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この年の出来事
7月に起きた和歌山毒物カレー事件は保険金詐欺事件へと発展。経済では金融ビッグバンによる業界動向などを伝えました。長野の冬季五輪では、日本ジャンプチームが金メダルを獲得。番組では選手起用の戦略などを紹介しました。

1998年 4月

新しい記録から見る
1998年4月28日(火)

企業情報を防御せよ

企業のコンピューターに侵入し、顧客名簿や社員の給与データなど機密情報を盗んだり、書き換えたりする事件が増加している。一方企業から依頼されネットワークに侵入、社内の情報がどこまで守られているのか診断するビジネスの活動も活発。ハッカーの不正侵入に対して脆いと云われる日本企業のコンピューターネットワーク。どのように企業情報を防衛するのか、ビジネスの最前線に迫る。

1998年4月27日(月)

防火シャッター 誤作動事故はなぜ起きたか

今月14日、埼玉県の小学校で、突然閉まった防火シャッターに3年生の男の子がはさまれ、死亡するという事故が起きた。この時、周囲に火の気はなかったが、現場では火災感知器が反応していた。事故原因の究明が進む中で、同じ日に、各地で同じような感知器の誤作動が多発していたことが分かった。 誤作動事故はなぜ起きたのか、今回の事故から、火災をすばやく発見し危険を知らせる防火システムの ...

1998年4月23日(木)

“格付け”はこうして行われる

今夜は、金融機関が一喜一憂する格付けの実態である。格付けが引き金になったとも言われる一連の金融機関の経営破綻。今年に入ってからも、金融機関の格付けは下がり続けている。今月1日には、東京で国内最大の格付け会社が誕生した。 企業の経営を左右しかねない格付け、今まで明らかにされなかった決定方法に迫り、企業がいかに格付けに対応しようとしているのかを見る。

1998年4月21日(火)

海底トンネルで何が起きたか ~新幹線・立往生の2時間半~

今月4日、新幹線「ひかり126号」東京行きともう一本の2本の新幹線が、新関門トンネルの中で停電のため立ち往生。700人の乗客が、2時間半にわたって海底トンネルに取り残されるという、新幹線史上初めての事故が起きた。トンネルの天井部分からコンクリートがはがれ落ちていた。停電の原因は壊れた箇所から、塩分を含んだ水が激しく漏れ出したためだった。トンネル内に漏れ出す水は、一日1 ...

1998年4月14日(火)

変身迫られる農協 ~ビックバンの中での大型合併~

今月1日全国で100を越える農協が合併し新しく生まれ変わった。米余りや輸入自由化の波にさらされてきた農協。今金融機関としてビッグバンという大きな試練に直面している。多額の負債処理を迫られた各地の農協が、合併に活路を見いだそうとしている。日本の農業を支えてきた農協で今何が起きているのかを探る。

1998年4月9日(木)

マンション価格はこうして決まる ~激化する値下げ競争~

首都圏では、広いマンションが依然に比べてさらに安く買える状況になっている。マンション業者はコストをぎりぎりまで切りつめ、価格競争を生き残ろうとしている。建設費をどうけずるか、いかにして安い土地を入手するか。マンション値下げの方法を明らかにする。一方、資産価値の下がりしない中古マンションもある。マンション価格を決定するメカニズムを伝える。

1998年4月6日(月)

不良債権は宝の山 ~外資がねらうビジネスチャンスの舞台裏~

不良債権、総額28兆円。バブルがはじけ7年がたった今でも殆どが処理されず、金融機関の大きな負担となっている。そこに目をつけたのが外資系の会社。欧米でのノウハウを生かし、不良債権を買い取りビジネスに転換しようという動きが激しく繰り広げられている。ここにきて日本に上陸する外資は増えるいっぽう。外資のもくろみは、そして不良債権が利益を生み出すからくりとは。今回は、日本を舞台 ...

1998年4月1日(水)

3社長はなぜ自殺したのか

2月25日、東京・国立のホテルで3人の男性が同時に自殺した。3人ははカー用品を扱う中小企業の社長だった。死を決意させたのは会社の経営不振だったのか、遺書には3人が共に会社を残すことに、強いこだわりを持っていたことが記されている。お互いに支えあってきた3人は、1つの会社の経営危機をきかけに、手形で急場をしのぐ危険な資金調達も行っていた。3人の社長はなぜ自殺したのか、その ...