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Road to Rio vol.41 世界への跳躍~義足のジャンパー・中西麻耶~(ドキュメント挑より)

2015年09月30日(水)

9月20日、晴天に恵まれた大阪・長居陸上競技場で行われた「ジャパンパラ陸上競技大会」。
そこに世界記録を目指す選手がいました。障害者陸上、女子走り幅跳びで日本記録を持つ中西麻耶さんです。
 

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Road to Rio vol.40 アスリート300人の闘い ジャパンパラ陸上競技大会~様々な競技・中編~

2015年09月29日(火)

9月19日(土)~20日(日)に、大阪・長居陸上競技場で開催された2015ジャパンパラ陸上競技大会。「多様さ」視点のリポート、2日目の模様はこちらから!


※1日目の模様はこちらをクリック!⇒Road to Rio vol.40 ジャパンパラ陸上競技大会~様々な競技・前編~
※山田キャスターのレポートはこちらをクリック!⇒Road to Rio vol.39 「いざ、世界選手権へ ~ジャパンパラ陸上競技大会~」



 
001_DSCN1025_R.JPG2日目も快晴!



002_IMG_5401_R.JPG午前中に行われた男子円盤投げ。左からF34(運動機能障害・車いす)鈴木 雅浩選手、F55(運動機能障害・車いす)大槻 浩二選手、F56(運動機能障害・車いす)萩本 昇選手。



003_DSCN1079_R.JPGこちらは男子10000m。左はT12(視覚障害)岡村 正広選手。右はT20(知的障害)余村直彦選手。競技によっては、参加人数の関係でクラスの異なる選手と一緒に行うことがあります。視覚障害の選手と知的障害の選手の“見た目”がほぼ変わらない場合、速さの比較がわかりにくい場合があります。

Road to Rio vol.40 アスリート300人の闘い ジャパンパラ陸上競技大会~様々な競技・前編~

2015年09月29日(火)

今年で25回目を迎えたジャパンパラ陸上競技大会。それぞれの“記録”を目指し、全国から300人以上のアスリートが集まりました。大阪・長居陸上競技場で繰り広げられた熱い闘いを「多様さ」という視点でリポートさせていただきたいと思います。(9月19~20日開催)
この大会、10月22日(木)~31(土)にカタール・ドーハで行われる世界陸上選手権の前哨戦。ドーハの先にはもちろん「リオデジャネイロパラリンピック」。

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技数の多い陸上競技ですが、“障害者スポーツ”では公正な競い合いを行うための「クラス分け」が行われ、身体の特徴ごとに細分化され、競技が実施されます。
ここでご紹介するのはたくさん行われた試合のうちのほんの一部です。
※山田キャスターのレポートはこちらをクリック!⇒Road to Rio vol.39 「いざ、世界選手権へ ~ジャパンパラ陸上競技大会~」




003_IMG_4255_R.JPG1日目。会場に入ったとたんレーサー(陸上競技用の車いす)選手が練習をしていました。ひときわ“目立っている”と感じた選手が廣道 純選手(T53 )。腕から背中にかけての筋肉に目が釘づけになりました。



004_IMG_4302_R.JPGこちらは樋口政幸選手(T54)。2013年のIPC世界選手権では1500mで銅メダル、5000mで銀メダルを獲得しています。
 

Road to Rio vol.39 「いざ、世界選手権へ ~ジャパンパラ陸上競技大会~」

2015年09月25日(金)

ハートネットTVキャスターの山田賢治です。

今月19日と20日、大阪でジャパンパラ陸上競技大会が行われました(主催:日本障がい者スポーツ協会 日本パラリンピック委員会)。
パラ陸上の世界選手権(10月22日~31日 カタール・ドーハ)に出場する選手たちも含めた国内のトップアスリートが集まり、5つのアジア新記録、そして21の日本新記録が誕生しました。


20150925_yamaken001.JPG視覚障害のレースのスタート地点。オレンジのビブスを着ている「ガイドランナー」は、選手と息を合わせて安全に走れるように伴走し、ラップやレース状況などを伝える役割を担います。


実は、大会の前日、世界選手権に派遣される選手の二次発表(最終)がありました。出場できるかどうか不安だった選手にとっては、喜びと同時に、この大会への大きなモチベーションとなったようです。世界選手権で2位以内に入ればリオパラリンピック出場の内定が出ます。ピークを持っていく来月を前に、自分の状態を確認するためにレースに挑む選手が多くいました。

Road to Rio vol.38 リオデジャネイロ パラリンピックまで、1年 (NHKニュースより)

2015年09月08日(火)

南米大陸初のパラリンピックとなる、来年のリオデジャネイロ大会まで、先日、9月7日でちょうど1年となりました。今大会からは新しく採用されるトライアスロンとカヌーを加えた、22の競技が行われます。大会まで1年となるリオデジャネイロでは、オリンピックと兼用の競技施設の建設が急ピッチで進められ、今月5日からは新種目となるカヌーのテスト大会が行われています。

大会の組織委員会は、ブラジルでは“なじみの薄い”パラリンピックを市民に知ってもらおうと、ちょうど1年前となる7日に記念式典を行うほか、子どもたちが障害者スポーツを体験できるイベントなどを行いました。また、この日から大会のチケットの受け付けが始まる予定で、大会まで1年となり、パラリンピックの認知度を高める取り組みが続きました。
 

Road to Rio vol.37 【2015ジャパンパラ水泳競技大会】障害者競泳、国内屈指の大会

2015年09月08日(火)

鍛え抜かれた肉体と、多様な泳ぎ、そして限界と可能性…
9月5・6日、国内の障害者競泳の最高峰の大会のひとつ、ジャパンパラ水泳競技大会が東京辰巳国際水泳場で開かれ、北は北海道、南は鹿児島県まで全国から、そして年代も10代から60代(!)まで!およそ270人の選手が集まりました。
この大会はIPC(国際パラリンピック委員会)公認。ここでリオパラリンピックの標準記録を突破すれば、リオへの道にもつながります。
リオ大会に内定している木村敬一選手、7年ぶりに実践に復帰した成田真由美選手などに注目が集まっていました!


◆大会1日目の様子

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飛び込みの瞬間、筋肉が躍動します!木村敬一選手

 

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スタート台までは車いすを使いますが、水中では自分の体だけ!

 

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若手の泳ぎにもぜひ注目を!女子50m平泳ぎ、大向優貴選手

Road to Rio 特別編「2020年8月25日の私たちへ」

2015年08月28日(金)

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キャスターの山田賢治です。東京パラリンピックまで、あと5年。
そこで今回は、2020年、開幕の日を迎えた“未来の私たち”へ、「手紙」を送ってみます。
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2020年8月25日、いよいよ東京パラリンピックの開幕ですね。どのように迎えていますか?


暑さも心配しています。今年の東京は、8月上旬にかけて、35度以上の猛暑日を8日間連続で記録しました。選手もお客さんも熱中症にならないか心配しています。また、体温調節機能を失い発汗できない選手への配慮も求められますよね。少しでも過ごしやすい日が続くことを願っています。


来年はリオパラリンピックという大舞台がありますが、並行して“東京”を見据えた動きも始まりました。今年の8月25日、東京・お台場では、パラリンピックカウントダウンイベントが行われました。


20150828_001.JPG車いすバスケットボールのデモンストレーション。一般の人も参加し、その難しさや楽しさを感じていました。



20150828_002.JPG車いすバスケットボール日本代表の香西宏昭選手とNBLの中村友也選手(サイバーダインつくばロボッツ)による1 on 1。香西選手、高さは及びませんが、素早い動きから抜いてシュートするシーンも。競技を初めて見る観客からは、ボールさばきやチェアワークにどよめきが。


20150828_003.JPG多くのメディアがニュースで紹介しました。私が関わり始めた4年前と比べると、これでも驚きの数!“東京効果”でしょう!

Road to Rio vol.36 「俺はまだ速くなれる」~車いす陸上 永尾嘉章・52歳~(NHK総合「おはよう日本」で特集)

2015年08月26日(水)

ディレクターのNです。

 

リオデジャネイロパラリンピック開幕まで1年。52歳にして自らの持つ日本記録を更新し、進化を続けている選手がいます。車いす陸上短距離の永尾嘉章選手です。今年7月の大会で自身が持つ100メートルの日本記録を15年ぶりに0秒52更新する14秒07を記録。今年の世界ランキングも上位に入り、リオデジャネイロパラリンピックではメダルも期待されています。

 

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写真:Road to Rio vol.33「ドーハ、そしてリオへ ~日本パラ陸上競技選手権大会~」より。

 

 

永尾選手が競技を始めたのは19歳の時。1988年のソウル大会から2008年の北京大会まで、6大会連続でパラリンピックに出場し、第一線で活躍してきました。しかし、49歳で迎えたロンドン大会では代表に選ばれず、一時は引退も考えましたが、「まだ自分は限界までチャレンジしていない」と考え、リオに向けて再び挑戦を始めました。

 

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写真:Road to Rio vol.33「ドーハ、そしてリオへ ~日本パラ陸上競技選手権大会~」より。

 

 

そんな永尾選手がいま目指しているのは、日本人としては初となる13秒台の記録を出すこと。
9月に開催されるジャパンパラに向け、「限界への挑戦」を続ける永尾選手の姿を追いました。

 

 

◆番組情報
 8/28(金)「おはよう日本(総合)」午前6時台 or 7時台で特集予定です。
 ※番組内容、放送日時については変更になる場合があります

 

◆【関連ブログ】

Road to Rio vol.33「ドーハ、そしてリオへ ~日本パラ陸上競技選手権大会~」

 

リオ・ピョンチャン・そして東京へ。
すべてのパラリンピックを盛り上げるために、取材を続けていきます。

Road to Rio 特別編 多様な可能性に"チャレンジ"。~日本パラリンピック委員会選手発掘事業2015~後編

2015年08月17日(月)

競技を体験したり、パラリンピック選手によるデモンストレーションも行われたこのイベント。選手発掘だけではなく、競技のおもしろさや“多様な”関わり方も感じることができました。後半の記事です!
前半はこちらをクリック
 

◆ボッチャ
一般社団法人日本ボッチャ協会の若松信司さんにお話を伺いました。


○この競技のおもしろさは?
ボッチャは、「ジャック」と呼ばれる白い目標球めがけ、赤ボール6個と青ボール6個をそれぞれ投球し合い、ジャックにどれだけボールを近づけられるかを競う競技です。ボールを転がすだけではなく、最近ではバウンドさせる選手もいて、立体/空間のテクニックが駆使されています。また、硬いボールは跳ねることができたり、柔らかいボールはくっついたり積み上がったりするので、どのタイミングでどの素材のボールを使うか、などの戦略もみどころのひとつです。

 

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Road to Rio vol.35 「自分を見つめ、世界の大舞台へ ~陸上 強化合宿~」

2015年08月13日(木)

ハートネットTVキャスターの山田賢治です。

猛暑日が続いていた東京を離れ、北海道深川市へ!
今月7日、陸上の短距離と跳躍部門の選手(立位)の強化合宿を取材しました。


20150812_yamaken001.jpg深川市陸上競技場。最高気温は30度にも届かず、合宿には絶好のコンディション!
 


20150812_yamaken002.jpgパラ陸上だけでなく、実業団や学生といった多くの夏季合宿が行われています。
 


20150812_yamaken003.jpg休憩も入れながら、メリハリのある練習。技術的な相談から雑談まで、和気あいあいと話す選手たち。陸上は個人競技でありながら、チーム競技だと強く感じました。