1996年9月30日(月)
だらしないけどカッコいい ～解読・若者ファッション～
下着が見えるほどズボンをずり下げる。今にもずり落ちそうなダブダブの靴下。今若者たちの間で洋服をだらしなく着くずすファッションが広がつている。これまでの着こなしの常識を覆す奇妙な流行は何故生まれたのか。若者のスタイルに反映された時代の潮流を探る。
下着が見えるほどズボンをずり下げる。今にもずり落ちそうなダブダブの靴下。今若者たちの間で洋服をだらしなく着くずすファッションが広がつている。これまでの着こなしの常識を覆す奇妙な流行は何故生まれたのか。若者のスタイルに反映された時代の潮流を探る。
体は男性なのに心は女性、また逆に体は女性なのに心は男性という病気の存在が明らかになってきた。性同一性障害と呼ばれるこの病気は、精神的に大きな苦痛を伴い、時に患者は自殺しようとすることさえある。性同一性障害とはどのような病気なのか、その原因と治療方法を探る。
東京の副都心にある新宿区。その新宿区が大幅な財源不足から、財政の非常事態を宣言した。新宿区は、赤ちゃんからお年寄りまで６０におよぶ住民サービスをけずり、財政の建て直しを目指している。財政危機はどのようにして起きたのか、非常事態宣言の波紋に迫る。
プロ野球セントラル・リーグは巨人と広島が激しい首位攻防戦を繰り広げている。この日は直接対決で、先程巨人が勝ってマジック５が出た。優勝をかける両チームの監督の戦略と決断を探る。
安部英前帝京大学副学長の起訴。ミドリ十字の元社長ら３人の逮捕。薬害エイズの刑事責任追求は山場を迎えようとしている。その一方で危険な非加熱製剤が血友病以外の患者にも多く投与されていた事実が明らかになつてきた。さらに広がりをみせつつある薬害エイズ事件の被害の実態と責任に迫る。
火星にはこれまで生命は存在しないと言われてきた。ところが火星から地球に飛来してきた隕石（インセキ）の表面を分析したしたところ、バクテリアのような生命の痕跡がみつかった。果たして火星に生命は存在するのだろうか。隕石の謎に迫る。
今年７月、日本を代表するベンチャー企業の経営者たちが新しい組織を作った。斬新なアイデアや技術で会社を起こそうという人々に、投資をしようというのである。国も、去年からベンチャー企業を積極的に支援し始めている。 ベンチャー企業を起こそうという人が増える中で、創業間もない企業はどんな支援を必要としているのか、またベンチャー企業への投資を成功させる鍵は何か、動き出した起業家支 ...
１９４５年７月アメリカは人類史上初の核実験に成功。以来地球上で行なわれた核実験は２０４８回に及ぶ。今月１０日核実験の禁止を掲げた国際条約が国連で採択された。ＣＴＢＴ（包括的核実験禁止条約）である。しかし、条約交渉は紛糾し、各国の立場の違いが浮き彫りになった。採択に積極的だったのは核を持つ国てあった。中でもアメリカは強力なリーダーシップを発揮した。あくまで反対の立場を貫 ...
先に日本のメディア界への参入を表明したルパート・マードック氏のねらいと経営戦略を探る。
外国企業の日本市場への進出が再び活発になっている。進出の手法で注目されているのが日本企業の買収あるいは合併。なぜ買収という方法が選ばれるのか、水面下で行なわれる買収劇を通して、外国企業と日本企業の戦略を探る。
メキシコで身の代金を要求する誘拐事件が頻発している。貧富の差が拡大する社会的背景をはじめ、誘拐犯罪から身を守ろうとする市民の動き、さらわれた息子を探しつづける父親、警察の綱紀粛正に乗り出した政府などをリポートする。
沖縄の米軍基地の整理縮小と日米地位協定の見直しについて賛成か、反対か、直接有権者に問いかけた県民投票。開票の結果、投票率は５９．５３％だったが、賛成票はおよそ９０％と圧倒的多数を占めた。この県民投票が示した沖縄の声が、明日の橋本総理大臣と大田知事との会談、今後の沖縄問題の解決にどう生かされていくのかを探る。
かつて血友病患者の信頼を集める医師で、日本の血友病の権威として君臨していた安部英、前帝京大学副学長が先週、逮捕された。エイズウイルスに感染する恐れがある危険な血液製剤を投与しつづけ患者の信頼をふみにじった安部容疑者。血友病の権威はなぜ生命を守ろうとしなかったのか？ 薬害エイズと”医師の責任”の核心に迫る。
男性用かつらの売り上げが急増している。かつらの市場は１０年前に比べて倍以上に成長し、その中では特にかつらを着ける２０代の若い男性が目立っている。なぜ若者はかつらを求めるのか、薄毛を防止する方法はあるのか、薄毛に悩む若者の実態に迫る。
大勢の患者を出した学校給食。２学期を迎えて、不安を抱えたまま再開する学校がある一方で、施設の改善を迫られて再開を延期した学校もある。給食の安全は確保できるのだろうか。Ｏー１５７対策で揺れる学校給食の実情をリポートする。
急速に普及している携帯電話。その便利さの一方で安全が脅かされている。通話しながらの運転によって起きる取り返しのつかない人身事故の多発。なぜ事故が多いのか。どうすれば事故を防げるのか。運転中の携帯電話の危険性を検証する。