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この年の出来事
フリーターの急増、携帯・PHS活用による就業環境の変化、2000年問題、銀行統合、日産のゴーン社長就任など経済や暮らしのテーマが多い年でした。国内では初めて脳死判定による臓器移植が行われ、欧州では新通貨・ユーロが導入されました。

1999年 2月

新しい記録から見る
1999年2月24日(水)

財閥を改革せよ ~キム・デジュン大統領の挑戦~

経済再建に向け、韓国のキム・デジュン大統領は強大な力を持つ財閥の改革に乗り出した。歴代の政権と癒着して韓国経済を支配してきた財閥グループだが、いまや韓国の借金経営体質のシンボルとなっている。国の再生を賭けた大統領の挑戦は成功するのか。キム・デジュン大統領がすすめる財閥改革に迫る。

1999年2月17日(水)

最前のがん治療を求めて ~インターネットで名医を探す~

コンピューターのネットワーク、インターネットの世界でがんの専門医たちによる、最新の治療方法の解説や医療機関の紹介が始まっている。一方患者たちにとっても、インンターネットは最善の治療法を探す武器として力を発揮している。患者同士支え合うネットワークも生まれている。複雑でつらいがんの治療、不安を覚えながら孤独な闘病を強いられるそのあり方に、インターネットが一石を投じようとし ...

1999年2月8日(月)

なぜ捜索は遅れたか

かつては、船からのSOSはモールス信号によって出されていたが、モールス信号を使った救難システムはことし廃止され、人工衛星を使った新しいシステムに切り換えられた。このシステムでは、船舶が遭難すると衛星に遭難信号が発信され、世界のどこの海にいても迅速に救難活動が行われる。しかし先月20日に起きた漁船「新生丸」の事故では、さまざまな要因が重なり、本格的な捜索が始まるのが8時 ...

1999年2月3日(水)

社員の不正見逃しません ~変わる企業の危機管理~

企業内部の不正を調べるコンサルタント会社が登場。国税局のOBが、脱税調査のノウハウをいかして社内を徹底的にチェックする。企業の不祥事や破たんが相次いだここ数年、調査の依頼が急増している。勤務態度や業績の良くない社員を調べて欲しいと、調査会社に依頼する企業もある。勤務中や退社後、休暇中の行動まで、社員を尾行して調べる。かつてない不況が続く中、生き残りをかける日本の企業。 ...

1999年2月2日(火)

発見最古の貨幣 ~浮かび上がる古代国家の謎~

最も古い貨幣は「和同開珎」という、これまでの常識をくつがえす大発見があった。1月19日、奈良国立文化財研究所は、これまで最古の貨幣とされてきた「和同開珎」より古い銅銭が見つかったと発表した。それが「富本銭(ふほんせん)」である。 今夜は、発掘された1枚の銅銭が教科書を書き換える発見となるまでの舞台裏を追う。