大蔵省汚職 ~MOF担と検査官の癒着~
今回は大蔵省の汚職事件。しゃぶしゃぶを食べる会員制の風俗店での接待。マンションを値引きさせる”たかり”の体質。巨大な権限をバックに大蔵省は官庁の中の官庁といわれてきた。各銀行はMOF担と呼ばれる担当者を置き大蔵省に食い込みをはかってきた。癒着の接点であるMOF担の証言、銀行の内部文書などをもとに、大蔵官僚が受けていた過剰な接待の実態と癒着の構造を描く。
今回は大蔵省の汚職事件。しゃぶしゃぶを食べる会員制の風俗店での接待。マンションを値引きさせる”たかり”の体質。巨大な権限をバックに大蔵省は官庁の中の官庁といわれてきた。各銀行はMOF担と呼ばれる担当者を置き大蔵省に食い込みをはかってきた。癒着の接点であるMOF担の証言、銀行の内部文書などをもとに、大蔵官僚が受けていた過剰な接待の実態と癒着の構造を描く。
山一証券が自主廃業を決めて2か月、社員は会社の清算業務に追われながら再就職先を探している。しかし、35歳を超える人への求人は少なく、さらに高い専門能力が求められるなど、多くの社員が厳しい状況に直面している。山一証券7500人の再就職を追う。
今、中小企業の資金繰りが悪化している。去年の秋以降、政府は様々な貸し渋り対策を打ち出しているが、金融機関に融資を断られたり、追加の担保を求められる中小企業が相次いでいる。中には、倒産する企業も出ている。 なぜ金融機関は融資を厳しくしているのか、今夜は、資金繰りに苦しむ中小企業の現実を伝える。
患者本人と家族の強い希望がありながら、なぜ脳死段階での臓器提供は実現しなかったのか。実例を検証しながら、臓器提供に立ちはだかる壁に迫る。
景気が低迷する中でも売れている商品の秘密。この冬人気歌手が身につけていたスカートが大流行した。伝統的な柄を使い、若者向けにデザインしたこのブランドは、60億円の売り上げを記録した。長引く消費の低迷、何をどのように作り売ればよいのか、消費者をとらえきれない企業の悩みは深刻だ。一方その中で、消費者の心を巧みにつかみ、圧倒的な人気を集める商品も現れている。ヒット商品開発のノ ...
香港に突如現れ、これまで6人の命を奪った新型のオンフルエンザ「H5」。強い毒性が明らかになったことから、150万羽以上のニワトリが処分されるなど大きな騒動となっている。香港には、世界各国から専門家が続々と集まり、新型インフルエンザの正体解明を続けている。 「H5」はどの程度危険なのか、日本に大流行を防ぐ対策はあるのか、最新の調査報告である。
大学を舞台にしたビジネスが本格化している。大学の研究成果を積極的に活用し、新たな産業を生み出そうという動きである。大学教授が自ら生み出した特許を販売する会社もこの春生まれようとしている。本格化する大学ビジネスは日本経済の救世主になれるのか。今夜は大学ビジネスの最前線を探る。
性犯罪の犠牲となる子ども達。アメリカでは今、深刻な社会問題となっている。こどもに対する性犯罪は、年間およそ9万件、そのうち実に2000人近くが命を奪われている。こうした事態をうけ、アメリカでは性犯罪に対する、国をあげての取り組みが始まった。大胆な情報公開で、市民は性犯罪者の情報をいつでも手に入れることが出来るようになった。性犯罪者に電波を発進する特殊な足環をつけ、24 ...
阪神大震災で被害を受けたマンション再建の問題点を探る。
今全国の商店街で、店の数が急速に減少している。また消費不況の中、商店街にあったスーパーまでもが撤退、新しい客の獲得を目指して、郊外へと移転しはじめている。この背景には、スーパーの動きをこれまでより自由にした国の規制緩和政策がある。 大型スーパーの商店街からの撤退によって、町の中心部の姿はどう変わったのか、今夜はスーパー撤退の波紋について伝える。
金融破たん、取り付け騒ぎ、経済デモなどが相次ぐ韓国。飛ぶ鳥を落とす勢いだったアジアの優等生がなぜ危機に直面したのか。韓国経済破たんの構図を徹底検証する。
病院での治療の必要がなくなった高齢者が、できるだけ自宅で過ごせるための体制づくりが行われている。その中心となるのがリハビリなどを行う老人保健施設。いま病院など医療法人によって急ピッチで建設がすすめられている。病院はなぜ積極的に老人保健施設の建設に取り組むのか。介護保険法の成立で、高齢者医療が大きく介護にシフトする実態をリポートする。
ユニークな中学数学コンクールを通して、子供たちに難しいと言われる数学の問題に興味を持たせようとする取り組みを紹介する。
首都圏の大手私鉄が、先月28日、運賃の改定を行った。各社が値上げする中、一社だけが値下げに踏み切った。値下げ幅は平均9.1%、凡そ1割である。鉄道運賃のこれほど大きな値下げは、戦後初めてのことである。なぜ一社だけが値下げ出来たのか。今夜は、運賃改定の舞台裏に迫る。
車の事故から命を守る安全装置、エアバッグ。しかし開いた時の衝撃でけがをしたり、衝突事故にあっても開かなかったという苦情が今相次いで報告されている。今回は、車社会の中で急速に普及を続けるエアバッグの限界と、盲点に迫る。