留学生が“学べない” 30万人計画の陰で
「実態はまるで派遣会社ですよ・・・」。外国人留学生を受け入れる学校関係者が、カメラの前で暴露した。留学生を囲い込み、日本語はほぼ教えず、地元企業へと紹介。法律上限の週28時間以上働かせ、地域ぐるみで留学生が“食い物”にされているというのだ。背景にあるのが、国が掲げた「留学生30万人計画」。日本語学校で借金を抱えた学生が専門学校・大学へと移り、授業にも出ず失踪状態で働き ...
「実態はまるで派遣会社ですよ・・・」。外国人留学生を受け入れる学校関係者が、カメラの前で暴露した。留学生を囲い込み、日本語はほぼ教えず、地元企業へと紹介。法律上限の週28時間以上働かせ、地域ぐるみで留学生が“食い物”にされているというのだ。背景にあるのが、国が掲げた「留学生30万人計画」。日本語学校で借金を抱えた学生が専門学校・大学へと移り、授業にも出ず失踪状態で働き ...
サラリーマンが中小企業を数百万円で買い、オーナー社長に転身する。そうした個人M&Aが注目を集めている。人生100年時代に老後不安を抱くサラリーマンたちが、M&A情報サイトで後継者難の中小企業を探し、買収に乗り出すのだ。こうしたブームに注目した地方都市の中には、個人M&Aを志す人々を集団で招き、地元企業の事業承継を丸ごと任せてしまおうという動きすら出てきている。いま、全 ...
「もっと相手と話をしたい」「どんなことを話せばいいのか」…番組で夫婦の会話についての悩みを募集したところ、数多く寄せられた切実な声。どうすれば、悩みを解決できるのか?脳科学、言語学、AIなどの知見を生かして6組の夫婦の会話を徹底分析した。そこから見えてきたのは3つのポイント。「話題」や「話し方」、「仕草」を変えることで、会話の満足度が向上し、夫婦の絆も深まるというもの ...
香港から中国本土へ、犯罪容疑者の引き渡しを可能にする「容疑者引き渡し条例」改正案。先週末の反対デモには主催者発表で200万人近くが参加した。市民が訴えるのは中国に取り込まれることへの不安。現地で取材すると、法制度以外にも“中国化”が進む日常が見えてきた。デモをきっかけに浮き彫りになった香港の“中国化”は世界に、日本に、どんな影響をもたらすのか?中国の思惑やアメリカの見 ...
18日夜に発生した、山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震。専門家が急遽現地入りし、地震であらわになったリスクを検証する。断層の動きはどうだったのか?液状化はどんな条件で起きたのか?住民たちはどう避難したのか? 現地からの最新報告。
保釈か、勾留か。日本の司法制度が大きく揺れている。日産ゴーン前会長の事件では勾留が100日を超え、海外メディアから激しい批判を浴びた。こうした中で、今、被告の保釈を支援する活動が活発化し、保釈される人の割合も増加している。その一方、保釈中の被告が逃亡したり、事件を起こしたりするケースも相次ぐ。初めて取材が許された東京地検のある部署は被告の追跡に追われている。日本の司法 ...
去年、九州大学のグループが、脂肪に反応する舌の味蕾(みらい)細胞から脳に味を伝える「神経」を発見。甘味・酸味・塩味・苦味・うま味に続く“第6の味覚”として注目される。これが鈍くなると、肥満傾向になるとする研究もある。実は味覚は栄養を感じとるセンサー。健康を左右するという。病院が実施する、高血圧患者などの「塩味」の感度を上げる「味覚療法」や、行政と歯科医師会などが連携し ...
当事者視点で問題解決の糸口を考えるシリーズ。今回は、プラスチックを使わない“ノープラ”生活だ。年間800万トンが海洋に流出し、汚染が深刻化しているプラスチックごみ問題。今月のG20大阪サミットの主要議題にもなり関心が高まっている。日本は1人当たりの排出量、輸出量ともに世界ワースト2位。なぜこれほど多くのプラごみを出すのか、汚名返上には何が必要か。それを明らかにするため ...
同性愛者や心と体の性が一致しないトランスジェンダーなどLGBTの人たちは、日本の調査では8.9%。左利きの人と同じくらいいるといわれている。しかし、男はこう、女はこうといった、社会に根付いた「バイアス」によって、生きづらさを感じている。それをどう取り払い、生きやすい社会を作れるのか? 先月(5月)WHOが、LGBTのうち最後まで精神障害としてきた性同一性障害を障害の ...
人生100年時代、“おっさん”がもう一度“会社で輝こう”という動きが広がっている。これまでの「定年まで我慢」が通用しない時代になったというのだ。“脱おっさん”に必要な5つの力、そして、ちょっとしたことで変身できる秘策…。会社で輝き、プライベートも充実させる。人生100年時代、新たな生き残りの道を探る。
「1万年前に絶滅したはずのマンモスが現代によみがえる。」そんな夢のような話がいま、現実味を帯びている。今年3月、近畿大学が、永久凍土で見つかったマンモスの死骸から“まだ生きている細胞の核”を発見。「マンモス復活」研究の大きな進展は世界に衝撃を与えた。こうしたプロジェクトは、アメリカ・ロシア・韓国など世界中で進んでいる。一方、マンモス復活の鍵を握る“生物を再生する技術” ...
先月末、品川区の有料老人ホームで82歳の入所者を虐待し死亡させたとして元職員の男が逮捕された。男は、職を転々とした後、この施設で宿直勤務を任されていた。今、介護施設での「虐待」は、過去最多の510件にのぼり死亡事例も相次ぐ。各地の施設で働いていた職員たちの告白を取材し、虐待を防止しようと行われる研修や職員のケアにも密着。“いのちの担い手”となる介護の現場に何が求められ ...