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この年の出来事
新型コロナウイルスが世界中で流行。医療、介護、教育現場、観光業界など多岐にわたる影響を伝えました。また、ネット上でのひぼう中傷やサイバー攻撃、SNSを利用した犯罪など、インターネットを通じた問題も多く取り上げました。

2020年 10月

新しい記録から見る
2020年10月28日(水)

コロナ後の豊かな暮らしとは? 見直される“小さな農業”

いま、大規模集約型ではなく、家族規模で営む中小規模の“小さな農業”が注目されている。コロナ禍で食への関心が高まった消費者と、SNSやインターネットなどを介して双方向のつながりを築き、環境や健康への配慮から農薬や化学肥料を使わず育てた野菜を届けたり、野菜のおいしい食べ方など“農家の知恵”を教えたりして、利益を得る農家が支持されているのだ。こうした農家に共通するのは、必要 ...

2020年10月27日(火)

後遺症が苦しい… 新型コロナ “治療後”の悩み

治療が終わっても苦しみは終わらない…。新型コロナに感染し、回復した後も後遺症に悩まされ、日常を取り戻すことが難しい元患者たちが数多くいることがわかってきた。しかし「治療後」の後遺症の問題は、差別などをおそれ患者が声を上げにくく顕在化もしにくい。後遺症による治療はいつまで続くのか-、職場復帰できるまでの暮らしはどうしたらいいのか-、金銭的な不安や健康面の心配など、元患者 ...

2020年10月22日(木)

世界でどう闘う?農産物のJAPANブランド ~求められる新戦略~

実りの秋。「おいしい」「見た目も美しい」を武器に世界の消費者にアピールしてきた農産物の「JAPANブランド」。ところが今、世界の新たな潮流に直面している。その1つが、EUを中心にアジアなどでも進む農薬の使用基準の強化。多様性に富んだ農作物を生産する日本が、コストと品質を維持するために日常的に使ってきたものが、海外では規制の対象になるケースが出てきている。除草剤をめぐっ ...

2020年10月21日(水)

「病院、我慢します」 ~コロナ禍で増える“メディカル・プア”~

病気を抱えているのに経済的な理由で受診を控え症状が悪化、最悪の場合は死に至る・・・。“メディカル・プア”と言われる問題が新型コロナの中で増え始めている。全日本民医連の最新調査では、2月下旬以降、700以上もの、新型コロナが原因での事例が明らかになった。 しかし、これは氷山の一角に過ぎないと専門家は言う。継続的に診療が必要なのに病院に行くのをやめたり、つらい症状を家で ...

2020年10月20日(火)

100年企業 起死回生の一手は? ~コロナ禍 大量廃業時代~

新型コロナウイルスの影響による業績の悪化が打撃となり、休業や廃業に至る企業が相次ぐ中、地域の経済や文化を支えてきた老舗の「100年企業」までもが危機に瀕していることが分かってきた。山形市の創業135年の老舗漬物店は、新型コロナによって観光需要が激減したことから、やむなく廃業を決断した。この漬物店の土蔵を改装したレストランは、地元の映画祭などにも使われる交流拠点として人 ...

2020年10月15日(木)

国民負担に!? 16兆円超 巨大原子力政策の行方

事業費16兆円超。原発の使用済燃料からプルトニウムを取り出し再利用する国策「核燃料サイクル」。昭和30年代に構想が持ち上がってから半世紀あまり、7月末に青森県六ヶ所村の再処理工場が原子力規制委員会の安全審査に“合格”し、今月には燃料製造工場に事実上の“合格”が出された。巨大事業がいよいよ動き出そうとしている。しかし、専門家や電力関係者への独自取材から、国民に残しかねな ...

2020年10月14日(水)

ALS 当事者たちの声

今年7月。難病ALSを患う女性から依頼を受け、薬物を投与し殺害した疑いで医師2人が逮捕されました。ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、意識は明瞭なままで、全身の筋力が徐々に機能を失っていく難病。亡くなった女性は9年前に発病、24時間の介護サービスを受けながら独り暮らししていました。視線でPCを操作し、SNS上で生きる苦しみを綴っていた女性。事件を受け、同じALSで闘病生 ...

2020年10月13日(火)

社会を動かす! 女性たちの “ライフスタイルチェンジ”

コロナ禍で従来の社会の仕組みや自らの生き方の問い直しが迫られる中、「ライフスタイル」を変え社会を変革しようという新潮流が生まれている。キーワードは「持続可能性=サステナビリティ」だ。40代の女性が責任者となり「丸井グループ」が進めているのは、大量生産・大量消費と決別した店作り。また地方にはインバウンドに頼らず地産地消で経済を回そうと動く女性も。本当の豊かさとは何か、女 ...

2020年10月8日(木)

“未来を変える力”を問いかけられて ~大林宣彦からの遺言~

4月に亡くなった巨匠・大林宣彦監督から「映画をつないで平和な世の中に」と託された映画監督がいる。岩井俊二さん・手塚眞さん・犬童一心さん・塚本晋也さん。全員がバブル期にデビュー。大林さんら戦争を知る世代と比べて、描くべきテーマがない「空白の世代」とも呼ばれてきた。4人が今、直面しているのが、新型コロナ。映画制作がストップするなど、映画界はかつてない危機に陥っている。コロ ...

2020年10月7日(水)

あした介護が受けられない ~コロナ長期化が生む“介護の空白”~

新型コロナの影響が長期化する中で、これまで利用していた介護が受けられなくなる“介護の空白”が、高齢者やその家族の暮らしを揺るがしている。介護サービスを提供する事業所が感染対策を迫られる中、「発熱したら帰宅」「県外と行き来のある家族がいたら利用停止」などの条件が課され、従来の介護サービスを受けられなくなるケースが相次いでいる。介護を担う家族の負担が増え、介護疲れも深刻化 ...

2020年10月6日(火)

混とん アメリカ大統領選挙の行方

アメリカ大統領選挙が1か月後に迫る中、再選を目指すトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染。世界に衝撃が走っている。これまで感染防止対策より経済の再開を優先する立場を明確にし、民主党のバイデン候補への追い上げを図ってきたトランプ大統領。自身の感染は今後の選挙戦にどう影響するのか。番組ではトランプ陣営に助言を行うキーマンや支持者を取材。混とんとする大統領選挙の行方を見つ ...

2020年10月1日(木)

コロナ禍なのになぜ購入? 追跡!都心の不動産売買

新型コロナウイルスの感染拡大で、都心離れ・郊外志向が加速するかと思いきや、いま、都心の不動産の購入や投資が活発化するという意外な動きが広がっている。家賃やローンが払えず自宅を手放す人がいる一方、「在宅勤務を経験し、通勤時間の無駄に気づいた」という高所得者層を中心に、都心の好立地のタワマンなどの人気が再燃しているのだ。さらに、都心の商業施設やオフィスではテナントの撤退が ...