僕はまだ成長できる〜映画監督・是枝裕和の挑戦〜
「60歳は普通なら定年。でも、僕はまだ成長できる」。日本を代表する映画監督・是枝裕和さんが還暦を前に新たな挑戦を始めました。挑んだのはNetflixやハリウッドを席巻する「韓国コンテンツ」の世界。オール韓国人俳優・オール韓国ロケで製作した「ベイビー・ブローカー」はカンヌ国際映画祭で2冠を獲得。是枝さんが苦闘の末に掴んだ新境地とは。日韓での密着取材とロングインタビューで ...
「60歳は普通なら定年。でも、僕はまだ成長できる」。日本を代表する映画監督・是枝裕和さんが還暦を前に新たな挑戦を始めました。挑んだのはNetflixやハリウッドを席巻する「韓国コンテンツ」の世界。オール韓国人俳優・オール韓国ロケで製作した「ベイビー・ブローカー」はカンヌ国際映画祭で2冠を獲得。是枝さんが苦闘の末に掴んだ新境地とは。日韓での密着取材とロングインタビューで ...
予期せぬ妊娠や貧困などで子どもを育てるのが難しく、出産前から支援が必要と行政に認定される「特定妊婦」。ここ10年で8倍の8200人に増加していますが、取材を進めると、助けを求めることもできず、また助けを求めたとしてもその声を社会にかき消されるなど、孤立を深める母親たちの実態が浮かび上がってきました。なかには孤立出産や事件につながる例も。産前から産後、自立まで一貫して支 ...
ロシア軍によるウクライナ侵攻から4か月。表の戦いからは見えない“水面下の戦場”の実態が、独自取材で明らかに。「サイバー空間」では、ロシアは侵攻前からウクライナの重要インフラを狙った攻撃を開始。一方、ウクライナ政府は国外にも協力を呼びかけて対抗。世界中の市民ハッカーなど約25万人が“参加”し、中には日本人も。次世代の戦争とも言われるサイバー戦の現実と、市民に戦いが拡大す ...
桑田佳祐さんと同級生の大物ミュージシャンたちによるチャリティソング「時代遅れのRock’n’Roll Band」が大きな話題を呼んでいます。桑田さんと世良公則さんの親交をきっかけに始まったプロジェクト。ウクライナ情勢や長引くコロナ禍の中で、音楽に何ができるのか。桑田さんと同級生たちへの独占インタビューで迫りました。さらにボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」の弾き語りも ...
人の腸内に広がる100兆もの腸内細菌。そのパワーを健康に生かす最新研究を徹底調査。新型コロナの重症化リスクの軽減、がん治療薬の効果促進、その可能性は急速な広がりを見せています。細菌の検査を定期的に行って食生活を見直す人や、細菌を移植して体質改善をはかる人も登場。腸内細菌をコントロールしながら健康を維持するにはどうすればいいか?ヨーグルトの効果は?みなさんの疑問に答えな ...
7月に行われる見通しの参議院選挙。3年前の前回、過去ワースト2位の48.8%だった投票率がさらに低下するのではないかと懸念の声が上がっています。他の世代よりも投票率の低さが際立つ「若い世代」に焦点をあて独自アンケートを実施。なぜ投票に行かないのか?選挙に対するホンネに迫ります。では、投票行動に向かうカギはどこにあるのか?投票率が全国平均を大きく上回る町の“秘密"をはじ ...
映画界で相次ぐ性暴力の告発。証言からは性暴力を見過ごしてきた映画業界特有の構造が見えてきました。キャスティング権を持つ監督やプロデューサーなどが地位や関係性を利用して性暴力に及ぶケースや相談窓口がなく泣き寝入りせざるをえないケースが後を絶たないといいます。一方、海外では支援機関の設置や防止教育の義務化など、業界をあげて被害を防ぐ取り組みが進んでいます。被害の実態、そし ...
猛暑の夏や、寒さ厳しい冬、突然「電気」が来なくなったら…。原油や天然ガスなどの資源高の直撃を受けて“新電力”事業者が相次いで撤退し、前触れなく「サービス停止」を突きつけられる個人や事業者が急増しています。さらに火力発電所が減少し、この夏や冬に「計画停電」が行われる可能性まで議論に。なぜ、いま電力が足りないのか?不足はいつまで続き、暮らしにどんな影響が?日本の“電力クラ ...
ロシア軍によるウクライナ侵攻をきっかけに欧州の安全保障体制が激変しています。軍事的中立を続けてきたフィンランドやスウェーデンがNATO加盟を申請。ロシアは強く反発し、新たな対立が生じています。そしてNATO各国からウクライナに送られる膨大な軍事支援。効果をあげる一方、行き過ぎるとロシアを追い詰めて取り返しのつかない事態を招くとの指摘も。NATOを巡る動きが世界と日本に ...
時間差で押し寄せるコロナ後遺症の波。専門外来がある聖マリアンナ医科大学病院には、オミクロン株に感染した現役世代が急増。40代の男性は道路標識や看板などが理解できなくなり、休職に追い込まれました。オミクロン株は感染者数が格段に多いため、かつてない“後遺症の波"が来るのではと懸念も広がっています。原因も治療法も解明されない中、長期間、後遺症に苦しむ子供たちも。患者や病院の ...
南米原産の特定外来生物「アルゼンチンアリ」が日本各地で大量繁殖。ことし3月、大阪空港の敷地内のほか、周辺の住宅地でも多数確認されました。体長2.5ミリほどで毒針もなく、驚異的な繁殖力で生態系を破壊。海外では農作物に壊滅的な被害をもたらす例も。地下に形成される“巨大な巣の連なり"スーパーコロニーとは?知られざる脅威、研究者の最前線の闘い、そして家庭への侵入を防ぐ対策など ...
『OUT』『グロテスク』など社会に顧みられることのない女性たちと、その“痛み”を圧倒的な筆力で浮かび上がらせてきた作家・桐野夏生さん。最新作『燕は戻ってこない』では女性の貧困と生殖医療を題材にし、相次いで女性誌の特集が組まれています。人や物事をひとくくりにする「『安易なラベリング』に抵抗するために仕事をしている」と語る桐野さん。単独インタビューで、桐野さんが見据える現 ...