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この年の出来事
前年の年末に起きたペルーの日本大使公邸人質事件の解決に至る道筋や、山一証券を始めとした金融機関の相次ぐ破たん、神戸・小学生殺傷事件の真相に迫りました。マスターズを史上最年少で制したタイガー・ウッズさんへのインタビューも放送。

1997年 9月

新しい記録から見る
1997年9月30日(火)

日本アニメ  好調はどこまで続くか

日本のアニメーションの人気が、世界的に高まっている。映画では爆発的なヒットが生まれ、テレビ向けにもかつてない本数のアニメが制作されている。しかしその一方で、人手不足から多くの作業は海外移転を余儀なくされ、アニメ作りの空洞化が心配されている。また、アメリカ、韓国との熾烈な競争も始まろうとしている。 日本アニメの好調はどこまで続くのか、今夜はその舞台裏である。

1997年9月22日(月)

情報公開で談合はなくせるか

4年前のゼネコン汚職摘発以後も、公共事業をめぐる談合入札の疑惑は絶えることがない。いま、市民団体オンブズマンの目は官官接待に続いて、公共事業の入札の談合に注がれ、情報公開、つまり工事予定価格の公開を求めている。番組では市民団体オンブズマンの調査の報告やアメリカの例を見ながら、情報公開が工事業者の談合体質をなくすことができるかどうかを考える。

1997年9月17日(水)

カルテ開示が医療を変える ~患者と医師の新たな関係~

医療機関で受けた治療の内容を知りたい。これまで患者がほとんど見ることができなかつたカルテの開示を求める動きが広がつている。しかし、医療現場では、カルテは診察に使うもので患者に見せるものではないとして、開示には消極的である。医師と患者カルテは誰のものなのか。カルテの開示は日本の医療をどう変えるのか検証する。

1997年9月11日(木)

北野武監督・グランプリ ~ベネチア映画祭・舞台裏に密着~

北野武さんが監督した映画「HANAーBI」がベネチア映画祭でグランプリを受賞した。日本映画としては実に39年ぶりの受賞。これまでの映画の常識を破って作られる北野監督の映画はヨーロッパで大きな反響を呼んでいる。ベネチア映画祭の密着取材を通してグランプリ受賞の秘密に迫る。

1997年9月9日(火)

謎の雑草が畑を襲う

ここ数年全国各地の畑で、これまで見たこともないような雑草が次々に発生し、深刻な被害をもたらしている。それも北アメリカや南米、ヨーロッパなど世界各地の雑草が、北海道から九州まで全国一斉に発生している。 数十種類にも上る外国の雑草は、どのように突然日本全国に広がったのか、日本の畑を脅かす外来雑草まんえんの謎に迫る。

1997年9月4日(木)

プリンセスダイアナとパパラッチ

イギリスのダイアナ元皇太子妃が、交通事故で亡くなったことをきっかけに、彼女を追跡していたパパラッチと呼ばれるカメラマンたちに、強い批判が巻き起こっている。チャールズ皇太子との結婚以来カメラにさらされねらわれ続けたダイアナさん。ダイアナさんをめぐる取材はなぜこれほど過熱したのか、ダイアナさんの事故死がなげかけた取材、報道のあり方について考える。

1997年9月3日(水)

アジア通貨危機 ~対応に苦しむ日本企業~

急成長を遂げてきたタイ経済が失速し、4月以来、通貨が30%近くも安くなっている。この経済の混乱で景気が冷え込み、タイに進出した日本企業は深刻な影響を受けている。また、タイの通貨不安はインドネシアやフィリピンなど周辺諸国にも波及している。アジアの成長神話はくずれたのか、日本はどのような影響を受けるのか、アジア通貨危機の背景を探る。