2018年05月13日 (日)
玉藻きらめく海原と ~千葉県 鴨川市~
太平洋に面した千葉県鴨川市。この港町の春の風物詩は、住民総出の「ひじき刈り」。黒潮の波にもまれて育つひじきは、江戸時代から房州の名品として珍重されてきました。一方、地元の水族館の飼育員も春の到来を喜ぶ一人です。春は、鴨川沖の潮が変わるため、定置網に珍しい魚がかかる機会が増える季節。漁船に乗り、お目当ての魚を捕まえては水族館に運び込みます。黒潮が運ぶ春の恵みを享受する、鴨川の人々の暮らしを訪ねます。
投稿時間:08:24 | カテゴリ:小さな旅のしおり | 固定リンク