2015年11月16日(月)
※11/22(日)、車いすバスケットボールアジア・オセアニア選手権の激闘を100分のドキュメントで放送!
10月に行われた車いすバスケットボールアジア・オセアニア選手権で、11大会連続パラリンピック出場を決めた車いすバスケット男子日本代表。今回のリオを巡る闘いは、韓国やイランの台頭など、これまでにない厳しいものでした。
準決勝の相手、世界ナンバーワンのオーストラリア戦で感じた世界の壁。
そして最後の1枠を巡って争った韓国との3位決定戦。
及川ヘッドコーチは、この大会を勝ち抜くためにチーム改革に着手。
ベンチを含めた12人全員で戦う「全員バスケ」を目指してきました。
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2015年11月12日(木)
11月7・8日は2つのイベントがありました。
7日・土曜日は、東京体育館にて開催された「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2015 in TOKYO(通称:もしフェス)」に行ってきました。
日本のKAWAII、クール、そしてポップな“魅力”がつまったこのフェスティバルは、2015年にロンドン、パリ、バンコク、サンフランシスコなど世界8都市を巡回し、東京に凱旋してきました。今回はそのフェスティバルに“切断ヴィーナス”として出演されるみなさんを取材しました。
2日目のオープニングは、三戸なつめさんなど人気モデルさんたちが登場。
そしてでんぱ組.incの登場。
「でんぱ組姐さん…」と思わず心の中で思ってしまうほど、プロフェッショナルなステージでした。
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2015年11月11日(水)
車いすバスケットボールと車いすラグビーの日本・男子が、リオデジャネイロパラリンピックへの出場権を獲得!今、パラリンピック競技に注目が集まっています。
そこで、来週11月5日(木)~9日(月)・13日(金)に「ひるまえほっと」の番組内で、リオ、そして東京のパラリンピックでの活躍が期待されるアスリートをシリーズで紹介します!
5日(木)は、パラバドミントン・山崎 悠麻選手
5日は、2020年の東京パラリンピックで正式種目に決まった、パラバドミントン。
その車いすクラスに挑戦する山崎悠麻さんは、今年の世界大会で8位に入賞した期待の選手です。そして、二児を育てる母親という一面も。忙しい日々の中、家族の支えを受け競技に取り組む山崎さんの姿を追いました。
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2015年11月06日(金)
“リオへの道は、あと1本しかない。その道をゴールまで走りきることができるか”
ゴールボールのアジアパシフィック選手権が今月8日から12日まで、中国・杭州で開かれます。
この大会は、リオ出場権をかけた最終予選。優勝チームにしか、リオへの切符は与えられません。
すでに日本チームは現地入りし、8日に向けて調整を行っています。“チームジャパン”は、選手12人、そしてコーチ・スタッフが15人の計27人。特筆すべきは、コーチ・スタッフの数からも分かる、充実した選手への支援の体制です。栄養面、身体面、心理面でサポート。万全の態勢で大会に臨みます。
男子は初のパラリンピック出場を目指して。
前回ロンドンパラで金メダルの女子は、4大会連続の出場を目指して。
勝負のときを迎えています。
<ゴールボールとは・・・>
視覚障害の選手が行う対戦型スポーツで、1チーム3人の選手が鈴の入ったボールを投球して攻撃したり、鈴の音を頼りに身体全体を使って守ったりして、得点を競い合います。視力の程度に関わらず、全選手アイシェードを装着してプレーします。
今月1日、大一番に向けた最後の合宿を取材しました。
気持ちの高ぶりを抑えるように、日本としての戦い方を入念に確認していました。これまで取材を続けてきましたが、合宿を積み重ねてきて、その成果が見えてきているように思えます。
東京・青梅市総合体育館。選手1人1人が、今大会への意気込みや周りへの感謝の気持ちを伝え、合宿スタート。
伊藤雅敏選手。パワーとスピードが持ち味。「目指すのは金メダルのみです」
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2015年11月05日(木)
こんにちは、キャスターの山田賢治です。
先月、リオパラリンピック出場を決めた、車いすバスケットボール男子。
3位決定戦で韓国を破った3日後、ダブルエースの2人、香西宏昭選手と藤本怜央選手が、所属するドイツのチーム「ハンブルガーSV」に合流しました。ドイツは、車いすバスケットボールのリーグが6部まである盛んな国。そうしたレベルの高いリーグで日本の2人がプレーをしていることは、代表チームにとっても大きな力となっています。
そのチームに、今月から新たなメンバーが!!
リオ最終予選で活躍する千脇 貢選手
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2015年10月23日(金)
車いすマラソンのアスリート・山本浩之(やまもと・ひろゆき)さん・49歳。北京、ロンドンと2大会連続でパラリンピックに出場、今は来年のリオデジャネイロ・パラリンピックへの出場権獲得を目指し、トレーニングを続けています。
来月の11月8日(日)に開かれる大分国際車いすマラソン大会で「制限時間・1時間27分以内」などの条件をクリアすれば、その瞬間にリオ行きが内定します。8月に北海道で開かれたハーフマラソンでは40分54秒で駆け抜け、それまでの日本記録を1分以上も縮めるタイムで優勝しました。
40代後半にして「進化」する、肉体。
交通事故で亡くなった、息子さんへの思い。
山本さんが49歳にして日本記録を樹立できたのは、なぜなのか?
九州地方の夕方6時台のニュースの中の「ウォッチ九州沖縄LIVE」で、福岡市東区にある練習場から生中継。大分での選考大会を目前に控えた山本さんに迫ります。
◆放送予定
「ウォッチ九州沖縄LIVE」(夕方6時台のニュース内)
2015年10月28日(水)[総合] 九州地方(鹿児島を除く) 午後6時40分ころ予定
2015年10月09日(金)
キャスターの山田賢治です。
「“命がけ”ではあるけど、“気持ちがいい”その一言です」
パラカヌーの選手に聞くと、みなさん答える言葉です。
来年のリオパラリンピックから正式競技になる「カヌー」。
日本でも出場目指して練習に励んでいる選手がいます。
先月、石川県小松市で行われた「日本パラカヌー選手権大会」を取材しました。
日本カヌースプリント選手権大会と同時開催でした。
数々の国際大会で日本代表監督を務めている鳥畑博嗣さんは、「一緒に行うことで、多くの人にパラカヌーという競技があることを知ってもらい、普及や選手育成・強化につなげられれば」と、その意義を強調します。
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2015年10月07日(水)
リオパラリンピックでメダルを期待されている、世界ランク4位の『車いすラグビー』。
その司令塔が池透暢選手(35歳)。正確なロングパスで決定機を華麗に演出します。
19歳の時の交通事故で、全身火傷を負い左足を切断、左手も感覚を失いました。
しかし、残された右腕を、20kgのダンベルをひたすら持ち上げるなど、徹底的に鍛えてきました。そして、投げ込みを重ね、安定したフォームを作り上げ、パスの正確性を身につけました。
その努力の裏には、忘れられない過去が。
自身がケガを負った交通事故で、親友3人を亡くしたのです。
池選手は、「生かされた自分が“生きる証”を残したい。そのためにも、リオは金メダルを獲りたい」と、高い目標を自らに課しました。
しかし、その前には、世界最強のオーストラリアが立ちはだかります。
10月末、リオへの切符をかけたアジア・オセアニア予選でオーストラリアと直接対決。
限界に挑む姿をドキュメントします。
アスリートの魂「亡き友とともに戦う 車いすラグビー 池透暢」
2015年11月20日(金)[BS1] 午後11時~11時45分
2015年11月29日(日)[BS1] 午後5時~5時45分(再放送)
2015年12月2日(木)[総合] 午前1時30分~2時15分(水曜深夜)
2016年1月9日(土) [総合] 午後4時50分~5時35分
◆関連ブログ
Road to Rio vol.26 「世界TOP3への扉をこじ開けろ! ~ウィルチェアーラグビー~」
2015年10月06日(火)
腕の力でトラックを駆け抜ける車いす。
鍛えた腕が、速さを生み出します。
車輪に力を伝え、スピードは時速20キロを超えます。
400mで東京パラリンピックを目指す野田昭和さん。33歳。
タイムは1分5秒台。T52という、野田さんの障害のクラスでは日本で5人の中に入る実力者です。
ロードレースに出場!
野田さんは6年前、事故で首を骨折し、頸髄を損傷。体の自由を奪われ、今は腕・肩・首しか自由に動かすことができません。
体を鍛えるために車いすマラソンを始めましたが、自身の障害と東京パラリンピックへの挑戦をかけ、400mに転向しました。
事故にあう以前の野田さん
入院中のリハビリ
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2015年10月06日(火)
先日のジャパンパラ陸上競技大会で、同じチームからの参加選手の多さもさることながら、ひときわ大きな声での応援で際立っていたクラブチームが「AC・KITA」のみなさん。8種目の優勝、そのうち2つ日本新記録を出しています。こちらのブログでは、様々な「障害者陸上の見どころ」をジャパンパラ大会を中心にお伝えしていますが、日々の練習があっての「大会」。現場はどうなっているのか…練習にお邪魔してきました。
AC・KITAは東京にある陸上クラブチーム。健常者と障害者が一緒となって、1週間に4回練習をしています。この日は風が強かったのですが「うちは台風でも雪でもやるよ!!」と勢いよく語る代表の塩家吹雪さん。悪天候でも皆、集まるそうです。
右から二番目、立っている男性が塩家吹雪さん
ウォームアップから最後のクールダウンまで、2時間みっちり練習をします。この日のメニューは、30mが3本、60mが2本、120mが2本。休憩時間をとりつつも「落ち着く前にまた始める」のが塩家流。選手の皆さんは「練習は、きつい」と言いますが、どこか楽しそうです。
「ファイト!」「ファイト腕振って!!」など、お母さんたちも大声で練習に“参加”。
手塚 圭太選手は現在52歳。49歳の時から陸上を始めたそうです。先日のジャパンパラ陸上大会は、T42のクラスで、100mを17秒16、200mを36秒17、400mを1分23秒61のタイム。リレーにも選出されました。今でもぐんぐんタイムが縮まっており、400mでは3秒縮めて自己ベストを記録!この3年の間に肉離れや義足の調子など、少しずついろいろ「どうなったらこうなるか」という試行錯誤を繰り返しています。
そして何よりも練習。「練習は、苦しいけど裏切らない」ときっぱり。100mはあと2年くらいで15秒を出したい、とおっしゃっていました。
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