、再編論議を検証する。

1997年8月21日(木)

有毒ガス発生の衝撃 ~検証・東名タンクローリー事故~

今月5日の早朝、東名高速道路で有害な科学薬品を積んだタンクローリーが横転、漏れだした薬品の処理に手間取り14時間半にわたって、日本の大動脈が通行止めになった。危険物や毒劇物を積んだ数多くのタンクローリーが、今高速道路を24時間走り続けている。東名のタンクローリー事故が浮き彫りにした道路輸送の死角、その問題点に迫る。

1997年8月19日(火)

中国試練の国有企業改革

改革開放をひたはしる中国、その中国にとって最重要課題となっているのが、競争力のない国有企業の改革だ。上海では日本人コンサルタントを雇い、改革に取り組む国有企業がある。生産現場の思い切った効率化従業員の半減など、大胆な合理化をすすめようとしている。はたして改革は成功するのか、中国の国有企業改革の最前線をリポートする。