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この年の出来事
前年の年末に起きたペルーの日本大使公邸人質事件の解決に至る道筋や、山一証券を始めとした金融機関の相次ぐ破たん、神戸・小学生殺傷事件の真相に迫りました。マスターズを史上最年少で制したタイガー・ウッズさんへのインタビューも放送。

1997年 7月

新しい記録から見る
1997年7月31日(木)

偽札19万ドルの衝撃 ~追跡・史上最大のニセドル事件~

先月中旬総額19万ドルに及ぶニセドル事件が発覚した。これは日本の捜査史上最大規模である。だれがどのようなルートで持ち込み売買したのか。なぜ大量のニセドル札が持ち込まれたのか。外為法の改正で来年4月1日から国内でドルが自由に使われるように中注目されるこの事件を追跡する。

1997年7月28日(月)

ヒーローになれるか 試練の伊良部投手

アメリカで衝撃のデビューを飾ったニューヨーク・ヤンキースの伊良部秀輝投手。新たなヒーローの誕生かとニューヨーク市民は熱狂した。しかし2試合連続の敗戦で通算成績は2勝2敗、さらにマナーをめぐって批判も飛び出している。伊良部投手は果してヒーローになれるのか、生中継による伊良部投手への徹底インタビュー。

1997年7月23日(水)

“名水”ビジネスが危ない ~ねらわれる自治体商法~

おいしい水は買って飲む。ミネラルウォーターの売り上げが急速に伸びている。ブームを見て、地方自治体も相次いで地元の名水を売り出している。しかし、商品を発送したのにもかかわらず、代金が払い込まれない、詐欺まがいの行為が横行している。何故自治体のミネラルウォーターがねらわれるのか。ひんぱつするトラブルとその背景に迫る。

1997年7月15日(火)

猛威ふるうO-157  去年の教訓は生かされたのか

去年、次々と大規模な集団食中毒を引き起こした病原性大腸菌Oー157、今年もすでに死者2名を含む600名以上の患者が出ている。感染防止に向けて対策が取られている中で、去年の教訓はどこまで生かされているのか、Oー157に対する効果的な治療法は確立されたのか。今夜は、再び猛威をふるうOー157を取り上げる。

1997年7月14日(月)

山が崩れた ~検証・鹿児島土石流災害~

梅雨末期の集中豪雨の中、先週鹿児島県出水市で大規模な土石流が発生し、21人が死亡した。土石流の危険地域として、砂防ダムの建設工事が進む最中の災害だった。巨大な土砂の崩壊はどのようにして起きたのか、そしてなぜ多数の死者を出す結果となったのか、住民や専門家の証言をもとに、土石流災害を検証する。

1997年7月9日(水)

NATO拡大は何をもたらす

昨日から開かれている北大西洋条約機構首脳会議、いわゆるNATOサミット。ここで新たに3っの国の加盟が決まった。この3つの国は冷戦時代社会主義国としてNATOと対峙してきた国々である。NATOの拡大を進めるアメリカの戦略。このアメリカの動きを押し止めようとするロシア。NATOの拡大は世界に何をもたらすのか。今夜はNATOの拡大を巡る動きを追う。

1997年7月8日(火)

日産生命 処理策はこうして決まった

生命保険会社としては戦後初めて破綻した日産生命。契約者の受け取る保険金は削減、従業員の多くが解雇されることが処理策で決まった。ずさんな経営、行政指導の甘さのツケは契約者に回わされることになった。生命保険会社の経営内容は健全なのか、かつてない関心が集まっている。 今夜は、日産生命の処理策から浮かび上がる課題を見ていく。

1997年7月7日(月)

変革か?安定か? ~東京都議選・揺れた無党派層~

きのう投票が行なわれた東京都議会議員選挙。投票率が40.8%と史上最低を記録した中で、大きく議席を伸ばしたのが自民党と共産党のふたつの既成政党。なぜ今回は既成政党に支持が集まったのか、選挙結果を大きく左右したのが無党派層だ。変革か安定か都議選にあらわれた、無党派層の意識の変化を探る。

1997年7月2日(水)

220億円補償交渉の苦悩 ~重油流出事故の半年~

ロシアのタンカーから大量の重油が日本海に流れ出す事故から半年、自治体や被害関係者への被害補償が最大の問題になっている。補償の上限は、220億円、それをはるかに上回る請求が予想され、いま厳しい査定が行なわれている。大規模な原油流出事故が東京湾で起きたこの日、半年前の重油流出事故の補償交渉の行方を追う。