この2年連続で大発生したエチゼンクラゲが今年も日本海に現れ始めた。体長2m、重さ150キロに達する巨大クラゲは去年、定置網や底引き網を埋め尽くし巨額の漁業被害をもたらした。なぜ大発生が起きるのか?国は今年度から11の研究機関の共同プロジェクトを発足、また同様の被害に苦しむ韓国との共同研究も本格化させ、謎の解明に乗り出した。
その結果、世界で初めてエチゼンクラゲの人工発生に成功するなど、謎に包まれていたその生態が明らかになってきている。
日本やアジア各地で始まるクラゲ研究の最前線をさぐり、巨大クラゲ大発生の謎と対策にせまる。
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