2014年05月26日 (月)高校生などがAEDを使って救命
先月、名古屋市の地下鉄の駅で、心臓発作を起こして倒れた男性を、AEDを使って助けた高校生など4人に感謝状が贈られました。
名古屋市の東消防署から感謝状が贈られたのは、看護師の武田久恵さん、事務員の木村紀子さん、愛知県立名古屋西高校の1年生墨優華さん、それに地下鉄職員の松井聖光さんの4人です。
先先月18日の午後7時ころ、地下鉄桜通線の高岳駅の改札口で、心臓発作を起こして倒れた60代の男性を4人は協力して心臓マッサージを行ったり、AEDを使ったりするなどして救助にあたりました。
墨さんはAEDを使い男性は電気ショックのあと、心臓が動き出し、呼吸も戻ったということです。
墨さんは中学生の時にボランティアのサークルでAEDの使い方を学んでいましたが、実際に使ったのは初めてだったということです。墨さんは「すごく怖かったけど、AEDの音声で指示してくれたので、簡単に出来ました。勇気を出してやったことで助かって、良かったです」と話しています。
名古屋市東消防署の大口 幹雄署長は「連携して勇気をもってやってくれたのがよかった。AEDは1秒でも早く使うと助かる人が増えるので、勇気を出して使ったほしい」と話しています。
投稿者:松岡康子 | 投稿時間:17時28分