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この年の出来事
5月からの新元号「令和」決定の舞台裏を伝えました。全国で記録的大雨や台風による被害が発生し、災害への備えや避難のあり方が課題に。気候変動や食品ロスなど持続可能な世界のあり方を問うテーマ、LGBTや性暴力についても報じました。

2019年 12月

新しい記録から見る
2019年12月19日(木)

“突然相続”ある日あなたにも!?

ある日突然、身に覚えの無い相続に巻き込まれる“突然相続”が増えている。「幼いころ離婚して縁が切れたはずの実の親」や「疎遠な叔父・叔母」などほとんど関わりがないと思っていた親族の死後、血縁関係を根拠に相続権が巡り、資産価値の無い住居や覚えの無い借金の始末を求められる事態が相次いでいるのだ。場合によっては家屋の解体費用などで100万円単位の出費を迫られることも…。巻き込ま ...

2019年12月18日(水)

なぜ男は冬富士に向かったのか? ~ネット生配信の先に~

10月末、ひとつの動画がネットで話題になった。冠雪した富士山を登る様子を自撮り生配信していた男性が、足を滑らせ滑落。動画には、リスナーと会話しながら滑落していく、最後の瞬間までもが鮮明に残されていたのだ。映像は、またたくまに拡散。「自殺しに行ったのでは」「金を稼ぐための配信」など様々な誹謗中傷が飛び交った。彼はなぜ危険とされる冬富士に登ったのか? ネットに残された足跡 ...

2019年12月17日(火)

幼保無償化 現場で何が ~少子化対策をどう進める~

10月から始まった「幼児教育と保育の無償化」。子育て世代の負担を軽減することで少子化対策につなげようと、多額の予算があてられる。保護者からは、「無償化をきっかけに働きに出られるようになった」など、歓迎の声があがっている。その一方で、保育の現場からは、「保育士不足なのに預かる子どもが増えて手が回らない…」という戸惑いも。また、税収が多い一部の自治体では、無償化にともなう ...

2019年12月12日(木)

イギリス総選挙 待ち受けるいばらの道 ~“ブレグジット疲れ”の先に~

イギリス国民が熱狂とともにEU離脱を選択した3年半前の国民投票。その後、イギリスは混迷を深めてきた。医療制度や治安の問題が置き去りにされ、市民の間には「ブレグジット疲れ」と呼ばれる心理状況が広がっている。かつて、市民が警戒を強めたEU諸国からの移民の流入は急減し、むしろ、これまでイギリス経済を支えてきた労働者や研究者の流出が始まっている。12月12日に行われる総選挙。 ...

2019年12月11日(水)

緒方貞子 今を生きるあなたへ

日本人初の国連難民高等弁務官として、世界の紛争地に赴き、難民の支援に取り組み続けた緒方貞子さん。10月、92歳でこの世を去った。晩年は、諸外国や他者への関心を失い「内向き化」の一途をたどっていく日本への憂慮を語り続けていたという。今では世界中にいる、緒方さんの思いを継いだ“緒方チルドレン”たちを広く取材し、何が後進たちの心を動かし、背中を押しているのかを探っていく。過 ...

2019年12月10日(火)

中村哲医師 貫いた志

アフガニスタンで銃撃され亡くなった中村哲医師。ソ連による侵攻、激しい内戦、アメリカなどによる空爆、そして相次ぐテロと、大国や国際情勢に振り回され続けてきたアフガニスタンにあって自らの信念に基づき翻弄される人々を救う活動をしてきた。当初は診療所を開いたものの「背景にある貧困解決が不可欠だ」と医療支援から干ばつや貧困対策へと移行。近年は治安が悪化し、支援団体が次々と撤退す ...