日本アニメ 好調はどこまで続くか
日本のアニメーションの人気が、世界的に高まっている。映画では爆発的なヒットが生まれ、テレビ向けにもかつてない本数のアニメが制作されている。しかしその一方で、人手不足から多くの作業は海外移転を余儀なくされ、アニメ作りの空洞化が心配されている。また、アメリカ、韓国との熾烈な競争も始まろうとしている。 日本アニメの好調はどこまで続くのか、今夜はその舞台裏である。
日本のアニメーションの人気が、世界的に高まっている。映画では爆発的なヒットが生まれ、テレビ向けにもかつてない本数のアニメが制作されている。しかしその一方で、人手不足から多くの作業は海外移転を余儀なくされ、アニメ作りの空洞化が心配されている。また、アメリカ、韓国との熾烈な競争も始まろうとしている。 日本アニメの好調はどこまで続くのか、今夜はその舞台裏である。
国際的な流通グループになることを目指して、アジアを中心に事業を拡大してきたヤオハン。そのヤオハンの中核会社ヤオハンジャパンが、18日会社更生法の適用を申請し事実上倒産した。静岡の中堅スーパーがいだいた国際化の夢、ヤオハンがなぜ挫折したのか…。
先週、福島県安達太良山で、登山サークルのメンバー4人が、火山性ガス(硫化水素)によって死亡した。事故現場では、去年の秋から有毒ガスの噴出が確認されていた。事故はどのようにおきたのか、なぜ防げなかったのか。命を奪った火山性ガスの危険性について検証する。
日本の周辺で武力紛争などが起きた際、日本はどうするか。日本とアメリカの防衛協力の基本的考えを示す新ガイドラインが今日発表された。これまで明確にされてこなかった周辺有事の際の日本の対応が初めて具体的に示された。憲法の問題とも密接に関わってくる周辺有事の活動で、日本は何をするのか検証する。
4年前のゼネコン汚職摘発以後も、公共事業をめぐる談合入札の疑惑は絶えることがない。いま、市民団体オンブズマンの目は官官接待に続いて、公共事業の入札の談合に注がれ、情報公開、つまり工事予定価格の公開を求めている。番組では市民団体オンブズマンの調査の報告やアメリカの例を見ながら、情報公開が工事業者の談合体質をなくすことができるかどうかを考える。
現金輸送車を狙った強盗事件が多発し、内容も凶悪化している。現金輸送車はなぜ標的にされるのか。事件防止に向けてどのような対策が必要なのか。事件の背景と対策を検証する。
医療機関で受けた治療の内容を知りたい。これまで患者がほとんど見ることができなかつたカルテの開示を求める動きが広がつている。しかし、医療現場では、カルテは診察に使うもので患者に見せるものではないとして、開示には消極的である。医師と患者カルテは誰のものなのか。カルテの開示は日本の医療をどう変えるのか検証する。
北野武さんが監督した映画「HANAーBI」がベネチア映画祭でグランプリを受賞した。日本映画としては実に39年ぶりの受賞。これまでの映画の常識を破って作られる北野監督の映画はヨーロッパで大きな反響を呼んでいる。ベネチア映画祭の密着取材を通してグランプリ受賞の秘密に迫る。
自民党総裁に無投票で再選された橋本総理大臣。明日の党内閣の人事に向けて、今大詰の調整が続いている。この1か月自民党内では幹事長など党3役の人事をめぐる激しい対立が表面化した。対立候補のいない無風選挙となった総裁選の舞台裏で何があったのか。人事に揺れた自民党の1か月を追った。
ここ数年全国各地の畑で、これまで見たこともないような雑草が次々に発生し、深刻な被害をもたらしている。それも北アメリカや南米、ヨーロッパなど世界各地の雑草が、北海道から九州まで全国一斉に発生している。 数十種類にも上る外国の雑草は、どのように突然日本全国に広がったのか、日本の畑を脅かす外来雑草まんえんの謎に迫る。
6月3日に放送した「セカンドレイプ」を取り上げたクローズアップ現代には、多くの女性から切実で真剣な訴えがNHKや、番組で紹介した神奈川県警性犯罪捜査係に寄せられた。レイプなどの性犯罪被害にあいつらい事実を自分の心の中に閉じこめてきた女性たちが、自分を取り戻そうと今沈黙を破り始めた。
イギリスのダイアナ元皇太子妃が、交通事故で亡くなったことをきっかけに、彼女を追跡していたパパラッチと呼ばれるカメラマンたちに、強い批判が巻き起こっている。チャールズ皇太子との結婚以来カメラにさらされねらわれ続けたダイアナさん。ダイアナさんをめぐる取材はなぜこれほど過熱したのか、ダイアナさんの事故死がなげかけた取材、報道のあり方について考える。
急成長を遂げてきたタイ経済が失速し、4月以来、通貨が30%近くも安くなっている。この経済の混乱で景気が冷え込み、タイに進出した日本企業は深刻な影響を受けている。また、タイの通貨不安はインドネシアやフィリピンなど周辺諸国にも波及している。アジアの成長神話はくずれたのか、日本はどのような影響を受けるのか、アジア通貨危機の背景を探る。
北海道で、また巨大な岩盤が崩れ落ちトンネルが押しつぶされた。去年2月の豊浜トンネルの事故から、わずか1年半後のことであった。なぜ同じ国道で大規模な崩落が続いておきたのか、豊浜トンネル事故の教訓は生かされたのか、再び起きた岩盤崩落事故を検証する。
阪神大震災は、都市の水道網を一瞬にして破壊した。水道網が寸断された結果、消火栓が使えなくなり又医療用の水も不足した。神戸市の水道が、完全に復旧するまでに3か月もかかった。地震に見まわれたとき水は確保出来るのか、地震に強い水道システムをどのように実現するのか考える。