削減目標はどこへ ~温暖化防止・日米欧の主張~
温暖化で地球の平均気温が上昇し、水没する国が出てくることが心配されている。温暖化の原因は、二酸化炭素などのガス。先進各国は、温暖化防止に向けて排出量の削減案を打ち出した。削減案は、1990年を基準としている。アメリカは0%、原則5%削減を主張する日本、EU(ヨーロッパ連合)は15%としている。各国の主張が大きく隔たっている。合意は可能なのか、今夜は各国の責任者との徹底 ...
温暖化で地球の平均気温が上昇し、水没する国が出てくることが心配されている。温暖化の原因は、二酸化炭素などのガス。先進各国は、温暖化防止に向けて排出量の削減案を打ち出した。削減案は、1990年を基準としている。アメリカは0%、原則5%削減を主張する日本、EU(ヨーロッパ連合)は15%としている。各国の主張が大きく隔たっている。合意は可能なのか、今夜は各国の責任者との徹底 ...
香港を震源地にヨーロッパや日米を巻き込んで世界中の株価が連鎖的に乱高下した。世界的な株安に火を火を点けたのは香港の株価急落。一時20パーセント以上も下落した。株安は好景気が続くニューヨーク市場にも波及。27日10年前のブラックマンデーの大暴落を上回る下げ幅を記録した。東京市場の平均株価も一気に1万7000円を割り込んだ。28日ニューヨーク市場が反発。今日東京、香港市場 ...
わが子が本当に自分の子なのか、そんな疑問にぶつかった時、親子のつながりを簡単に確かめる方法が登場した。それを可能にしたのが、DNA鑑定である。 この春、日本に、親子関係を専門に行なう会社が現われた。相談は、すでに1000件を越えている。 番組では、DNA親子鑑定に臨んだ人たちの姿を追った。
ヤクルトID野球の申し子、古田選手。日本シリーズ出場11回目のベテラン西武伊東選手。ことしの日本シリーズでは、キャッチャー対決が注目された。古田選手のリードのもとヤクルトは、機動力のある西武打線を封じ込め日本一になった。その舞台裏では両キャッチャーによる情報分析と、激しい駈け引きが行なわれていた。
コメを売ったのに代金を払ってもらえないという被害が、全国で相次いでいる。巧妙な手口で悪徳業者にコメをだましとられたのだ。なぜ今、農家のコメがねらわれるのか、被害が拡大している米の詐欺的商法に迫る。
遠い北のシベリアから南半球への長い飛行。世界一の飛行距離を誇るシギやチドリの渡りが危機に立っている。渡りの大切な中継地・日本の干潟が次々と姿を消している。環境庁は先月、重要な中継地を指定し保護に乗り出した。どうすれば渡り鳥と人間との共生は可能になるのか。追われる渡り鳥の姿を見つめる。
凶悪な事件が増え、少年犯罪が深刻化している。非行歴のない普通の少年が、突然犯罪を侵すケースが目立っている。 何が、少年少女たちを犯罪に向かわせているのか、子供たちの心の声に迫る。
ことし7月、香港はイギリスから返還された。中国人として初めて香港のリーダーとなった董建華行政長官。董長官は、香港の繁栄に向けた新たな戦略を打ち出している。今回は董建華長官へのインタビューを通して、香港の将来像を探る。
最近全国各地で、クマが人里近く出没し住民を恐怖におとしいれている。番組では、クマが人里にひんぱんに現れるようになった背景を探り、そこからどのような対策を立てクマとの共存をはかるべきかを検討する。ツキノワグマの数が減って絶滅危惧種に指定した広島県では、最近住民のために「ツキノワグマ傷害保険」をスタートさせた。
脳死と判定された患者。人工呼吸器の助けを借りて心臓は動いているが、脳の機能は失われている。明日からこの状態で移植のための臓器の摘出が可能になる。臓器の提供には本人の書面による意思表示が必要。移植を進めるための意思表示カードの配布も始まった。脳死は受け入れられるのか。移植医療は日本に根付くのか。医療現場の残された課題を検証する。
紙のリサイクルが崩壊の危機に直面している。住民が分別して出した古雑誌が引き取られないケースが増えている。行き場のないゴミを燃やして処分する自治体も増えている。環境問題への関心が高まっているなかで、なぜ都市リサイクルが行き詰まっているのかその背景と打開策について考える。
6月下旬から燃え続けているインドネシアの森林火災。火災の煙は周辺諸国に広がり、東南アジア各国に深刻な被害をもたらしている。異常気象がもたらした極度の乾燥。地層まで燃え、消火を難しくしている。火災はなぜ拡大し、どんな影響を人体に与えているのか。今夜は、インドネシアの森林火災を検証する。
北朝鮮の金日成主席が亡くなって3年になる。このたび、ようやく息子の金正日が朝鮮労働党の総書記になった。3年とは服喪の期間であったという。北朝鮮は経済問題、食糧問題と難問が山積している。それらの政策はどうなるか。また外交問題として四者協議はどうなるか。北朝鮮の後継者が決まったいま、問題点を探ってみる。
総会屋への利益提供事件は大手証券会社4社すべてを巻き込んだ。一連の事件では社内の総会屋担当者が癒着の接点になっていた。また、企業のトツプは自らの保身のために、総会屋を利用、干与を深めていった。総会屋との癒着、業者独占体制のおごり、一般投資家への裏切り、不祥事はなぜ繰り返されるのか。大手4社の犯罪に迫る。
日本最大の人工衛星「みどり」が、打ち上げからわずか10か月で突然故障し、機能を停止してしまった。この衛星「みどり」の事故報告書が、先週公表された。 開発費などかかった費用は、1000億円以上。衛星「みどり」に一体何が起きたのか。今夜は事故の原因、そして事故が日本の宇宙開発につきつけた課題を探る。
中国山地では、3年前から米軍戦闘機がひんぱんに超低空で飛行する姿が目撃されている。目撃情報は900件にのぼっている。なぜ低空で飛行するのか? 住民たちは実態の解明に乗り出した。住民たちの証言とアメリカ軍の内部資料から浮かび上がってきた低空飛行の実態を追う。
海外旅行に行っていないにもかかわらず、コレラにかかる人が今年相次いでいる。発症した人の数は34人。患者は全国に散らばり、互いに接触する機会はなく、今のところ感染源は分かっていない。なぜコレラの発症が続くのか、衛生国家日本に巻き起こったコレラ発症の謎に迫る。
きょう10月1日、国内の長距離電話会社と国際電話会社が合併し、日本で初めて、国内と国際通信の両方のサービスを手がける会社が誕生した。合併でこれまでにない割引サービスが登場し、電話会社の間でいま激しい値下げ競争を中心とした顧客獲得合戦が行われている。競争激化の中で加速する電話業界再編の動きをリポートする。