詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2020年1月 号に掲載されています。

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特にトレーニングなどを行っていなければ、筋肉は20代をピークに減少し始めます。中年期に入ると年に1%ずつ減少するといわれています。70代では20代の頃にくらべて筋肉量は半分近くまで減ってしまうのです。筋肉量が減少すると、脚が上げづらくなり、低い段差などにつまづいて転倒しやすくなります。下半身を中心に筋肉を鍛えて、転倒を予防することが、健康寿命を延ばすことにつながります。
筋トレを行うときには守ってほしい3つのルールがあります。
転倒予防に特に重要なのが大腰筋です。大腰筋は、上半身と下半身をつなぐ筋肉で、ももを引き上げるときに使います。衰えると、足が上がらなくなり、つまずいて転倒しやすくなります。大腰筋が鍛えられると、背筋も伸び、姿勢が良くなります。
※安定したいすをすべらない場所に置いて行います。転倒に注意。
相撲のしこ踏みをモチーフにした筋トレです。腰回りの筋肉を鍛え、股関節の柔軟性を高めます。
※バランスを崩さないように注意し、最初は小さな動作から行いましょう。転倒に注意。
腰回りの筋肉とともに腹筋を鍛えます。
※安定したいすをすべらない場所に置いて行います。
太ももの前側、大腿四頭筋を鍛えます。大腿四頭筋は、歩くときには脚を前に出し、着地するときには体を支える筋肉です。
※安定したいすをすべらない場所に置いて行います。
背中の筋肉(広背筋)、お尻の筋肉(大でん筋)、ももの裏側の筋肉(ハムストリング)などを鍛えます。
腕・胸・背中の筋肉を鍛えます。
※安定した机をすべらない場所に置いて行います。転倒に注意。
詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2020年1月 号に掲載されています。