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この年の出来事
新型コロナウイルスが世界中で流行。医療、介護、教育現場、観光業界など多岐にわたる影響を伝えました。また、ネット上でのひぼう中傷やサイバー攻撃、SNSを利用した犯罪など、インターネットを通じた問題も多く取り上げました。

2020年 6月

新しい記録から見る
2020年6月30日(火)

第1波 知られざる生と死の現場 ~そのとき家族は 医師は~

新型コロナの重症化で命を救う最後の砦とも言われる人工心肺エクモ。実は第1波の際、エクモが足りず、装着できないケースが発生していたことが分かった。やりきれない思いを抱える家族。「何とか命を救いたい」と苦悩する医師。第2波に備える重要な時期に、「危機感を共有してほしい」と訴える。一方、海外では人工呼吸器の不足がさらに深刻だったため、高齢者は救急搬送が行われないという事態ま ...

2020年6月25日(木)

北朝鮮 キム・ヨジョン氏台頭 ~内部で何が起きているのか~

ケソン(開城)にある韓国との共同連絡事務所を爆破した北朝鮮。25日は朝鮮戦争が始まった日であり、その動向が注目される中、キム・ジョンウン(金正恩)委員長の妹、キム・ヨジョン(金与正)氏の存在感が急速に高まっている。キム・イルソン(金日成)主席と直接、血のつながりがある「白頭山の血統」の強化が図られていると指摘する専門家も。 内部で何が起きているのか、韓国やアメリカは ...

2020年6月24日(水)

新型コロナ 元感染者たちの告白

私たちの生活を一変させた、新型コロナウイルス。 感染した人の多くはウイルスを克服し、回復したと言われています。元感染者の人たちはいま何を考え、どう過ごしているのか?番組で体験談を募集したところ、多くの”元患者”が、長引く体調不良に悩まされていることが明らかになりました。さらに「感染した事実に、なぜか罪悪感を持ってしまう」との声も。 誰もが感染者になる可能性がある、こ ...

2020年6月23日(火)

ウィズコロナ時代 “カイシャ革命”であなたの仕事は?

オフィスはいらない、テレワークが当たり前。そんな「新たな日常」の到来で、カイシャの様々な仕組みが根底から変わってきている。全社員が在宅勤務可能な仕組みを整えたある企業では、通勤などの無駄な時間が減った分、顧客と向き合う時間が増え、業績も上向いていると言う。一方、別の企業はテレワークの導入にあたって中間管理職を廃止。上下間の摩擦がない、フラットな「バーチャル・オフィス」 ...

2020年6月18日(木)

プロ野球 前例なきシーズン開幕へ ~“ウィズコロナ”の模索~

新型コロナ禍の中、ようやく開幕を迎えることになった日本プロ野球。無観客、感染症対策などで、そのスタイルも戦略も大きく様変わりする。シーズンの短縮で日程も変則となり、投手起用法にも新戦略が施されるなど、新たな見所が生まれる可能性も。一方、運営側は徹底した感染症対策や厳しい収支の問題を突きつけられる。様々な課題を乗り越え、コロナと共存する時代にスポーツをどうやって楽しめば ...

2020年6月17日(水)

第2波への備えとなるか“精密抗体検査”

緊急事態宣言が解除されるなど、いったん落ち着いたかのような新型コロナウイルスの感染拡大。しかしウイルスに感染しても症状が出ない例も多く、感染が実際どの程度広がったのか、その全貌は明らかになっていない。今後、社会を動かしながら第2波以降に対処するにはどうすればいいのか。期待を集めているのが「抗体検査」だ。 体内に存在する抗体を調べることで過去に新型コロナに感染していた ...

2020年6月16日(火)

パンデミック下の米中対立 ~国際協調が求められる時代に~

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、これまで安全保障分野や5Gをめぐる覇権争いなどで対立を深めてきた米中関係がさらに悪化している。11万人を超える死者が出たアメリカでは、感染拡大の原因をめぐって中国に対する批判が高まっていて、トランプ大統領は、中国寄りと批判するWHOからの脱退や拡大G7による“中国包囲網”を打ち出している。かたや中国は、国営メディアなどを動員し ...

2020年6月11日(木)

新型コロナ バッシングからの再起

新型コロナウイルスによって大勢の人が差別やバッシングにさらされてきている。集団感染が発生し、その後、様々な嫌がらせを受けてきた大阪のライブハウス。支援の声を励みに、クラウドファンディングで資金を集めながら営業再開を目指している。感染した客の一人が勤務する介護事業所は、当時の毅然とした対応が、その後の周囲からの理解につながったと語る。このほか、感染した息子を支えようとす ...

2020年6月10日(水)

密着!巨大商店街 “緊急事態宣言”の裏側で

番組スタッフが3月から密着取材を続けている、大阪中心部の「日本一長いアーケード」で知られる商店街。前回4/8の放送以降、緊急事態宣言下の商店街は激動の日々を送っていた。外出自粛要請によって人々が地元商店街に殺到し、いわゆる“3密”状態に。“自粛警察”なる言葉が登場し、商店主たちは葛藤や恐怖と闘いながら営業を続けていた。一方で、客足が落ち閉店に追い込まれた飲食店や、取引 ...

2020年6月9日(火)

“新たな日常” 取り残される女性たち

学校や飲食店の再開など、社会経済活動の制限が緩和され、“新たな日常”が始まる中、働きたくても働けずに困窮する女性たちがいる。「雇い止めにあい、再就職先も見つからない。貯金を取り崩すしかない…」「子どもは分散登校、夫は在宅ワーク。家事と育児で負担増…」。新型コロナの影響が直撃するサービス業に従事する女性、無償のケア労働を押しつけられる女性が多い中、どんな支援が必要か考え ...

2020年6月4日(木)

ネットのひぼう中傷 なくすために ~女子プロレスラーの死~

女子プロレスラー、木村花さんが自殺したとみられる問題。ネットのひぼう中傷はこれまで何度も問題になってきたが、なぜなくならずにきたか…。木村さんへの中傷を書き込んでいた人たちを取材し、実態に迫る。また、長年問題になってきたのが、「発信者の開示プロセス」に時間と金がかかること。ひぼう中傷を受け、その後、書き込み相手を特定しようとした人たちを取材し、現在の仕組みの実情を探る ...

2020年6月3日(水)

まさか、家を失うとは… ~広がる 住居喪失クライシス~

新型コロナウイルスの影響で収入が激減、生活の基盤である“家”を失う人たちが増えている。マイホームのローンが払えず売却を検討する30代の家族、家賃滞納が続きアパートから立ち退きを迫られる50代夫婦、雇い止めと同時に住んでいた社員寮から出て行かざるを得なくなった30代男性…。コロナショックの前は“普通に暮らしていた”人たちが路頭に迷うケースが相次いでいるのだ。番組では、新 ...

2020年6月2日(火)

“介護クラスター” 高齢者の命をどう守る?

全国で相次いで発生した介護施設のクラスター。新型コロナウイルスの感染者が減少する中でも、多くの施設が感染の危機に直面し続けている。なぜ“介護クラスター”が発生するのか。検証からは、「3密」を避けるのが難しく、食事や入浴など生活に欠かせない行為そのものが感染リスクとなる難しさが見えてきた。一方で、行政や医療機関が連携して介護施設を支える取り組みも始まった。「第2波」に備 ...