緊急報告・ペルー日本大使公邸人質事件
南米ペルーの日本大使公邸が反体制武装グループに占拠されてから3日、数百人を数える人質の解放に向けた交渉は進展していない。日本を標的にした用意周到な犯行。なぜ日本が狙われたのか、各国が見守る中で交渉はどのように進められるのか、ペルー大使公邸人質事件に迫る。
南米ペルーの日本大使公邸が反体制武装グループに占拠されてから3日、数百人を数える人質の解放に向けた交渉は進展していない。日本を標的にした用意周到な犯行。なぜ日本が狙われたのか、各国が見守る中で交渉はどのように進められるのか、ペルー大使公邸人質事件に迫る。
リストラに悩む中間管理職を支援する組合、管理職ユニオンが今年、6月と10月の2回開設した「職場のいじめ110番」には、中間管理職の外に女性や外国人社員などからも相談の電話が殺到、1728件に達した。企業の中で今何が起きているのか、職場ハラスメント(職ハラ)の実態に迫る。
今年5月、95歳で亡くなった明治大学ラグビー部の北島忠治監督は、1500人を数える教え子の多くの生き方に少なからぬ影響を与えた。67年間、北島監督が繰り返し口にした言葉は、ただ一つ“前へ”だった。教え子たちからNHKへ寄せられた手紙をもとに、彼らが北島監督の言葉に何を学び、今どんな試練と向き合っているのかを伝える。
今日、行政改革委員会は情報公開法の要綱案を橋本首相に提出した。官僚は何を考え、どのように政策を決定しているのか。その情報を国民に公開するための明確なルールが日本で初めて作られることになった。番組では、情報公開法要綱案の完成までの官僚の閉鎖性と国民の知る権利との間の激しい攻防に迫る。
入試改革で学力だけでなく内申書を重視する高校が増え、中学校が様変わりしている。入試の鍵を握る内申書で問われるのは生徒の人間性である。人間性の評価はどのように行なわれ、またこの入試制度の変化で中学生の学校生活はどう変わったのか。この制度が教育現場にもたらした波紋を追う。
今月6日、長野と新潟の県境の小谷村の沢で、工事をしていた作業員が土石流に飲み込まれた。死者・行方不明者合わせて14人、現場付近では、過去何度も土石流災害が発生している。 なぜ土石流は起きるのか、惨事は防げなかったのか、長野土石流災害を徹底検証する。
今夜は、社会的現象ともなっているスニーカーブームを取り上げる。アメリカのメーカーが発売するスニーカーが、今年、爆発的ブームとなった。定価の何倍もの値段で取り引きされるものも多く、盗難や強盗事件も相次いで発生している。 なぜこのスニーカーは、若者たちの心を捉えたのか、企業戦略を通してブームの舞台裏を見ていく。
どうしても治らなかった頭痛や肩凝りなどの症状が歯を治療することで良くなったという報告が医療現場から相次いでいる。また、痴ほう症や寝たきりの予防、症状の改善にも大きな効果が期待され、厚生省も本格的な研究に乗り出した。歯のかみあわせを治療することで何故病気が治るのか。最先端の医療現場を取材。
先月、43年ぶりに、本格的に国内航空事業に参入しようという新会社が誕生した。設立の中心となった海外の格安航空券を売り物にする旅行会社は、国内路線で半額の運賃を目指そうとしている。また北海道でも地元経済界の協力を受けた養鶏業者が中心となり格安運賃を目指す新会社を設立した。アメリカの事例も含め、航空業界の規制緩和の動きを探る。
国や自治体、民間企業が手を結んで事業を進める第3セクター。その半官半民の第3セクター事業が全国で次々に破たんし、その負債が新たな住民負担になろうとしている。なぜ第3セクターは行き詰まったのか、清算はどのように行なわれるのか、具体的事例をもとに検証する。
アフリカ大陸のほぼ中央、内戦と虐殺の悲劇を繰り返してきた国・ルワンダ。1994年4月、国を二分する部族抗争が激化し、50万人とも言われる人々が虐殺された。地獄絵さながらの光景が繰り広げられた。恐れをなした人々は、次々と国を脱出、国民の4人に一人およそ200万人が周辺諸国での生活を余儀なくされた。それから2年、難民として逃れた先でも内戦が勃発し、人々は行く場を失った。 ...
日米両政府は、沖縄の普天間基地返還の条件であるヘリポートを海上に建設することで合意した。しかし、巨大な軍事施設を沖縄のどの海に作るのか具体的な場所は決まっていない。なぜ場所の決定は先送りされたのか、7か月間にわたる日米交渉の舞台裏から探る。
今夜は辞意表明に追い込まれた秋田県の公費乱用問題。県庁全体にまんえんしていた公費乱用を見過ごしてきた責任を問われて辞意を表明した秋田県の佐々木知事。この問題をめぐって知事が自認に追い込まれたのは全国で初めてである。不正支出はどのように行なわれていたのか秋田県の公費乱用の実態に迫る。