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この年の出来事
北海道・豊浜トンネル巨石崩落、病原性大腸菌「O-157」による集団食中毒、住専処理問題、携帯電話トラブルなどを伝えました。6月28日は、香港の中国返還1年前を機に香港と北京から生中継し、返還準備と課題をリポートしました。

1996年 12月

新しい記録から見る
1996年12月17日(火)

前へ・明大ラグビー部1500人に贈った北島監督の遺言

今年5月、95歳で亡くなった明治大学ラグビー部の北島忠治監督は、1500人を数える教え子の多くの生き方に少なからぬ影響を与えた。67年間、北島監督が繰り返し口にした言葉は、ただ一つ“前へ”だった。教え子たちからNHKへ寄せられた手紙をもとに、彼らが北島監督の言葉に何を学び、今どんな試練と向き合っているのかを伝える。

1996年12月16日(月)

情報公開・官僚は何を拒むか ~霞が関の攻防~

今日、行政改革委員会は情報公開法の要綱案を橋本首相に提出した。官僚は何を考え、どのように政策を決定しているのか。その情報を国民に公開するための明確なルールが日本で初めて作られることになった。番組では、情報公開法要綱案の完成までの官僚の閉鎖性と国民の知る権利との間の激しい攻防に迫る。

1996年12月12日(木)

人格までも点数化? ~内申書重視・入試改革の波紋~

入試改革で学力だけでなく内申書を重視する高校が増え、中学校が様変わりしている。入試の鍵を握る内申書で問われるのは生徒の人間性である。人間性の評価はどのように行なわれ、またこの入試制度の変化で中学生の学校生活はどう変わったのか。この制度が教育現場にもたらした波紋を追う。

1996年12月10日(火)

スニーカーが狙われる ~加熱する販売競争の舞台裏~

今夜は、社会的現象ともなっているスニーカーブームを取り上げる。アメリカのメーカーが発売するスニーカーが、今年、爆発的ブームとなった。定価の何倍もの値段で取り引きされるものも多く、盗難や強盗事件も相次いで発生している。 なぜこのスニーカーは、若者たちの心を捉えたのか、企業戦略を通してブームの舞台裏を見ていく。

1996年12月9日(月)

かみ合わせで治す ~歯と身体の医療最前線~

どうしても治らなかった頭痛や肩凝りなどの症状が歯を治療することで良くなったという報告が医療現場から相次いでいる。また、痴ほう症や寝たきりの予防、症状の改善にも大きな効果が期待され、厚生省も本格的な研究に乗り出した。歯のかみあわせを治療することで何故病気が治るのか。最先端の医療現場を取材。

1996年12月6日(金)

格安運賃は可能か(44分版) ~相次ぐ航空新会社設立~

先月、43年ぶりに、本格的に国内航空事業に参入しようという新会社が誕生した。設立の中心となった海外の格安航空券を売り物にする旅行会社は、国内路線で半額の運賃を目指そうとしている。また北海道でも地元経済界の協力を受けた養鶏業者が中心となり格安運賃を目指す新会社を設立した。アメリカの事例も含め、航空業界の規制緩和の動きを探る。

1996年12月4日(水)

ルワンダ・悲劇はまだ続くのか

アフリカ大陸のほぼ中央、内戦と虐殺の悲劇を繰り返してきた国・ルワンダ。1994年4月、国を二分する部族抗争が激化し、50万人とも言われる人々が虐殺された。地獄絵さながらの光景が繰り広げられた。恐れをなした人々は、次々と国を脱出、国民の4人に一人およそ200万人が周辺諸国での生活を余儀なくされた。それから2年、難民として逃れた先でも内戦が勃発し、人々は行く場を失った。  ...

1996年12月2日(月)

知事を追い詰めた不正支出 ~秋田県公費乱用の実態~

今夜は辞意表明に追い込まれた秋田県の公費乱用問題。県庁全体にまんえんしていた公費乱用を見過ごしてきた責任を問われて辞意を表明した秋田県の佐々木知事。この問題をめぐって知事が自認に追い込まれたのは全国で初めてである。不正支出はどのように行なわれていたのか秋田県の公費乱用の実態に迫る。