2020年02月16日 (日)

殿様がくれた山 ~宮崎県 西米良村~

nisimeram.jpg宮崎県西米良村は、面積の9割以上を山林が占める山深き里。かつてこの地を治めた領主は、明治の世代わりの際、所有していた山々を村民に分配したといわれ、今も親しみをこめ“殿様”と呼ばれています。険しい山の傾斜地で、代々木を育て暮らしてきた林業家。村伝統の“糸巻き大根”を守り育てる農家の夫婦。冬の貴重な食料であるイノシシを与えてくれる山の神に感謝する猟師たち。先人の山での営みを大切にして生きる人々の物語。


今回の放送内容

nisimera1.jpg

戦国から400年この地を治めてきた菊池家。その17代・則忠は、村に寺子屋をつくり、山を村民に分け与えました。人々は今も墓そうじをして殿様を敬います。

nisimer2.jpg西米良伝統の野菜、糸巻(いとまき)大根。表面に赤紫色の糸を巻き付けたような模様が特徴です。


nisimera3.jpg冬の間、集落の男たちはイノシシを狩り、それを分け合って貴重なタンパク源としてきました。山の中腹にある作業小屋で、手分けしてさばきます。


西米良村へのアクセス

<車>
国道219号線

<バス>
西都市「御舟通り」→「村所」停留所


問い合わせ先

▼西米良の観光について

 西米良観光協会 0983-36-1111

投稿時間:08:24


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