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この年の出来事
日本メディアで初めてマララさん(16歳)にロングインタビュー。その後10月にノーベル平和賞を受賞しました。海外では韓国セウォル号沈没、香港の雨傘運動。国内では高齢者ドライバー事故、子どもや若い女性に広がる貧困についても伝えました。

2014年 8月

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2014年8月28日(木)

異常気象に適応せよ ~進む農作物の温暖化対策~

今や、地球温暖化による気温の上昇が、食の生産現場に深刻な影響を及ぼすことは避けがたい。愛媛では温州ミカンの皮が浮き上がり、山形のサクランボではヒョウタンのような奇形「双子果」が続出。コメの王様「コシヒカリ」は、新潟で一等米の比率が2割となる事態も発生した。こうした中、気温上昇を前提とした「適応策」が、各地で進んでいる。新潟では、県が対策専門のポストを新設し、農家への技 ...

2014年8月27日(水)

原発事故 住民の安全どう守る

川内原発の再稼働への“合格通知”となる規制委の審査書が、9月にも正式決定される見込みだ。しかし、地元では避難計画をめぐり混乱が起きている。自治体が作った計画を、住民が検証したところ、十分な避難スペースがない、スクリーニングの詳細が決まっていないなど“漏れ”が見えてきたのだ。30キロ圏では、発言権もないまま計画策定を求められ、不満を表明する自治体もでている。日本では国が ...

2014年8月26日(火)

突然バスが暴走 ~見過ごされる運転手のリスク~

走行中にバスの運転手が突然意識を失う事故が相次いでいる。取材から見えてきたのは、平均年齢50歳近くと他の産業と比べて極端に進む“運転手の超高齢化”と“健康リスクの増大”、それに若者の車離れなどに伴う“深刻な人手不足”の現場。さらにNHKが独自に入手した事故の報告書を分析すると、運転手の健康管理をめぐる課題も浮かび上がってきた。副操縦士のいる航空機や、自動停止装置のある ...

2014年8月25日(月)

“緊急事態”エボラ出血熱 ~感染拡大は止められるか~

西アフリカで患者が増え続けているエボラ出血熱。初めて人口が密集する都市にまで感染が広がり、死者は1300人を超えている。WHO=世界保健機関は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言。医療施設やスタッフの不足も深刻で、感染の拡大に歯止めがかかっていない。去年12月、ギニアの奥地の村で1例目の患者が出たといわれる今回のエボラ出血熱の流行を、なぜ早期に抑え込むこと ...