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この年の出来事
アテネ五輪では、男子体操団体をはじめ、16の金メダルを獲得。プロ野球界では史上初のスト、楽天球団誕生とニュースが続きました。度重なる台風上陸や新潟中越地震など災害も。「冬のソナタ」ヒットに代表される韓流ブームが話題になりました。

2004年 10月

新しい記録から見る
2004年10月28日(木)

アメリカの選択 ~直前報告 米大統領選~

ブッシュ、ケリー両候補が激しい接戦を繰り広げるアメリカ大統領選挙は、いよいよ来週に投票日を迎える。イラク戦争を経た世界の行方を左右するだけに、世界からの注目が集まるが、最大の争点もイラク戦争への対処だ。今回の選挙、既存のメディアはもとより、これまで政治を扱ってこなかった映画、広告、音楽など様々なメディアも選挙への関心を高め、これに饗応するようにインターネット上での市民 ...

2004年10月25日(月)

相次ぐ震度6強 ~新潟県中越地震の衝撃~

震度6強の地震が3回襲った新潟県中越地震。揺れの強さを示す加速度は阪神大震災が800ガルだったのに今回の地震は1000~1500ガルといわれている。体に感じる地震の回数は240回をこえ住民の不安は続いているが被災の全貌はいまだに明らかになっていない。地震の空白地域といわれた所を、なぜ激震が襲ったのか。乗客150人新幹線はどのように脱線したのか。直下型地震のメカニズムを ...

2004年10月21日(木)

巨大クラゲ大発生の謎を探れ

この2年連続で大発生したエチゼンクラゲが今年も日本海に現れ始めた。体長2m、重さ150キロに達する巨大クラゲは去年、定置網や底引き網を埋め尽くし巨額の漁業被害をもたらした。なぜ大発生が起きるのか?国は今年度から11の研究機関の共同プロジェクトを発足、また同様の被害に苦しむ韓国との共同研究も本格化させ、謎の解明に乗り出した。 その結果、世界で初めてエチゼンクラゲの人工 ...

2004年10月19日(火)

あなたの預金はどうなる ~ペイオフ本格実施まで半年~

ペイオフの完全実施まであと半年を切った。これまで全額保護されてきた普通預金だが、来年4月からは、確実に保護されるのが「元本1000万円までの預金とその利息分」となる。 1000万円以上の普通預金は全国で130兆円を超える。ペイオフによって、これが全額保護の対象から外れることになる。より安全な金融機関を選ぼうとする者。預金を確実に守るため複数の金融機関に分散したり、利 ...

2004年10月18日(月)

変わるかプロ野球 ライブドアVS楽天

仙台を本拠地としたプロ野球新球団の加盟を申請した楽天とライブドアの審査が、今月中をめどに進められている。両社の加盟申請書や公開ヒアリングからは、インターネットや携帯電話、メールを駆使したグッズ販売や、徹底したローラー営業によるスポンサー獲得策など、これまでにない経営手法によって、球団の赤字体質を克服しようと計画していることが明らかになってくる。 また今年札幌に本拠地 ...

2004年10月14日(木)

水俣病と認めてほしい

水俣病をめぐる国の認定基準の誤りと、発生・拡大の行政責任を訴え続けてきた最後の裁判「関西訴訟」に対する最高裁の判決が10月15日に下される。 大阪高裁で認められた認定基準が受け入れられれば、「77年判断基準」を採用し続けてきた国の責任が問われると同時に、未認定患者たちに対して新たな対応を迫られることになる。 関西訴訟の原告団や、水俣周辺の住民たちは、最高裁が下す審 ...

2004年10月13日(水)

武器は捨てられるか ~アフガニスタン大統領選挙~

10月9日、アフガニスタンで初めての民主的な選挙が行われた。タリバン政権崩壊から3年、アフガニスタンの大統領を国民自らが選ぶことになる選挙である。 18人が名乗りを上げる中、焦点は二人の有力候補。暫定政府を率いる”国際派”のカルザイ大統領、そして、カヌニ前教育相である。カヌニの後ろ盾には、タリバン政権崩壊の原動力となった「北部同盟」の実力者・ファヒーム国防相がいる。 ...

2004年10月12日(火)

不妊治療・追いつめられる女性たち

深刻な少子化が進む中、不妊治療を取り扱う病院が急増し、今、様々な課題が浮き上がってきている。病院によって治療方針が全く異なるだけでなく、大半が保険外診療なため、長期間にわたって、高額な費用を負担せざるを得ない。 また、現在「体外受精」ができる施設は、日本で6百以上に上り、これは、アメリカの1・5倍と世界一多い数である。不妊に悩む人は、医療側からの一方的な情報をもとに ...

2004年10月7日(木)

核拡散は防げるか ~IAEA事務局長に聞く~

9月ウィーンで開催されたIAEA(国際原子力機関)理事会は、イランの核兵器開発疑惑をめぐってウラン濃縮活動の停止を求める決議を採択したが、新たに発覚した韓国の疑惑は各国に衝撃を与えた。出口の見えない北朝鮮の核開発問題、複雑化するイランの疑惑。 エルバラダイ事務局長の来日を機に相次ぐ核疑惑や米国と欧州で対立もある今後の核拡散防止のあり方を単独インタビューで迫る。

2004年10月6日(水)

深夜の客をつかめ ~小売り競争の舞台裏~

子供が寝付いてからゆっくり品定めしたい、土日をショッピングでつぶしたくない。こうした消費者が増え、「深夜の買い物」が当たり前になりつつある。大手スーパー4社では、既に7割の店舗が夜11時以降の深夜営業を実施。激化する競争の中で、西友は、人件費や照明費などのコストをぎりぎりまで抑えながら、グループ全体の半数200店の24時間営業を一気に推し進めようとしている。 一方で ...

2004年10月5日(火)

くも膜下出血予防 悩む医師と患者

軽い気持ちで受けた脳ドックで、クモ膜下出血の原因となる脳動脈瘤が未破裂の状態で見つかるケースが急増している。「未破裂脳動脈瘤」はいつ破裂するのか明確なデータがない上、開頭手術や血管内治療をしても半身マヒや失語症といった重い後遺症が100人に5人は出る難しい病気である。専門家の脳外科の一人は「ハイリスク・ハイリターン株への投機と似ている」とアンケートで答えている。 破 ...

2004年10月4日(月)

広がるドーピング ~人体改造の衝撃~

ドーピング騒動に大きく揺れたアテネ五輪。IOCが過去最大の検査体勢で臨んだ結果、失格者は史上最多となった。 肉体の改造が富に直結するスポーツの世界で、バイオテクノロジーを駆使した人体改造が着々と進んでいる。遺伝子を操作し、筋肉の成長や再生を操作する「遺伝子ドーピング」まで研究は進んでおり、北京大会には実用化も可能と言われる。 様々なドーピングの副作用に苦しむアスリー ...