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この年の出来事
トランプ政権下のアメリカを多数取材。ツイッター社のジャック・ドーシーCEO、アル・ゴア元副大統領へのインタビューも行いました。選挙とフェイクニュース、ベーシックインカムやESG投資などの新しい潮流についても報じました。

2017年 10月

新しい記録から見る
2017年10月31日(火)

ナイトタイムエコノミーが日本を救う!? ~観光立国・新戦略~

今や日本を訪れる外国人の数は世界上位!でも消費金額は、世界で「50位前後」という厳しい現状…というわけで盛り上がっているのが「ナイトタイムエコノミー」。外国人観光客の「終電が早くて遅くまで楽しめない!」「文化・芸術を夜楽しめる場所がない」という不満に応え、夜に和太鼓ショーや能を開いたり、街に「夜の観光大使」を置くなどして、夜間の消費を増やそうという動きです。「治安が乱 ...

2017年10月30日(月)

“プルトニウム大国”日本 ~世界で広がる懸念~

核兵器の材料になることから国際的に厳しく管理されているプルトニウム。日本は、原発で使い終わった核燃料からプルトニウムを取り出し、資源として再利用する「核燃料サイクル」を核兵器保有国以外で唯一、推進している。保有量は現在、約47トン。原爆に換算して約6000発分に相当し、いま、日米原子力協定で日本がプルトニウムを取り出すことに同意したアメリカから懸念の声が上がっている。 ...

2017年10月26日(木)

お金が“タダ”でもらえる!? ~世界が注目・ベーシックインカム~

人工知能(AI)の急速な発達により、2人に1人の職が代替されると予測される将来、人々の所得をどう保障するか。いま世界では”すべての個人に、無条件で毎月一定のカネを直接配る”「ベーシックインカム」の導入が検討されている。去年スイスでは、導入の是非を決める国民投票が行われ、フィンランドでは、貧困層向けの社会実験がスタートした。「究極のバラマキ」と批判も受ける制度は、果たし ...

2017年10月25日(水)

体臭気にしすぎ!? 相次ぐにおいトラブル

近年、清潔志向が強くなったことなどにより、体臭に敏感になる風潮が広がっている。企業の社員たちに体臭ケアを指導するセミナーも人気。「体臭が気になって人付き合いがうまくいかない」と悩む若者も珍しくないという。一方、においケアなどの目的で使う商品の「香り」をめぐって、トラブルになるケースも。「柔軟剤などの香りをかいで、頭痛などの身体症状を感じた」と訴える人もいる。私たちは、 ...

2017年10月24日(火)

家電が突然発火する!? ~知られざる“サイレントチェンジ”~

今、メーカーも気づかぬうちに下請け企業が部品の材料や仕様を変えてしまう「サイレントチェンジ」と呼ばれる問題が浮き彫りになっている。『独立行政法人・製品評価技術基盤機構』によると、プロジェクターの電源コードが突然発火するなど、ここ数年、サイレントチェンジが原因とみられる事故が多発。事故の多くが製造後、数年経ってから起きているため“静かな時限爆弾”とも呼ばれている。サイレ ...

2017年10月23日(月)

衆院選ビッグデータ徹底分析 ~民意は何を求めたか~

安倍政権継続の是非を最大の争点として行われた衆議院選挙。自民党・公明党があわせて全議席の3分の2を上回る議席を獲得して圧勝。野党では、立憲民主党が希望の党を上回り野党第1党になった。有権者は何を決め手に投票先を決めたのか。選挙期間中、党首は何を訴えたのか。番組では全289選挙区の出口調査結果や、党首の演説内容などのビッグデータを詳細に分析。有権者の投票行動を明らかにす ...

2017年10月19日(木)

追跡!マンション修繕工事の闇 狙われるあなたの積立金

コツコツためた、あなたの積立金が知らぬ間に奪われているかもしれない…分譲マンションで行われる大規模修繕工事。そのウラ側で悪質な設計コンサルタントが工事業者に巨額のバックマージンを要求、住民に損害を与えているケースがあるという。事態を重く見た国が注意喚起を行うなど、問題は広がりを見せている。マンション老朽化時代、修繕待ったなしの物件が急増する中、多くの人が被害に遭ってい ...

2017年10月18日(水)

シリーズ 習近平の中国② 加速する“創新(イノベーション)”経済

権力集中を強める習近平国家主席のもと、変貌する中国の姿を伝えるシリーズ。2夜目は、新たな成長モデルを模索する中国経済の最前線。キーワードは高付加価値の産業創出を目指す“創新”経済。「皆が起業し、技術革新を起こそう」という掛け声のもと、IT技術を生かしたイノベーションが生活を一変させている。“創新”は、一時の勢いを失いつつある中国経済の起爆剤となるのか?中国企業の開発力 ...

2017年10月17日(火)

シリーズ 習近平の中国① “権力集中”の光と影

国際社会での存在感を高め続ける大国・中国は、いまどこに向かっているのか。それを占う5年に1度の中国共産党大会が開かれる。2期目となる習近平政権はこの5年で何をもたらし、これからどこを目指しているのか、2回シリーズで検証する。1夜目は、習近平体制によって生まれた中国社会の“光と影”。 130万人にも及ぶ徹底した「腐敗撲滅」、貧しい地域に巨額を投じる大規模な開発、そして ...

2017年10月16日(月)

世界で加速“EVシフト”~日本はどうなる?~

世界で今、ガソリンやディーゼル車から電気自動車に移行する“EVシフト”が加速している。主導しているのはヨーロッパと中国だ。ディーゼル車の不正の後、巻き返しをはかろうと電気自動車に力を入れるドイツのメーカー。大気汚染対策と産業育成のねらいから国を挙げて電気自動車の普及を進める中国。世界で急速に進むこの変化に、多くの雇用を抱える日本の自動車産業はどう対応するのか。欧州、中 ...

2017年10月12日(木)

“英雄”か“裏切り者”か サッカーシリア代表の真実

来年6月に開催されるサッカー・ワールドカップロシア大会の出場国が続々と決まるなか、『奇跡のW杯出場か』と世界中の注目を集めたシリア代表。実は、その快進撃に賛否両論の声が上がっている。内戦の影響がサッカーにも影を落としているのだ。さらにかつて政権と距離をとり代表を離れたスター選手の“突然の復帰”が波紋を広げている。彼は躍進を支える英雄なのかー、それとも裏切り者なのかー。 ...

2017年10月11日(水)

若者と被爆者たちの“二人三脚” ~ノーベル平和賞の舞台裏~

ノーベル平和賞に、「核兵器禁止条約」採択に貢献した国際NGO「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」が選ばれた。100をこえる国と地域のNGOや平和団体が連携し、核兵器廃絶を目指してきた。中心メンバーは20代、30代の若者たち。世界を動かす原動力となったのが、被爆者の存在だ。被爆者の声を世界へ広め、“核兵器の非人道性”を訴えることで賛同国を増やし、「不可能」といわれ ...

2017年10月10日(火)

テロ組織が難民支援をねらう!? ~世界最大キャンプ閉鎖の裏で~

世界の難民や国内避難民などの数は6800万人。難民危機が深刻な中、爆発的に難民が増加しているのが、アフリカだ。そうした中、ケニアでは、世界最大の難民キャンプが「テロの温床になっている」として閉鎖され始めた。国連機関UNHCRは、難民の自発的帰還を支援、多くの難民が内戦の続く祖国ソマリアに戻っている。今回、取材班は、テロ組織の元メンバーにも接触、難民支援の物資がテロ組織 ...

2017年10月3日(火)

全国最大の“原発訴訟” 責任は誰に?

来週、全国最大の原発訴訟に判決が下される。ふるさとが帰還困難区域となった人、県外に自主避難した人など、立場を越えて団結したおよそ4000人の原告が、国や東京電力の“責任”を問う注目の裁判。最大の争点は「巨大な津波を予見し、事故を防げたかどうか」。東日本大震災より以前に、巨大津波と原発への影響について調べた“新たな資料”も見つかっている。裁判が社会に問いかけるものとは何 ...

2017年10月2日(月)

ロヒンギャ危機 “スー・チーのミャンマー”で何が

ミャンマー西部で少数派のイスラム教徒、ロヒンギャの人たちが危機に瀕している。政府の治安部隊と武装勢力間の戦闘を受けて、隣国のバングラデシュに避難。その数は50万人以上、中には「家族が殺害された」という人もいる。ミャンマーを事実上率いるアウン・サン・スー・チー国家顧問は、迫害について明確な説明は避けたままで、国際社会から厳しい視線が注がれている。“ロヒンギャ”にいま何が ...