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この年の出来事
トランプ政権下のアメリカを多数取材。ツイッター社のジャック・ドーシーCEO、アル・ゴア元副大統領へのインタビューも行いました。選挙とフェイクニュース、ベーシックインカムやESG投資などの新しい潮流についても報じました。

2017年 6月

新しい記録から見る
2017年6月29日(木)

密着 首都決戦 都政は?国政は?

7月2日の投票日に向けて、各党が国政選挙並みの態勢で臨む東京都議選。築地市場の豊洲への移転問題や東京オリンピック・パラリンピックの大会準備など課題が山積する中、まもなく就任から1年を迎える小池知事の都政運営の評価が大きな争点だ。選挙戦では各党が、知事への支持や対決など様々な姿勢を打ち出している。過去には、選挙結果が直後の国政選挙に大きな影響を与えるケースもあった首都決 ...

2017年6月28日(水)

保険値上げで家計直撃!賢い見直し術とは

昨今、生命保険をめぐる事情が大きく変わり、加入や見直しの際に注意が必要になっている。この春から、一部の生命保険が大幅に値上がり。背景には、「マイナス金利のために、運用で利益があがらない」保険会社の苦しい事情がある。さらに、保険会社や販売代理店の利益のために、一部では、「顧客のニーズにあわない商品を勧める」ケースもあるという。保険料を節約しながら、将来の安心を得るには? ...

2017年6月27日(火)

“火花”中国を行く ~又吉直樹が見た“90后”~

新作「劇場」が既にベストセラーになった、お笑い芸人で作家の又吉直樹さん。今月、又吉さんは、芥川賞受賞作「火花」の中国語版の出版をきっかけに初めて中国を訪れた。そして、上海の有名私立大学で日本語を学ぶ40人の若者たちと「対話」を行った。文学についてだけでなく、人生観、価値観を語りあった又吉さんと学生たち。日本のカリスマ的作家と中国の若者たちの前代未聞の対話から、日本と中 ...

2017年6月26日(月)

“卒母”宣言 子離れできますか

「“卒母(そつはは)”します」。人気漫画家・西原理恵子さんの宣言が話題を呼んでいる。西原さんは、漫画「毎日かあさん」で、実生活を題材に家事や育児の奮闘を描き、母親を中心に共感を呼んできた。連載開始から16年。当時4歳だった息子は大学生、娘も16歳。そこで、“母親業”を卒業し、「毎日かあさん」の終了を決心したという。一方、就職活動や婚活で“親同伴”したり、成人した子供が ...

2017年6月22日(木)

岐路に立つ防衛政策 ~“敵基地攻撃” “防衛費”は~

核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮や、海洋進出を強める中国など、安全保障環境が大きく変化する中、自民党の安全保障調査会は20日、敵の基地を攻撃する能力の保有や、防衛費の確保について踏み込んだ内容を記した提言の案をまとめた。今後、防衛力をどのように整備していくべきなのか。岐路に立つ防衛政策のあり方を考える。

2017年6月21日(水)

14歳棋士・知られざる偉業への道 ~歴代最多28連勝・藤井聡太~

中学3年生のプロ棋士・藤井聡太四段の快進撃が止まらない。史上最年少・14歳2か月でプロ昇進して以来、公式戦負けなしの27連勝。6月2日に行われた実力者・澤田真吾六段との対局では、恐るべき戦略を駆使して不利な形勢を一手で逆転した。そして勝てば歴代最多連勝記録「28」にならぶ今日21日は再び澤田六段と対戦。前回苦戦した相手を見事に破った。偉業に並んだ若き棋士の強さに迫る。

2017年6月20日(火)

プルトニウム被ばく事故 ~ずさんな管理はなぜ?~

日本原子力研究開発機構の施設で、放射性物質を入れた袋が破裂して作業員が被ばくした事故。袋から飛散したのは原発や原子爆弾にも使われるプルトニウムだった。なぜ事故は起きたのか。取材を進めると、原子力の研究に使われ、長期間放置されてきた核燃料のずさんな管理の実態がみえてきた。原子力規制委員会は、これまで全国8箇所の事業所で、こうした核燃料が不適切に管理されていると指摘、是正 ...

2017年6月19日(月)

波紋広がる“特区選定” ~独占入手 加計学園“新文書”~

学校法人「加計学園」が計画している獣医学部の新設。地域を限定して大胆な規制緩和を行う国家戦略特区制度を活用し、52年ぶりに認められた。今回の選定について政府は「すべて適切に行われた」としているが、一方で「行政がゆがめられた」との声も上がっている。選定の過程で公平性や透明性は保たれていたのか?経済成長をめざす特区制度はどうあるべきか?独占入手の資料や証言などをもとに特区 ...

2017年6月15日(木)

空き家が収益物件に!? 新時代の活用術

解体費用は高い、維持する手間もかかる。人々を悩ませてきた空き家問題だが、新たな知恵が広がり“稼げる物件”に変わろうとしている。商店街の空き家は建築家や地域の人々が知恵と資金と人手を出し合い、おしゃれなカフェや宿泊施設に変身。農村の民家はワークライフバランス重視の都市のサラリーマンが週末を過ごすセカンドハウスとして人気に。「うちの実家は無理」と諦めるのは早い。変わり始め ...

2017年6月14日(水)

“世界最速”佐藤琢磨 No Attack No Chance (挑戦なくして チャンスなし)

“世界最速”ともいわれる自動車レース「インディ500」でF1出身の佐藤琢磨選手が日本人初優勝。デッドヒートを繰り広げ、残り5周で一気にトップに躍り出る劇的勝利だった。琢磨選手が大切にする言葉がある。「NO ATTACK NO CHANCE(攻めなければ、チャンスはない)」。琢磨選手はどのように過酷なレースを制したのか?そして挑戦し続ける琢磨選手の信念の源はどこにあるの ...

2017年6月13日(火)

おひとりさま上等!“没イチ”という生き方

配偶者を亡くし単身となった人たちが自らを“バツイチ”ならぬ“没イチ”と呼ぶ動きが広がっている。死別の悲しみから一歩踏み出し、新たな生き方を切り開いて行こうというのだ。こうした動きに企業も注目。“おひとりさま専用旅”や“高齢者専門の結婚相談”など没イチを意識したビジネス参入も拡大している。平均寿命が延び“人生百年”とも言われる今、誰もが“没イチ”を長く生きる時代がそこま ...

2017年6月12日(月)

“新たな”アスベスト被害 ~調査報告・公営住宅2万戸超~

“静かな時限爆弾”と呼ばれ、数十年の潜伏期間を経て中皮腫や肺がんを引き起こすアスベスト。これまで労災認定などの対象となった人は2万人を超える。今回、NHKが患者の支援団体やNPOの協力を得て調査したところ、全国各地にある公営住宅に暮らしていた人たちが、アスベストのリスクにさらされていたことが判明、こうした住宅の戸数は2万戸超、住んでいた人の数は推計で23万人あまりとさ ...

2017年6月8日(木)

僕の生みの親はどこに?~10年後の赤ちゃんポスト~

熊本市の民間病院に設置された「こうのとりのゆりかご」、いわゆる「赤ちゃんポスト」は先月、設置から10年を迎えた。昨年度までに預けられた子どもは130人。データから浮かび上がったのは「救われたはずの子どもたち」のその後の課題だ。今も20人以上の子どもたちは親が分からず、自分のルーツをたどることができない。今回NHKの取材に応じた少年は、その複雑な胸中を赤裸々に語ってくれ ...

2017年6月7日(水)

2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働”

映画などの相次ぐヒットで活況を呈するアニメ業界。史上初めて2兆円市場に達したとみられている。しかし、「夢の仕事」だとして業界の成長を支えてきたアニメーターや、制作会社には、十分な対価は還元されず、低賃金や長時間労働が常態化。働き方改革が進む社会の中で、業界のリーダーたちからも「このままでは日本アニメの未来はない」という危惧の声が上がり始めている。岐路に立つ日本のアニメ ...

2017年6月6日(火)

原発事故から6年 未知の放射性粒子に迫る

福島第一原発事故の際、過去の事故では見つかっていないタイプの放射性粒子が放出されていたことが明らかになった。大きさは1/1000ミリ以下から0.5ミリほど。微細なガラス玉に放射性セシウムが閉じ込められている。水に溶けないため、体内や環境中に長期間、残留する懸念がある。従来、考えられてきた放射性セシウムとは影響が異なる可能性があるという。「さらなる研究が必要」としつつ、 ...

2017年6月5日(月)

人工呼吸器を外すとき ~医療現場 新たな選択~

いま高齢者医療の現場で“新たな選択”が実践され始めている。それは「延命中止」。患者や家族の希望に添って一度始めた医療から撤退し、最期を迎えるというものだ。「救急医療」「人工透析」「肺炎治療」など様々な医療現場で、新たなガイドラインが出され、医療の中止が選択肢として示されるようになっている。「延命中止」を実践する現場に密着し“命をめぐる選択”の日々を記録。長寿社会のある ...

2017年6月1日(木)

会社が社員にしがみつく!? ~大量離職時代をどう生きる~

「社員は会社に骨を埋めて当然」というのはもう過去の話。会社があの手この手を尽くして“社員に辞めないでもらう”「リテンション」(保持)という取り組みが注目されている。入社3年以内の若者の離職率が業界によっては50%を越える今、企業が必死に社員を会社につなぎ止めようとしているのだ。人工知能を用いて離職予備軍を探し出すIT企業や、労働時間の短縮で離職防止に挑む大手企業などの ...