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Road to Rio vol.40 アスリート300人の闘い ジャパンパラ陸上競技大会~様々な競技・前編~

2015年09月29日(火)

今年で25回目を迎えたジャパンパラ陸上競技大会。それぞれの“記録”を目指し、全国から300人以上のアスリートが集まりました。大阪・長居陸上競技場で繰り広げられた熱い闘いを「多様さ」という視点でリポートさせていただきたいと思います。(9月19~20日開催)
この大会、10月22日(木)~31(土)にカタール・ドーハで行われる世界陸上選手権の前哨戦。ドーハの先にはもちろん「リオデジャネイロパラリンピック」。

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技数の多い陸上競技ですが、“障害者スポーツ”では公正な競い合いを行うための「クラス分け」が行われ、身体の特徴ごとに細分化され、競技が実施されます。
ここでご紹介するのはたくさん行われた試合のうちのほんの一部です。
※山田キャスターのレポートはこちらをクリック!⇒Road to Rio vol.39 「いざ、世界選手権へ ~ジャパンパラ陸上競技大会~」




003_IMG_4255_R.JPG1日目。会場に入ったとたんレーサー(陸上競技用の車いす)選手が練習をしていました。ひときわ“目立っている”と感じた選手が廣道 純選手(T53 )。腕から背中にかけての筋肉に目が釘づけになりました。



004_IMG_4302_R.JPGこちらは樋口政幸選手(T54)。2013年のIPC世界選手権では1500mで銅メダル、5000mで銀メダルを獲得しています。
 


 005_IMG_4463_R.JPG女子T12(視覚障害)、5000m 決勝の道下 美里選手。ガイドは堀内 規生さんです。


006_IMG_4470_R.JPG道下選手は19分44秒11で優勝しました。


 007_IMG_4499_R.JPG男子T11(視覚障害)、5000m決勝の和田 伸也選手。ガイドは中田 崇志さんです。


008_IMG_4565_R.JPG中田さんは周回するたびにタイムを和田選手に伝え、アドバイスしていました。タイムは16分29秒25で優勝です。


 

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男子T51(運動機能障害・車いす)、 200m決勝 井上 聡選手。井上選手は肩から下の部分が思うように動かすことができないそうです。膝の上に顎を載せ、支えています。



013_IMG_4768_R.JPGT51というクラスの選手は、両手にも重い障害があり、握力や腕を伸ばす力は弱く、腕を曲げる(肘を曲げる)力が頼りです。
そのため、ハンドリム(漕ぐところ)の後ろ側を「引き上げるように」力を伝える選手が多いのだそうです。


014_IMG_4774_R.JPG井上選手、47秒32のタイムで優勝しました。


 015_IMG_4789_R.JPG男子T53(運動機能障害・車いす)、冒頭で注目した廣道選手が出場していました。200m 決勝スタート!


016_IMG_4805_R.JPG左は炭谷 延幸選手、右が廣道選手です。背中の筋肉の隆起が…!こちらは、腕を伸ばす力でハンドリムを押していますね。


017_DSCN0489_R3.jpg廣道選手、28秒76のタイムで優勝!



017_DSCN0616_R.JPGこちらは男子砲丸投げ・F53/F54のクラス。各選手の「投てき台」が用意されています。投てき台とは、立位で投てきができない選手を対象に、車いすに代わって用いられるものです。


018_DSCN0621_R.JPG選手の投てき方法に合わせ、様々な形となっています。



019_DSCN0626_R.JPG投てきした際に選手の身体が投げ出されないよう、スタッフの皆さんが投てき台をしっかり固定しています。


020_DSCN0642_R.JPG台もさることながら、選手の体もしっかり固定します。


021_DSCN0648_R.JPG男子F34(運動機能障害・車いす)、砲丸投 決勝の鈴木 雅浩選手。5m13の日本新記録で優勝です!


022_DSCN0709_R2.JPG男子F53(運動機能障害・車いす)、砲丸投 決勝の大井 利江選手はなんと67歳!


023_DSCN0739_R.JPG6m60の日本新記録で優勝!競技によっては年齢に関係なく記録を伸ばし続けられるのが障害者スポーツの特徴です。


 
024_IMG_4895_R.JPG男子T42(運動機能障害・切断)、200m 決勝の山本 篤選手。



026_IMG_4910_R.JPGスタート!飛んでます!


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028_IMG_4929_002R.jpg山本選手、26秒64の大会記録で優勝です!



029_IMG_5143_R.JPG男子F42(運動機能障害・切断)、 やり投 決勝の眞野 雄輝選手。義足にしっかり体重をあずけ、投げきります。


030_IMG_5144_R.JPG眞野選手、30m72の記録で優勝です。



031_DSCN0990_R.JPGこちらは女子F46(運動機能障害・切断)やり投 決勝の加藤 由希子選手



032_DSCN0992_R.JPG加藤選手は砲丸投げのほうが得意なのですが、F46のクラスの投てき種目は「やり投げ」のみ。今回、20m17の記録で優勝しましたが、自身の日本記録32m83には及びませんでした。




033_DSCN0979_R.JPG午後4時過ぎに1日目の競技が終了しました。涼しい秋の風が吹いていたとはいえ、半そでのTシャツから出た腕が真っ赤に日焼けしてしまいました。


2日目・中編に続きます


◆関連ブログ
Road to Rio(競技編)パラリンピックを理解して楽しもう!~陸上競技~

Road to Rio vol.36 「俺はまだ速くなれる」~車いす陸上 永尾嘉章・52歳~(NHK総合「おはよう日本」で特集)
Road to Rio vol.35 「自分を見つめ、世界の大舞台へ ~陸上 強化合宿~」
Road to Rio vol.33 「ドーハ、そしてリオへ ~日本パラ陸上競技選手権大会~」
Road to Rio vol.12 「世界記録を通過点に ~陸上 加藤由希子選手~」
 

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