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この年の出来事
ライブドア事件、トリノ五輪、アジア、デフレ、雇用、談合というテーマをシリーズで放送しました。ライブドア事件では、東証で売り注文が殺到し全銘柄取引停止という事態に。村上ファンド事件も続き、株主と企業の関係が揺らぎました。

2006年 2月

新しい記録から見る
2006年2月28日(火)

変わる“世界の工場”中国 ~「新世代」に揺れる日系企業~

高度成長を続ける中国、それを支えてきた農村からの労働者にいま異変が起きている。上昇志向が強く権利意識が高い10代、20代の「新世代」と呼ばれる労働者が急増しているのだ。「新世代」の若者達は、携帯電話やインターネットで仲間と給料などの情報をやりとりし、少しでも条件の良い企業が見つかれば躊躇なく転職する。企業側から不当な扱いを受けた時にはストライキもためらうことはない。中 ...

2006年2月9日(木)

ハマス勝利の激震 ~中東和平は崩壊するのか~

先月10年ぶりに行われたパレスチナの自治評議会選挙に初めて参加したイスラム原理主義組織・ハマス。イスラエルの生存権を認めず、自爆テロを繰り返してきた組織が、過半数を超える地滑り的勝利をおさめ、いま世界中に大きな衝撃が走っている。テロリストを交渉相手にしないと明言するイスラエルとアメリカ。最大の援助を行うEUも武装解除をしない限り援助を見直す考えを明らかにしている。ハマ ...

2006年2月8日(水)

論文ねつ造 ~韓国・バイオ不正の波紋~

去年12月、世界を代表するクローン技術の研究者だった韓国ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授の論文ねつ造が発覚、世界に衝撃を与えた。黄教授の発見を前提に進んでいた最先端のES細胞研究は大きく後退し、再生医療の可能性に期待を寄せていた難病患者の希望は打ち砕かれた。韓国ではノーベル賞に最も近い人物として英雄視されていただけに大スキャンダルに発展した。こうした科学論文の ...

2006年2月7日(火)

トリノで輝け【2】 スピードスケート 金メダルへの秘策

金メダル獲得の期待が最も高いのが、男子スピードスケート500メートル。世界新記録をたたき出した加藤条治選手だ。その滑りを支えるのが「天才的なカーブワーク」。課題だった後半のスタミナもつき、金に最も近い存在となった。もう一人の注目選手は、清水宏保選手。長野五輪金メダル、ソルトレイク五輪銀メダルの実績の持ち主だ。腰の故障で「ロケットスタート」を失った清水。カーブワークの習 ...

2006年2月6日(月)

トリノで輝け【1】 モーグル 上村愛子

トリノ五輪でメダルの期待のかかる選手の挑戦を2日連続で伝える。一日目は、モーグル上村愛子選手。これまで後一歩メダルに手が届かなかった上村選手。今大会、勝負をかけるエアを身につけた。その名は「3D」。空中で体をひねりながら2回転する大技で、女子では上村選手が初めて習得した。トリノのコースは距離が短くコブが少ないため「ターン」と「スピード」では差がつきにくい。まさに「エア ...

2006年2月2日(木)

拉致実行犯に迫る

昨年暮れ、拉致被害者が初めて明らかにした二人の実行犯、シン・グァンスと”パク”。その足取りを辿っていく中で、拉致が行われた背景と工作活動の実態が浮かび上がってきた。原勅晃さんの拉致で知られるシン・グァンスは、これに先だって、どのように横田めぐみさん、地村さん夫婦の拉致に至ったのか。蓮池さん夫婦を拉致した”パク”は、日本でどのような潜伏活動を行っていたのか。二人には、在 ...

2006年2月1日(水)

広がる遠隔医療 ~離れた場所から命を守れ~

地方の医師不足対策としてはじまった「遠隔医療」。大学病院の専門医がモニターを通して離れた場所の医者にアドバイスをしながら緊急手術を行うなど、地方を中心に実用化されつつある。その一方で、このシステムを予防医療に利用して、医療費削減に活かそうという動きも出てきた。住宅と病院をネットで結び、住民の血圧や心電図などを定期的にモニターする健康管理のシステムが試行されはじめたのだ ...