クローズアップ現代 メニューへ移動 メインコンテンツへ移動
この年の出来事
7月に起きた和歌山毒物カレー事件は保険金詐欺事件へと発展。経済では金融ビッグバンによる業界動向などを伝えました。長野の冬季五輪では、日本ジャンプチームが金メダルを獲得。番組では選手起用の戦略などを紹介しました。

1998年 7月

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1998年7月29日(水)

激減日本うなぎ ~謎の太平洋回遊ルートを追う~

夏のスタミナ食“うなぎ”。日本の伝統の味が今危機にさらされている。うなぎの子ども“シラスウナギ”が、急激に獲れなくなっているからだ。養殖業者の廃業も相次ぎ、その数は20年前の4分の1に減った。シラスウナギの激減の原因、それには太平洋をダイナミックに回遊するうなぎの生態が、深くかかわっていることが分かってきた。日本うなぎは守れるのか、激減の実態と原因に迫る。

1998年7月28日(火)

クラスをなくした小学校 ~創意工夫が教育を変える~

横浜市に、学級も学級担任の先生もいない小学校が初めて生まれた。神奈川県横浜市の本町小学校では、全国で初めて学級をなくした。学級の先生が1つのクラスを受け持つのではなく、複数の先生が一学年を担当するという試みを始めた。1人では抱えきれない子どもたちの問題行動や学力格差に、この学校では先生たちがチームで解決しようとしている。

1998年7月23日(木)

難問家電ゴミのリサイクル

家庭から粗大ごみとして出される家電製品は、これまでほとんどが再利用されることなく捨てられてきた。製品はこなごなに砕かれ、中に含まれている鉛などの有害物質もそのままに処分場に運ばれた。家電ごみを捨てられる処分場が全国的に不足する中、世界に先駆けて家電製品のリサイクルが始まろうとしている。しかしこれまで捨てていた家電製品をどのように解体し、リサイクルするのか課題は山積みで ...

1998年7月22日(水)

最高級霜ふり肉を作り出せ ~密着・クローン牛誕生~

今月5日、石川県の畜産総合センターで生まれたクローン牛の「のと」と「かが」。親牛の1個の細胞から作り出された、親と全く同じ遺伝子を持つ世界初のクローン牛。世界中に衝撃を与えたクローン羊「ドリー」の誕生から2年、日本各地では今、続々とクローン牛の誕生が予定されている。日本のクローン技術の進歩の裏には、どこよりも高級なしもふり肉を産み出そうとする畜産業界のし烈な競争があっ ...