2023年03月20日 (月)伊賀発祥の新スポーツ「手裏輪」
以前まるみえライブでご紹介したのは
伊賀市発祥の新しいスポーツ「手裏輪(しゅりりん)」です。
伊賀といえば忍者が有名。
手裏輪は忍者の武器である手裏剣をモチーフにした
輪投げのような競技です。


考案したのは森下茂治さん。手裏輪のイメージキャラクターを務める忍にゃんと。

もともと東日本大震災の被災地の子どもたちを励まそうと考えたもの。
そこから忍者に詳しい三重大学の教授たちの監修を受け2019年に誕生しました。
平内さんご一家は家族で大会に出場されていて、
先日はまさとくん(息子さん、右から2番目)が優勝したそうです。

森下さんは「手裏輪を通して伊賀地域の子どもたちが忍者に興味を持ち、
手裏輪が世界に広まっていってほしい」と話してくれました。

この日の中継スタッフ。
みんなで忍忍!にゃんにゃん!?

投稿者:太田磨理 | 投稿時間:21:04 | 太田磨理 |
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2023年03月20日 (月)NHK津おてつだい課~名張牛汁編~
地域のみなさんのお悩みを解決する特別企画「NHK津おてつだい課」。
最初のご依頼は”名張市のご当地グルメ『名張牛汁』を盛り上げたい!”
名張市内にある牛汁を提供する飲食店、市橋雅美さんからのご依頼でした。

名張牛汁とは幻のブランド牛「伊賀牛」が入ったお吸い物。

15年ほど前に誕生し、かつては20店舗以上で提供されていましたが、
今はわずか5店舗ほど。
ご当地グルメを使ったまちおこしに詳しい長野県立大学の田村秀教授によると
「ストーリー性が大事。例えば小学校給食で提供されていたというストーリーがある
津ぎょうざは、ご当地グルメの成功例のひとつであるとのこと。


ということで、名張のお肉屋さんのストーリーを探しに行くと
牛汁は、お肉屋さんのまかない食だったことが判明!

私たちは名張牛汁を広く知ってもらうため、お肉屋さんを舞台にした
名張牛汁のプロモーションビデオを制作しました!
出演は名張牛汁協会のみなさんwithオータマ。オータマはお肉屋さんの女将大谷とよこさん役です。
BGMは平井堅さん。ナレーションは橋爪アナウンサー✨


大谷さんのお店を借りて撮影したビデオは、
ただいま、NHK津のホームページ内で動画公開中です。
ぜひご覧ください。
投稿者:太田磨理 | 投稿時間:20:43 | 太田磨理 |
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2023年03月17日 (金)【旬食!みえ】豚肉のクルミみそあえ
料理監修:三重調理専門学校

<豚肉のクルミみそあえ>
《材 料(4人分)》
豚ヒレ肉 300g
塩 少々
新じゃが 2個
たけのこ(水煮) 1本
かたくり粉 大さじ2
小麦粉 大さじ2
いんげん 40g
〈クルミみそ〉
クルミ 50g
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ2
赤みそ 大さじ2<
〈作り方〉
① 豚ヒレ肉を1口サイズに切り、かみ切りやすいように切り込みを入れておく。
② 豚肉に塩をまぶして下味をつける。
③ 新じゃがは4分の1に切り、たけのこの水煮は乱切りにする。
④ クルミを包丁で砕く。この時、食感を残すために細かくしすぎない。
⑤ みりんを弱火で加熱する。ふつふつとしてきたら、しょうゆ、砂糖、赤みそを入れて
溶かし、最後にクルミを加えて混ぜる。
⑥ ボウルにかたくり粉と小麦粉を入れて合わせ、豚肉とたけのこにまぶす。
⑦ 180℃に熱した油で豚肉、たけのこ、新じゃがを揚げる。
(豚肉は3~4分、たけのこは軽く色がつく程度、新じゃがは3~4分素揚げ)
⑧ いんげんを塩ゆでして、食べやすい大きさに切ってクルミあえの上に飾る。
投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:13:09 | 旬食みえ レシピ集 |
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2023年03月08日 (水)「おさんぽ!みえ」津市のいちご農家
こんにちは♪キャスターの高橋美帆です。
1月18日(水)放送の「おさんぽ!みえ」では、
津市安濃町のいちご農家 平松香歩里さんを訪ねました。

平松さんが育てているのは、「かおり野」という品種。
三重県で開発されたいちごで、上品な香りが特徴です。

平松さんのこだわりは、完熟したいちごのみを収穫すること。

真っ赤に完熟したいちごは糖度13度ほど。
3年前の品評会で県知事賞を受賞しました。

1粒いただくと、とってもジューシーで
甘みが口いっぱいに広がって、おいしかったです!
ごちそうさまでした。

実は平松さん。8年前まで美容師として働いていました。

美容師は指名などがあると急に休んだりできないので、
家でできる仕事を考えていたところ、結婚相手の家に農地があり、
いちごが好きだったので、いちご農家になろうと決めたそうです。
農業経験はゼロでしたが、専門の学校などで学んで経験を積み、
今では年間9トンを出荷するまでに。

美容師から農業の世界に飛び込んだ平松さん。
自分の姿が、新たな一歩を踏み出す人の力になればといいます。

平松さん、ありがとうございました!
投稿者:高橋美帆 | 投稿時間:13:23 | 高橋美帆 |
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2023年03月07日 (火)【旬食!みえ】にんじんのチヂミ
料理監修:三重調理専門学校

<にんじんのチヂミ>
《材 料(4人分)》
にんじん 1本(250g)
豚バラ肉(薄切り) 100g
塩 少々
こしょう 少々
小麦粉 80g
かたくり粉 40g
塩 小さじ1/2>
水 200ml>
サラダ油 大さじ1
ごま油 大さじ1
〈たれ〉
砂糖 小さじ2
しょうゆ 大さじ3
酢 大さじ2
ごま油 小さじ1
いりごま(白) 小さじ1
〈作り方〉
① にんじんの皮をむき、150グラムは千切りに、100グラムはすりおろす。
② 豚肉を3センチほどに切り分け、塩こしょうで下味をつける。
③ ボウルに小麦粉、かたくり粉、塩を入れ、水を加えながらよく溶かす。
④ 粉っぽさがなくなったら、すりおろしたにんじんを加えて混ぜ、千切りにしておいた
にんじんの半分も生地に加える。
⑤ フライパンに油を引き、温まったら一度火を止め、豚肉を重ならないよう並べる。
⑥ 再び火をつけて、豚肉の上に生地を流し入れる。
⑦ 生地を薄く広げたら、残しておいたにんじんの千切りをのせ、中火で3、4分焼く。
⑧ 焼け具合を確認して裏返し、フライ返しで押さえながら4分ほど焼く。
⑨ フライパンのふちに沿ってごま油を回し入れ、香りがたったら、焼き上がり。
〈たれの作り方〉
① 器に砂糖、しょうゆ、酢、ごま油を入れてよく混ぜ、いりごまを浮かせる。
投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:14:00 | 旬食みえ レシピ集 |
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2023年02月28日 (火)【旬食!みえ】マイヤーレモンのドーナツ
料理監修:三重調理専門学校

<マイヤーレモンのドーナツ>
《材 料》
無塩バター 30g
砂糖 50g
卵 1個
牛乳 大さじ3
マイヤーレモン(皮) 2個分
薄力粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ2
(シロップ用)
マイヤーレモン(搾り汁)1個分
粉砂糖 大さじ5
〈作り方〉
① 常温に戻したバターを柔らかいクリーム状にする。
② バターに砂糖、溶いた卵、牛乳を加えてよく混ぜ合わせる。
③ マイヤーレモンの皮をすりおろす。
④ すりおろした皮、ふるった薄力粉とベーキングパウダーを生地に加えて混ぜる。
⑤ できた生地はいったんラップにくるみ、30分ほど冷蔵庫で冷やす。
⑥ マイヤーレモンをしぼった果汁に粉砂糖を加え、ドーナツにかけるシロップを作る。
固まりやすいので容器ごとお湯につけながら混ぜる。
⑦ 打ち粉したまな板で、冷やした生地を8等分する。
⑧ 生地を丸め、真ん中に穴をあけてドーナツの形を作る。
⑨ 160℃の油で6分から7分揚げる。
⑩ ドーナツにシロップをかけ、すりおろした皮をトッピングする。
投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:16:10 | 旬食みえ レシピ集 |
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2023年02月27日 (月)おさんぽ!みえ くみひもでオシャレの最先端を!
こんにちは!キャスターの大橋です!
今回の「おさんぽ!みえ」では、
伊賀市にあるくみひも店を訪ねました!
迎えてくれたのは、こちらのご夫婦。

藤岡潤全(ひろはる)さんとかほりさん。
家族でくみひも店を営んでいます。
こちらのお店では、
くみひものキーホルダー作りが体験できます。
私もチャレンジ!

複数の糸を台の中心で組んでいきます。

糸を動かす順番がわからなくなり...
パニック!

でも潤全さんの丁寧な指導のおかげで
だんだんと慣れて、
カラフルでかわいい
くみひもキーホルダーが完成!

自分だけのオリジナルキーホルダー
うれしい!
藤岡さんは伝統的なくみひもに加えて
新たな挑戦もしています!こちら!


ふわふわの糸を一緒に組み込んだ帯締め!
このポップなデザインが
かわいいと人気なのだそう。
そして妻のかほりさんが
身に着けているこちらは…

帯締めを作るときに出る残り糸を使った
イヤリングです。
無駄をなくしたいという思いから
生まれました。

挑戦を続ける職人夫婦、
とてもかっこよかったです!

ご協力いただき、
ありがとうございました!
投稿者:大橋和綺 | 投稿時間:14:24 | 大橋和綺 |
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2023年02月27日 (月)まるみえLIVE「ザーサイを新たな伊賀の名物に!」
こんにちは!キャスターの大橋和綺です。
2月の中継まるみえLIVEでは、
伊賀市で栽培されている「ザーサイ」をご紹介。
ザーサイというと中華料理の横に添えてある
茶色の漬物を思い浮かべる方が多いと思います。
収穫したてはこんな見た目!

ふだん私たちが食べているのは
ボコボコした茎の部分を漬けたもの。
ほとんどが中国産のため
国産はかなり珍しいのだそう!
そんなザーサイを伊賀で作っているのが
淺井総吉さん。

中華料理店を経営していた友人から頼まれ
栽培を始めました。
鉄砲漬など漬物を食べる文化が根強い
伊賀の新たな名物にしたいと奮闘中です。
こちらが塩漬け中のザーサイ。

ザーサイは漢字で書くと「搾菜」
その名前の由来とされるのが
こちら、水分を「搾る」工程です。

ここでしっかりと搾っておくことで
後で味が染み込みやすくなります。
昆布などを使った秘伝のタレで
味付けすれば…

できあがり!!
シャキシャキとした食感で
ピリッとくる辛味がおいしかったです♪

ご協力いただいたみなさん、
ありがとうございました!
投稿者:大橋和綺 | 投稿時間:13:57 | 大橋和綺 |
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2023年02月24日 (金)【みえDE川柳】 お題:忍者
人参がどうも苦手という忍者/ゆきち さん
思わず笑った。忍者とて人の子、苦手なものもあるだろうが、よりにもよって人参(にんじん)が苦手だとは。クールでスマートなイメージの忍者が、これではまるで子どもではないか。
「どうも苦手」という言葉選びも秀逸で、黒頭巾の忍者が人参(にんじん)の入った料理を前に、「これだけはどうも……」と頭を掻いている様子が目に浮かぶ。「ニンジン」という響きも、忍者が口にする(?)「ニンニン」というセリフを思い起こさせて楽しい。ナンセンスユーモアを感じさせる句。
イケメンの忍者がそろう武家屋敷/よっちゃん さん
この忍者は、観光地の忍者屋敷で忍術を披露したり、マスコミ相手に広報活動を行ったりするのが仕事。当然ながら身体能力が高く、身だしなみにも気を配っている。派手な衣装とアクロバティックな演技で客を魅了し、拍手と歓声を浴びる存在である。
忍者というと、表に出ない陰の仕事と思われがちだが、そもそも高い身体能力や特殊な技能・知識を必要とする仕事でもある。現代の忍者は、そのプラス面を押し出すことで、人気を得ているのだ。
百態を演じひっそり逝く忍者/あそか さん
忍者にもいろいろな仕事や勤め方があると思うが、この句の忍者は、ある時は職人に、ある時は店主になどと様々な顔を使い分けながら務めを果たしていたのだろうか。おそらく知人や縁者は少なくないのだろう。ところがその素顔を知る人はほとんどおらず、ひっそりと死んでいったというのである。
「百態を演じ」と「ひっそり逝く」の落差のつけ方がうまく、一人の忍者の生涯を思わせるドラマチックな句になった。
<入選>
電車まで忍者にさせる伊賀の国/ぬいぐるみ班代表まきば さん
世界中マスクだらけにした忍者/ごん太 さん
忍者すら忍び込まないゴミ屋敷/みく さん
経年で忍者屋敷も手すり付き/春爺 さん
忍者とて文化遺産で残る道/夜半亭あぶらー虫 さん
うかつには言えぬ間者の孫がいる/アカエタカ さん
かくれんぼ忍びの術が役に立つ/こまっぴ さん
病室の寝息忍者が見て回る/トラス さん
週刊誌忍者たくさん飼っている/横山閲治郎 さん
ジェンダーレスくノ一なんて呼ばせない/田舎のマダム さん
橋倉久美子 先生
「忍者」という題は難しいかと思っていたのですが、442句ものご投句をいただきました。
入選句はもちろん、投句されたほとんどが、「現代の忍者」を詠んだ句でした。「忍者」はどちらかというと過去のもので、身近とはいえない存在なのに、きちんと自分の近くに引き寄せ「今」を詠んだ句となっていることは、たいへんよかったと思います。
一方、リズムの悪い句、駄洒落(だじゃれ)を使った句の他、「忍者」という題がないと何が言いたいかわかりにくい句も少なからずありました。特に具体的なものを表す名詞が題の場合、題の言葉を使って句を作る方が、伝わりやすい句になります。
投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:18:50 | 過去の入選作 |
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2023年01月27日 (金)【みえDE川柳】 お題:跳ねる
筆先の跳ねが決意の年賀状/ごん太さん
「今年こそ」と決意を語った年賀状の筆の跳ねがそのことをはっきりと物語っている。
パソコンで作成する賀状が多いなか、このような肉筆のものには温もりがこもっていると同時に、差出人の新しい年に対する意気込みまで感じとることができる。
このような日常の何でもないことに目を付けたところが素晴らしい。
今年最初の投句にあたり、実にタイムリーな作品である。
運命を変えた一球イレギュラー/録画は家康天さん
この作品は、今回の応募作のなかで、お題の「跳ねる」を読み込まない手法による数少ない句である。
一読して、ボールがグラウンドの起伏のせいで思わぬ方向に跳ねてしまって慌てた様子が、はっきりと目に浮かんでくる。
必ずしも野球だけではなく実社会にあてはめて鑑賞することもできる。
「運命を変えた」のややオーバーと思えるような表現が、逆に効果的である。
結果出し野暮な批判を跳ね返す/ゆうさん
厳しい批判を浴びせられても、くじけることなく素晴らしい結果を出し、その批判を見事に跳ね返したのであろう。
鑑賞者のこちらまで胸がスカッとする。
「あっぱれ、あっぱれ」と言いたい。
スポーツであれ、職場であれ、勉学でもこうあって欲しい。年始にふさわしく勇気をいただいた句である。
<入選>
あの頃の日記に君の名が跳ねる/汐海 岬さん
跳ねるにはちょっとマスクが邪魔になる/彦翁さん
不器用で好奇心だけ跳ねている/水谷裕子さん
物価だけ大いに跳ねるうさぎ年/羽馬愚朗さん
御神籤の凶から跳ねて出る覚悟/八木五十八さん
お隣の芝生で跳ねてみたい犬/ラビットさん
気持ちだけ跳ねて上がっていない足/戴 けいこさん
無記名のコラムに筆がよく跳ねる/あそかさん
存分に跳ね回ったという寝顔/ジャック天野さん
一言が言えず終わった跳ねた髪/宮のふみさん
丹川修先生
卯年を迎えるにあたり、うさぎのように跳ねることができる年になればという思いで「跳ねる」のお題をお出ししましたところ、多数の楽しい句が寄せられました。
微笑ましい気持ちで選をさせていただきました。「飛ぶ、跳ぶ、弾む」などを用いた句も寄せられるのではと思っていましたが、皆さまは、お題に忠実に作句をしていただきました。
また、お題を読み込まずに、それらの意味を変えずに暗示(反映)させるような手法で作句されたもの(「地」の句のような)は、ほとんどありませんでした。この場合、いかに出された題に正確に呼応させるかが川柳作りの大切な要素になります。是非、挑戦していただければと思います。
たくさんの投句をいただきありがとうございました。
投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:18:50 | 過去の入選作 |
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