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この年の出来事
日本メディアで初めてマララさん(16歳)にロングインタビュー。その後10月にノーベル平和賞を受賞しました。海外では韓国セウォル号沈没、香港の雨傘運動。国内では高齢者ドライバー事故、子どもや若い女性に広がる貧困についても伝えました。

2014年 2月

新しい記録から見る
2014年2月27日(木)

徹底追跡 精子提供サイト

「私の精子を無償で提供します」。いま、ネット上に個人の精子提供サイトが立ちあがっている。詳細な出産実績が書かれているものもあるが、すべてが匿名で実態はわかっていない。本当にこうした活動は行われているのか。行われているとすれば、提供者は何を目的にこのようなことを行っているのか。希望する女性はなぜリスクを冒してまで提供を望んでいるのか。調査報道で一つ一つの事実を掘り起こし ...

2014年2月26日(水)

”よりどころ”はどこに? ~原発避難から3年・浪江町の選択~

福島原発事故から3年。避難住民は、ふるさとへの帰還か、町外への移住かの大きな決断の正念場を迎えている。背景にあるのは、昨年末に国が打ち出した避難者支援と賠償の方針だ。これまで前提としてきた「全員帰還」を転換し、帰還困難で別の土地への移住を選ぶ人たちに賠償を行う。それに表裏して除染の完了目標時期も数年単位で遅らせる計画が発表された。否応なしに避難住民の「帰還しない」とい ...

2014年2月25日(火)

大雪の猛威 “空前の立往生”はなぜ起きた

大きな被害を出した2月14日からの記録的な大雪。中央自動車道や国道などが相次いで通行できなくなり、特に山梨県では県全域が一時ほぼ“孤立”するという異常な事態となった。孤立を長期化させたのは、大雪による車の“立往生”。除雪作業の障害となり、復旧を遅らせる大きな要因となった。首都圏の交通網に大きな影響を与えた“空前の立往生”は、どのようにして始まり、なにが事態を悪化させた ...

2014年2月10日(月)

舛添新知事に問う 東京の“未来像”

猪瀬前知事の辞職に伴う東京都知事選挙。「東京を世界一の福祉の街にする」などと訴えた舛添要一氏が当選し、今後4年間の都政の舵取りを担うことになった。有権者が舛添氏に託したものは何だったのか。東京はオリンピックが開かれる2020年をピークに人口が減少に転じると推計され、少子高齢化が前例のないスピードと規模で進むと見られている。「成長」を続けてきた都市に迫る転機。社会保障を ...

2014年2月6日(木)

インフルエンザ 2つの“異変”

まもなく流行のピークを迎えるインフルエンザ。今シーズン、ある“異変”が報告されている。09年に新型インフルエンザとして流行した“H1N1”の患者が急増、子供たちのあいだに肺炎を発症し重症化するケースが報告されているのだ。さらにタミフルなど治療薬が効きにくい“耐性ウィルス”が発生し、専門家は感染拡大を懸念している。一方、インフルエンザ対策の要であるワクチンにも“異変”が ...

2014年2月5日(水)

見つめて 触れて 語りかけて ~認知症ケア“ユマニチュード”~

認知症の高齢者の暴言・暴力や徘徊など、いわゆる“周辺症状”の対応に悩む医療や介護の現場で、“ユマニチュード”と呼ばれるフランス生まれのケアを導入する動きが広がっている。「見つめる」「話しかける」「触れる」「立つ」を基本に、“病人”ではなく、あくまで“人間”として接することで認知症の人との間に信頼関係が生まれ、周辺症状が劇的に改善するという。「入浴のたびに大声を上げてい ...

2014年2月4日(火)

15歳 王者に挑む ~スノーボード 平野歩夢~

冬の五輪で日本最年少での金メダルを目指す15歳の平野歩夢(ひらの・あゆむ)選手。「エア」とよばれるジャンプの高さは5.5m、その高さと美しさは世界最高峰だ。昨季世界のトップ選手が集まる「Xゲーム」で史上最年少で2位、今季ワールドカップ開幕戦では初出場で初優勝。一躍五輪の金メダル候補に名乗りを挙げた。4歳からスノーボードを始めた平野、夏場はスケートボードで鍛え、独自の高 ...

2014年2月3日(月)

挑み続ける心 ~上村愛子 34歳の闘い~

「なんで一段一段なんだろう…」スキー・モーグルの上村愛子は4年前のバンクーバー五輪、競技終了後につぶやいた。7位、6位、5位、そして4位。またメダルに届かなかった上村は五輪後いったん競技から離れた。自分を見つめ直す日々。そこで気づいたのが「自分にはモーグルしかない」ということ。1年間のブランクを埋めるために徹底した肉体改造。さらには女子では一握りの選手しかできない大技 ...