事件の“その後”に何が 犯罪被害者の闘い
もし無差別事件によって突然日常が奪われたら―。いつ、どこで犯罪に巻き込まれるか分からない現代。様々な事件の被害者や遺族が、事件の“その後"、どんな状況に直面しているのか全国を取材しました。見えてきたのは、事件の傷が癒えないだけでなく、精神的にも経済的にも追いつめられ、苦しみが深まっている実態です。「犯罪被害者等基本法」の成立から間もなく18年。犯罪被害者に必要な支援と ...
もし無差別事件によって突然日常が奪われたら―。いつ、どこで犯罪に巻き込まれるか分からない現代。様々な事件の被害者や遺族が、事件の“その後"、どんな状況に直面しているのか全国を取材しました。見えてきたのは、事件の傷が癒えないだけでなく、精神的にも経済的にも追いつめられ、苦しみが深まっている実態です。「犯罪被害者等基本法」の成立から間もなく18年。犯罪被害者に必要な支援と ...
各地で増え続ける日帰り温泉入浴施設。今や7800施設に上る一方、各地の温泉では、湯量の減少やお湯の温度の低下といった“異変”が報告されています。地下1000mから温泉をくみ上げてきた青森の入浴施設では十分な湯量が得られない状況に陥り、廃業を決断。さらに大分県別府市では、市内の温泉を調査したところ、広い範囲で湯温の低下が起きる可能性も明らかに。わき出る温泉を使いすぎず上 ...
いよいよFIFAワールドカップが開幕。日本は23日に強豪ドイツとの初戦を迎えます。初のベスト8入りをめざす日本の戦術は、粘り強い守備から攻撃へのすばやい切り替え。選手同士同じイメージを共有することで高度な連係プレーで点を奪おうという作戦です。最新のデータ分析の結果、日本とドイツはほぼ互角の力を持つという数値も。日本が初戦を制するカギとは?現地からの最新情報もまじえ日本 ...
"突然の逮捕"は全く身に覚えのないものだった―。2年前、軍事転用のおそれがある機械を不正輸出した容疑で中小企業の社長ら3人が逮捕された事件。勾留は一年近く続き、一人は無実を訴えながら亡くなりました。しかし去年、検察の「起訴取り消し」という異例の判断で事件は突如幕引きに。一体何があったのか?当事者や遺族、専門家らの徹底取材で浮かび上がった「経済安保」強化の下で進められた ...
旧統一教会の“知られざる被害"の実態をスクープで報じました。史上初の質問権行使、そして被害者救済の新法案の行方に注目が集まる中、今回、NHKは未だ明らかになっていない被害を独自取材。高額献金で生活困窮に陥った"無年金高齢者"とそれを支える2世の現実。信者の親の"独居高齢者"からも財産を集めている疑惑。さらに、カメラの前で初めて明かされた旧統一教会で行われている「養子縁 ...
今や認知症高齢者は600万人以上、その資産は250兆円超と推計されています。認知症になると資産が凍結され、家族が引き出すのが難しくなる可能性も。そこで弁護士や司法書士などが後見人となり、代わりに財産管理などをする成年後見制度がありますが、「本人のためにお金を使えない」「一度利用したら止められない」など課題が頻出。成年後見制度以外の選択肢を含め、本人の意思を尊重し、暮ら ...
世界がウクライナ情勢に目を向ける中、深刻化が懸念されているのが気候変動です。今月始まる国連の気候変動対策の会議「COP27」では、分断する世界が地球温暖化対策で結束できるのか問われています。いま各国で問題となっているのが「水不足」。記録的な干ばつで水力発電に影響が出た中国。農業用の水源をめぐって住民どうしが衝突するイラク。地下水をめぐり住民訴訟が起きているフランス。“ ...
脳・心臓疾患の労災は全業種の10倍、過労死も頻発▼謎!改善された労働基準が過労死ラインを超えている!?▼あるトラックドライバーの2日間に密着。高速代が出ず長時間下道を走ります。運転以外の“タダ働き"が横行?改ざんされる労働記録。▼現役ドライバーのホンネを緊急アンケート。「長時間労働が制限されたら困る!?」悲痛な叫びとは?▼“送料無料"が当たり前の意識。あなたは変えられ ...
今月8日投票のアメリカ中間選挙は、前大統領トランプ氏の動向に注目が集まる異例の選挙戦に。トランプ氏は2年後の大統領選挙も視野に自らが推す候補者を各地に擁立し、インフレなどでバイデン政権へ攻勢。一方、バイデン大統領は「トランプ氏とその支持者は民主主義を破壊しようとしている」と激しく応酬、アメリカ社会は混迷の度を増しています。ウクライナ情勢や対中国政策などにも影響を及ぼし ...
闇に包まれていた事件が突然動き出しました。9年前、京都市山科区で「餃子の王将」で知られる王将フードサービスの大東隆行前社長が拳銃で撃たれて死亡した事件。逮捕されたのは工藤会系組幹部の田中幸雄容疑者でした。社長だった大東さんとの「接点」はどこにあったのか?社長が狙われた「背景」に何があったのか?そして田中容疑者に“何者かの依頼"はあったのか―。事件の深層を独自取材。残さ ...
首都キーウからおよそ30キロに位置するブチャ。“大量虐殺があった町”として世界に知られることとなったこの町は、かつては閑静な住宅街でした。本来の姿を取り戻そうと復興が始まったものの、その先に待っていたのは戦争がもたらす“もう一つの闇”でした。人間関係や地域のつながりが引き裂かれていく現実や、広がる疑心暗鬼―。終わりの見えない戦争が人々に何をもたらしているのか。市民たち ...