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この年の出来事
5月からの新元号「令和」決定の舞台裏を伝えました。全国で記録的大雨や台風による被害が発生し、災害への備えや避難のあり方が課題に。気候変動や食品ロスなど持続可能な世界のあり方を問うテーマ、LGBTや性暴力についても報じました。

2019年 3月

新しい記録から見る
2019年3月14日(木)

渋谷タイムトラベル! 謎の無人空間に潜入

渋谷駅から目と鼻の先にある桜丘町の一角が、巨大都市開発のために囲いで覆われ、立ち入りが禁止された。そこは前回の東京五輪の際に246号線によって駅周辺から分断され、バブルの開発も免れたエアポケット。時代の記憶が刻み込まれた“タイムカセプル”のような場所だ。賃料が安く人々を包み込む“わい雑さ”を持っていた街にも、ついに開発の手がのび、3月には新たな道路を作るための更地とな ...

2019年3月13日(水)

早く治ってパワーもアップ!? 注目のちょこっと電流

感じられないほど微弱な電流が、治療やスポーツの世界を一変させようとしている。腕や足などに流すと、筋肉の疲労回復が早まり、肉離れやねんざなどのケガがより早く治ることが明らかになりつつある。さらに、アメリカで開発された別のヘッドホン型の機器を装着し、脳の運動野に電気刺激を与えてトレーニングすると、神経細胞の信号伝達を強化するという。「パワーや瞬発力が向上する」と、世界記録 ...

2019年3月12日(火)

“転勤”が廃止される!? 働き方の新潮流

ある大手損保がこの春から、“転勤”を原則廃止する。今後2年半かけて、全社員が自分の働きたいエリアでずっと働き続けられるようにし、社員の望まない転勤を一切なくすという。不正防止や多店舗展開などのために金融業界は転勤が不可欠とされてきただけに、各界を驚かせている。背景にあるのは、転勤がある企業には学生が集まりにくく、社員の離職も進むという危機的状況。最新の調査では、育児や ...

2019年3月11日(月)

“初めて”の帰郷 ある被災者の震災8年

東日本大震災の発生から8年。この間、被災地にあるふるさとにずっと帰れずにきた女性がいる。心の中にあったのは、あの日一緒に避難し亡くなった祖父母のこと。震災後上京し東京で働く中でも、なぜ救えなかったかと自らを責め続けてきた。その女性が震災8年を前に、ふるさとに帰る決断をした。ずっと抱え続けてきた思いとどう向き合ったのか。1人の女性の姿を通して、震災8年を見つめる。

2019年3月7日(木)

今も10万か所以上 除染ごみがなくならない

福島県には、原発事故から8年が経つ今も民家の軒先や駐車場などに、緑色のシートに覆われた除染ごみが「現場保管」されている。当初は速やかに対処するとしていたが、10万か所以上残ったままなのだ。さらに国の方針の県外での最終処分のめどがまったく立たない中、国は放射性物質の濃度が一定基準を下回った除染ごみを、道路や防潮堤の建設資材などに「再生利用」する方針を打ち出したが、地元か ...

2019年3月6日(水)

車いすの天才ホーキング博士の遺言

「人類は宇宙に移住すべき」「人工知能が人類を滅ぼすかもしれない」。車いすの天才物理学者ホーキング博士が残した「遺言」が世界で大きな反響を呼んでいる。全身の筋肉が動かなくなる難病を患いながら、宇宙の起源やブラックホールの謎に迫ったホーキング博士。南極や宇宙への旅に挑戦したり、コメディやドラマに出演したり、好奇心のかたまりでもあった。一見過激な「遺言」にはどんなメッセージ ...

2019年3月5日(火)

どうなる?日本のマンガ・アニメ ~中国 急成長の衝撃~

これまでクール・ジャパンの象徴とされてきた日本のマンガ・アニメで異変が起きている。国民的マンガ雑誌の編集部には、中国人作家の作品が持ち込まれ、地上波でアニメ化される作品も。日本の優秀なアニメーターを厚待遇で募集する中国企業も出てきている。急速に存在感を増す中国の背景には、国をあげた国産マンガ・アニメ振興策がある。各地でアニメーターを養成する「基地」を設立、世界に打って ...

2019年3月4日(月)

“フェイクニュース”暴走の果てに ~ある外交官の死~

日本との親善に尽くした台湾の外交官が、去年9月、自ら命を断った。発端は、関西地方を襲った台風21号。空港で孤立した旅行者への対応を巡って、ある“情報”がネットに書き込まれ、SNSを通じて拡散。それを基に台湾の市民やメディア、政治家による厳しい批判にさらされたのだ。ところが、亡くなった翌日、拡散した情報は“フェイクニュース”であったことが公になった。外交官の死が、私たち ...