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この年の出来事
「消えた年金」5,000万件という事態が判明。年金記録訂正などが注目されました。7月の衆院選では与党が大敗、9月には安倍総理が突然の辞任と政局は混乱続き。アメリカのサブプライムローン破たんの影響で日本でも急激な株安が起こりました。

2007年 8月

新しい記録から見る
2007年8月30日(木)

橋崩落事故の波紋 ~問われる安全~

今月1日米ミネアポリスで13人の犠牲者が出た橋の崩落事故。頻繁に点検されていたにも関わらず、なぜ落ちたのか?専門家からは、構造だけでなくメンテナンスに不備があった可能性が指摘されている。日本でもこの事故が他人事ではない事態が起きている。6月に三重県の木曽川大橋で鋼材が破断。定期点検では見逃されていた「腐食」が原因だった。高度成長期に建設された橋が多く、全国14万の橋の ...

2007年8月29日(水)

無実の“死刑囚”124人の衝撃 ~えん罪に揺れるアメリカ~

先進国で死刑制度を持つ数少ない国、            日本とアメリカ─── 。 今その一角アメリカで、死刑宣告を受け服役していた受刑者の無実が相次いで判明し、大きな衝撃が走っている。えん罪を見つけ出しているのは、進化を続けるDNA鑑定の技術。残された微量の証拠品から、事件の真相に迫り始めている。一方、えん罪のない司法制度への模索も進められている。自白の強要な ...

2007年8月28日(火)

急増!子どものネット被害 ~携帯サイトに潜むワナ~

中高生の大多数が持つ携帯電話。パケット定額制の普及により頻繁にネットに接続する子どもたちが、今様々な犯罪に巻き込まれている。国民生活センターに寄せられる子どものネット被害は年間2万件。音楽の無料ダウンロードサイトからアダルトサイトにつながり、高額な料金を請求される手口、交流サイトを通し、性犯罪や恐喝に巻き込まれるケースなど、子どもを狙う手口が日々巧妙化している。被害を ...

2007年8月23日(木)

なぜ返されなかったのか ~遺骨をめぐる日韓外交史~

東京・目黒区の祐天寺に保管されている朝鮮半島出身の軍人・軍属の千体以上の遺骨。戦後62年の時を経て、韓国の遺族に返還するため、日韓の協議が続いている。実はこの遺骨は今から30年以上前に、一括で返還されるチャンスがあった。今年4月に韓国で開示された外交文書によると1975年、日本政府は韓国と北朝鮮に対し祐天寺の遺骨返還を提案。しかし韓国側は日朝の接近を警戒し拒否した事が ...

2007年8月22日(水)

再び大空へ ~コウノトリ・トキ 野生復帰作戦~

日本ではいったん絶滅したコウノトリとトキ。海外から野生種を移入して復活作戦が進められてきたが、いま大きな節目を迎えている。個体が約100羽まで増えたことを受け、施設から放して野生に戻すことになったのだ。この夏、兵庫県豊岡では、自然繁殖したコウノトリのヒナが、46年ぶりに無事巣立った。来年には、いよいよ佐渡島でトキが放鳥される。こうした復活作戦の影では、希少な鳥の遺伝情 ...

2007年8月21日(火)

シリーズ 問われるメイド・イン・チャイナ【2】“偽物”はなくせるか

問われるメイド・イン・チャイナの2回目は、あとをたたない日本製品の”にせもの”をめぐる最新の動きを追う。日本製品の模倣品がつくられているのに野放しだったり、日本の商品の名前が中国でいつのまにか別の人に登録されて使えなくなったり、というケースが相次ぎ、軋轢が大きくなっている。そんな中、最近中国では、模倣品製造業者の刑事罰に処する規則の改正が行われたり、連戦連敗だった裁判 ...

2007年8月20日(月)

シリーズ 問われるメイド・イン・チャイナ【1】脅かされる安全

北京五輪を来年に控えた中国、急速な経済発展の原動力となってきたメイド・イン・チャイナが岐路に立たされている。豊富な人材を背景に価格の安さと高品質で急成長を遂げた中国の製造業だが、安全性とコンプライアンス(法令遵守)の面で、世界から厳しく批判され、是正を迫られているのだ。揺れる「世界の工場」の実態を2回に渡って伝える。シリーズ一回目は、製品の安全がテーマ。中国から輸入さ ...

2007年8月1日(水)

“本気”になりたい ~「バッテリー」人気の秘密~

夏休みに読みたい本として根強い人気を誇る児童小説「バッテリー」、発行部数800万部を超える大ヒットを続けている。自分の速球に絶対の自信を持つ中学生の天才ピッチャーとキャッチャーが、”本気”でぶつかり合い、葛藤や煩悶を繰り返していくストーリーだ。この小説、実は読者の7割は20代~40代の大人の女性たちだ。著者に寄せられた手紙から浮かび上がってきたのは、生き方の選択肢が増 ...