【みえDE川柳】 お題:働く
身を賭して盲導犬の気働き/あそか さん
いろいろな「働く」の句の中にあり、盲導犬の働きにまで目を向けた、この句には驚かされた。よくもこのようなところに目を付けたものだと作者にはただただ感心させられる。身を賭してまで、ご主人を守ろうとする盲導犬の機転には、じんとさせられ目頭が熱くなる。上五の「身を賭して」がこの句をしっかりと引き締めている。下五の「気働き」は口語体ではあまり使われないかも知れないが、句全体として、リズムよくこなされているので、敢(あ)えて気にする必要はないだろう。
言い訳に女の勘が稼働する/汐海 岬 さん
言い訳をすればするほどなにかあると勘ぐられるのは常である。そこに女の勘とくれば、もう、観念する他ない。下五の「稼働する」と言う硬い言葉に、強力なパワーで押し寄せてくる「女の勘」の凄みを感じる。句意としての意外性はないものの言葉の操り方が、素晴らしい。従って、「稼働する」が、この句を成功へと導いている。
女から戦士に変わるまとめ髪/いちかわいさお さん
この句には「働く」という言葉は、使われていない。しかし、髪をまとめて、「さあ、仕事をするぞ」という姿が、はっきりと目に浮かんでくる。しかも「戦士に変わる」と言うのだから、きっと厳しい仕事なのだろう。たくましい女性の姿である。「まとめ髪」の下五に、その凛々しさが、詰まっている。
<入選>
座る暇ないほど動く割烹着/大澤 葵 さん
働いて底まで旨い大ジョッキ/奥田よし さん
働いたこともありますキリギリス/アーケード さん
持ち味を重ね働くおでんの具/福村まこと さん
AI が働き者の座を奪う/近江菫花 さん
ネイルには縁のなかった働く手/山吹みどり さん
労働を缶コーヒーに励まされ/だんでらいおん さん
定休日有っては困る警察署/録画は家康天 さん
皿洗い夫は家事をやった顔/はぐれ雲 さん
着ぐるみで汗をかくのも宮仕え/西井 茜雲 さん
丹川修先生
たくさんの「働く」の句に接し、楽しく選考をさせて戴(いただ)きました。働くことの大切さや悦(よろこ)び、仕事の厳しさ、など句を通じて改めて認識させられました。また、労働以外の働く(勘が働くなど)の楽しい句も多数、いただきました。しかし、その中には、お題が「働く」だけに、格言じみた内容の句やまた「働く」という言葉を用いるには、少し無理を感じる句もありました。出された「お題」に、句の内容がうまく向き合っているか見直してください。入選には、やはりリズムが良く、目の付け所に意外性のある句を戴(いただ)くことになりました。多数のご投句を戴(いただ)き誠にありがとうございました。
投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:18:50 | 過去の入選作 |
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レバンガ北海道 桜井良太選手@名古屋【太田磨理】
プロバスケットボールBリーグが盛り上がってきました!
11月4日と5日、名古屋市で「レバンガ北海道vs.ファイティングイーグルス名古屋」が行われました。結果はレバンガ北海道の2連勝!!
もちろん桑名市出身のレバンガ北海道 桜井良太選手も出場しました。
今シーズンでの現役引退を表明している桜井選手にとって、名古屋での最後の公式戦でした。
桜井選手は白のユニフォーム11番。
今節で、私の心に一番響いたプレーがこの桜井選手のディフェンスです↓↓
相手のシュートを全力で阻止!
気迫のこもったプレーでチームを鼓舞していました。
試合後、桜井選手にお話しを伺いました。
「現役最後の名古屋での試合ということで、たくさんの知り合いも見に来てくれました。ちょっとさみしい気もします。」
三重県の皆さんには
「北海道観光のついでがあれば試合も見に来てください!」とのことでした。
どこまでも謙虚な桜井選手。桜井選手を応援するために北海道に行きましょう!!
投稿者:太田磨理 | 投稿時間:19:40 | 太田磨理 |
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あこがれの世界へ 森田駿哉投手(ホンダ鈴鹿)【太田磨理】
10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議。
ホンダ鈴鹿の森田駿哉投手(右)が巨人から2位で指名されました!
持ち味は最速154キロのストレートとキレのあるスライダーでバッターを打ち取るピッチング。
(左:ホンダ鈴鹿硬式野球部の久芳修平監督)
森田選手は「まさかこんなに良い順位で選んでもらえるとは思わず、びっくりしています。チームの勝利に貢献して、チームの顔になれるよう頑張りたい」と話していました。
会見のあとはチームメートから祝福の胴上げ。チームの絆の深さがよく伝わってきました。
これからもご活躍を期待しています。
こちらはマネージャーの中野宏昭さん。ご自身の野球経験を生かして選手たちをしっかりサポートしてくれています。
投稿者:太田磨理 | 投稿時間:19:56 | 太田磨理 |
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鈴鹿市出身の歌手 松阪ゆうきさん【太田磨理】
「オータマのもっと会いたい」でご紹介した鈴鹿市出身の歌手、松阪ゆうきさん。
演歌・歌謡曲・民謡からオペラ・ミュージカルまで幅広いジャンルを歌いこなす
”スーパーハイブリッドシンガー”。
音楽のジャンル関係なく良い音楽を届けたいという思いが込められています。
しかも介護福祉士の資格も持ち、書道も得意。
CDのタイトルもご自身で書かれています。
松阪さんの歌手活動の原点は小学4年生のときの担任、筒井聖子さんに出会ったこと。松阪さんは「音楽の楽しさを教えてくれた筒井さんに出会っていなかったら今音楽を続けていなかった」と話てくれました。
松阪さんの座右の銘は「初心忘るべからず」。
デビューした頃の気持ちを忘れていないか、仕事が雑になっていないかなど常に自分を戒めているそう。
三重県に生まれ育ったことを誇りに思うと仰る松阪さん。
「東京にいても三重のことを発信していきたい」とのこと。
これからも素敵な歌声を聞かせてください!
投稿者:太田磨理 | 投稿時間:19:27 | 太田磨理 |
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